1983年3月製【FLORSHEIM】LONGWINGTIP
『KENMOOR』
青山健一です、
今回は、久しぶりに良質なビンテージを入手しましたのでご紹介します。
1984年製のロングウイングチップ、【FLORSHEIM】のケンムールです。
【FLORSHEIM】の年代判別方法についてはこちらの記事を参考にしてください。
※おススメ参考記事
各部位の詳細から年代を判別する方法に関しては、過去の記事を参考に頂くとして、簡単な所だけをおさらいしておきましょう。
内側の印字にある二桁のアルファベットを確認してみます。
こちらにある 右下の文字 【 CD 】 がそれにあたります。
このアルファベットは製造年月を表しています。
左から右に
【 月 / 年 】
で表記されており、
左側は ABCDE・・・ となるごとに
1月 2月 3月・・
右側は ABCDE・・・ となるごとに
0年 1年 2年 ・・
となっています。
この判別法で行くと今回は
C / D ですので
= 3月 / 19●3年
となるわけです。
これで製造の末尾の年と月が確定しました。
ここまでで大体の年代は判別できました。
1983年3月製造品ですね。
詳しい内容は過去記事を参考にしてみて下ださい。
最近では、かかとのトップリフトに化粧釘が残っているビンテージも激減しています。
大量生産、大量消費が当たり前となった現在では、このような非経済的なディテールも無くなっていくのが当たり前の時代なのでしょう。
ただ、
我々はそのような時代にあえて、アメリカの古き面影を追い求め、革靴を探しているような輩です。
多少、非効率でもいいじゃないですか。
実用性だけを求めるのならば、コンフォートシューズタイプのスニーカーでも履いていればいいのです。
その在り方を、否定するつもりなんてさらさらありません。
それでもなお。
なんだか、履いているだけでテンションが上がるような靴をまとって出勤したり、お出かけしたりする。
そんな、ふとした時間の豊かさを感じながら、私たちはビンテージ革靴を探し求めていくのです。
あ、、、
この話、奥さんに理解してもらおうとしても絶対にダメですからね?(笑)
女性は生活に対して現実的です。
例え、奥様が似たような形のバッグを幾つも持っていたり、やたらと高い化粧品を使っていたりしても!
奥様が使用するそれらと、あなたの革靴は違うのです!!(笑)
「足は二本しかないのに、そんなに革靴ばっかり集めてどうするの?」
という、批判は甘んじて受けましょう。
間違っても、
「少しも見た目が変わらない高級化粧品を使ってるお前が言うな!」
と、口にしてはいけません。
すべての責任は、その女性に対して熱烈にアプローチしたかつてのあなたにあるのですから、、、
それではまた!
1983年3月製【FLORSHEIM】LONGWINGTIP
『KENMOOR』
サイズ 10 1/2 ウィズC
(目安 27.5cm ~ 28.5cm 位)
¥25000-(+tax ¥2500 -)
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