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80~90s MADE IN USA  LONGWING TIP

 

店長青山です、

ご自身の足のサイズが小さめだと感じている人は今からお伝えする事を一度試して、確認してみて下さい。

 

グーグルで「Johnston Murphy USA」もしくは「Florsheim USA」と検索してみるのです。

 

そうすると【Johnston & Murphy】や【FLORSHEIM】のアメリカのサイトが出てきます。

 

ここで何ができるのかと言うと、これらのブランドが『現行品』として今現在、製造している靴を確認する事ができます。

 

 

そもそもアメリカブランドは小さい革靴を製造しているのか?

 

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訪れたサイトで  MEN ⇒ Dress(Classics)のカテゴリーを選択したのち、めぼしい革靴を見つけたらクリックしてみると販売ページに移行します。

 

そうしたら販売されているその靴のサイズチャートを確認してもらいたいのです。

 

どうでしょうか?

 

確認できましたか?

 

実際におこなってもらうと解るのですが、これらのアメリカブランドの最小サイズは【6】です。

 

形やモデルによっては 最小サイズが【8】(=約26㎝)である事も少なくありません。

 

つまり、現在 サイズ【6】未満の革靴をこれらのブランドでは製造すらしていない というのが事実なのです。

 

 

アメリカ人の大男が日本の古い浴衣を探したら?

 

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ここでちょっと想像してみて下さい。

 

日本人の男性よりもはるかに身体の大きなアメリカ人の男たち。

 

そのアメリカ人の中でもさらに身体のデカい大男が一人います。身長は198㎝、体重は96kgです。

 

仮に【 ブライアン 】という名前にしましょう。

 

このブライアンがニューヨークで日本の浴衣(ゆかた)を探しています。

 

しかも、今から40~50年ほど昔の昭和の古い浴衣です、

 

でも、当たり前の事なのですが自分に合うサイズがありません。

 

ただでさえ、アメリカ人サイズの浴衣はそうそうないのに、ブライアンはそのアメリカ人の中でも更にデカいのです。

 

基本的に日本人が着ていた浴衣でそんなサイズが存在する訳ありません。

 

しかし、探していたら、たまたまブライアンでも着れる浴衣が一着だけ見つかったのです!

 

着てみると見た目も悪くありません。

 

でも、ブライアンは言いました。

 

「 もっと他に俺に合うサイズの浴衣はないのか? 」

 

 

アメリカ人と日本人は身体の大きさや規格が違う

 

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そんな時、あなただったらブライアンになんて言いますか?

 

「 中古で探すのは諦めてアメリカ人サイズで新品の浴衣を作った方が早いよ? 」

 

って言うと思いますよね。

 

ブライアンサイズの日本人の中古の浴衣が

 

【 存在する事自体がとてもレア 】

 

なのです。

 

それを探すのがいかに困難な事なのか、ブライアンは想像すらできていないのです。

 

【アメリカ人と日本人はそもそも身体の大きさや規格が違う】という事実をです。

 

 

日本でアメリカ革靴の小さめを探すという現実

 

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ここまでのお話は例え話です。実際のお話ではありません。

 

しかし、ここからは

 

「 本当のお話 」

 

です。

 

日本においてこれと同じ事を店長青山はひんぱんに目撃しています。

 

こんな事が日常的にちょくちょく起こっています。

 

日本とアメリカの立場が逆なだけで、まったく同じ現象です。

 

アメリカ人より身体の小さな日本人、その中でも更に小さめサイズの足の方が数十年以上も昔の

 

「アメリカ革靴で小さいサイズのビンテージ」

 

を、あろう事か海を隔てた現代の日本で探しているのです。

 

確かにあります。小さめのサイズのアメリカ革靴は存在します。

 

しかし、それはとてもレアなお品なのです。

 

これが、いかに難しい事なのか想像してみて下さい。簡単に見つかるお品ではないのです。

 

アメリカ人のブライアンがニューヨークで昭和40年代の日本人が着た浴衣の中から、でかいサイズを探しているのと同じ事なのです。

 

ぶっちゃけ「新品で購入した方が圧倒的に早い」というお話です。

 

 

80~90s MADE IN USA  LONGWING TIP

 

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とはいえ、

 

「できる事ならアメリカの中古革靴を履いてみたい!」

 

というお客様がいらっしゃれば、店舗としてはそのご希望にお答えするべく、できる限り小さいサイズを入荷する努力を続けなければなりません。

 

それが、わざわざお店まで足を運んで来て下さるお客様への礼儀です。

 

その結果、今回入荷できたのがサイズ『5 1/2』という貴重なアメリカ革靴です。

 

ブランドネームが消えてしまって読み込めないのですがMADE IN USAの文字はきちんと残っています。

 

LONG WINGTIPのしっかりした造りからしても恐らく1980年代位のお品とおもわれます。

 

アメリカの革靴ブランドが国内で革靴を製造していたのは、およそ1990年代位までが多いので、遅くても90年代ぐらいでしょう。

 

ここまでサイズの小さいアメリカ製のLONG WINGTIPが入荷する事は、ほぼないと思われます。

 

写真の様にアウトソールやかかとの減りも少なく、履いた形跡がほとんど見られないほどの美品です。

 

もし、足のサイズの小さめをお探しだった場合はまたとないお品ですので一度試着に来て下さい。

 

それではまた!

 

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80~90s MADE IN USA  LONGWING TIP
サイズ  5 1/2  (目安 23.5cm~24.5cm 位)
¥17900-(+tax ¥1790-)

 

【 ※ 今回の一足のお手入れ 】

店長青山が今回のLONG WINGTIPに使用したクリームは

 

サフィールノワール クレム1925
【サフィールノワール】
クレム1925
【ブラック】です。

 

古いビンテージに限らず中古の革靴を履く時は『たっぷりと保湿を行う』事が重要です。

 

中古革靴で最も気を使わなくてはいけないのは『 乾燥から革を守る 』事になります。

 

なので、靴クリームを使用する前に保湿のためのクリームを使って革に潤いを浸透させていきます。その際に使用するのは

 

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【M.モゥブレィ】
デリケートクリーム
(ブラック)

です。

 

デリケートクリームは革のコンディションを整える際にまず使用したいクリームです。主に保湿を目的としたクリームとなります。

 

油分やロウ分などを『革に入れる前』に使用します。

 

今回は黒い革靴でしたのでデリケートクリームもブラックを使用しましたが、もちろんニュートラルでも全く問題ありません。

 

ブラックは本当に若干ですが、無色の物よりもほんのりと色が革に入りますので黒い革靴に使う時にはお勧めです。

 

そしてその後、サフィールのクレム1925を使用しました。

 

中古の革靴から強い黒光りの輝きが欲しい時にはサフィールのクレム1925が活躍します。

 

最高品質のビーズワックス、シアバター、カルナバワックスなどの天然原料を厳選して使用し配合されているクリームです。

 

成分のシアバターが高い浸透性で革に潤いを与え、ビーズワックスがヴィンテージの革靴にも上品な光沢感を出してくれます。

 

乳化性クリームなのですが仕上げに、固形ワックスが必要ないほど良く光ります。

 

まだ試したことのない場合は是非一度、ご利用になる事をお勧めいたします。

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