【PX品】60s【U.S.NAVY】サービスシューズ ラバーソール
青山健一です、
本日は、なかなかに珍しいお品をご紹介します。
【U.S.NAVY】サービスシューズの【PX品】で、恐らくは1960年代ぐらいのお品。
アウトソールはこの時代のサービスシューズにはまれな、ラバーとなっています。
アメリカ軍における【PX品】については、過去の記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください。
※おすすめ参考記事
【PX品】1960年代【U.S.NAVY】SERVICE SHOES
そして、アメリカ海軍サービスシューズの特徴についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
一目で1950年代以前を判別する方法!U.S.NAVYサービスシューズ
今回のお品では、めったに見る事の出来ない二本針でのステッチが確認できるのが嬉しいですね。
これは、官給品であれば1950年代以前のサービスシューズに見られるディテールです。
シューホールの下のステッチが二本なのはまだ見かけるのですが、羽根を本体部分へと接続するステッチが二本針なのはめったにお目にかかれません。
【PX品】ならではの、嬉しい仕様ですね。
そして今回のお品は、アウトソールがラバーです。
耐久性にも優れているので、実用的な使用でも、ビンテージという事をあまり気にせず気楽に履くことができそうです。
官給品と使い分けて利用して頂くと、今お持ちのもう一足のサービスシューズをかなり長持ちさせることができるでしょう。
そして、先ほどご紹介した【PX品】の参考ブログでは【vulcan】製でしたが、こちらの靴のトップリフトも釘穴の開いたタイプ。
古い時代の特徴となるビンテージ感たっぷりの【B.F.Goodrich】社製です。
これらのディテールから総合的に判断すると、今回のお品はおそらく1960年代のお品、遅くても70年代ぐらいのものと推測されます。
そうすると、すでに半世紀以上昔のビンテージとなるわけでし、て今後はなかなか入手が困難になる類の品なのは間違いありません。
サイズの会う方は、今のうちに是非試着だけでもしてみてくださいね。
それではまた!
【PX品】60s【U.S.NAVY】サービスシューズ ラバーソール
サイズ 8 ウィズD (目安 25.5cm ~ 26.5cm 位)
¥17000-(+tax ¥1700-)
※おススメ参考記事
●
雑誌『Begin』の【10minutes VINTAGE】サービスシューズ編を監修しました。
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WWⅡ【第二次世界大戦モデル】40年代アメリカ海軍サービスシューズ HOWARD & FOSTER. INC
●
1951年マンソンラストU.S.ARMY BROWN SERVICE SHOES
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やたらと革質の良い大当たりのサービスシューズ 1969年製【U.S.NAVY】SERVICE SHOES
●
デッドストック!!1992年5月製【U.S.NAVY SERVICE SHOES】
【 ※ サービスシューズのお手入れ方法 】
青山が普段サービスシューズのお手入れに使用するクリームは
【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター
(ブラック)
です。
こちらは本来コードバン革靴用のクリームなのですが、ガラスレザーの補色クリームとしても使用できる優れものです。
1980年代以降、ラバーソールのサービスシューズはアッパーにガラスレザーを使用しています。
ガラスレザーの場合、通常の乳化性クリームでは革に成分が浸透していきませんし、色を着色する事が出来ません。
ですので、
黒い色を引き立てたい場合はコードバンクリームレノベーターの少量を
という磨き専用の布に取り、うすく革靴の全体に塗り広げていきます。
その後、
毛先が細く、コシの柔らかい馬の毛を使用した
で円を描くようにブラッシングして馴染ませてから、更に乾拭きをすると美しいツヤが出てきます。
今回は状態の良いきれいな個体でしたので本来、補色は必要なかったのですが、黒く光る印象を強く出して仕上げたかったのであえて色を付けてみました。
色の補色が必要のない場合、普段使いのクリームとしては
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル
(無色)
を使用して頂くと美しく綺麗なツヤが出せます。
使い方、磨き方は先にご紹介したコードバンクリームレノベーターと全く一緒です。
参考にしてみて下さい。
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