あれは確か27年前の
広告だったと記憶している

詳しい内容は覚えていない

 

ただ

あの一文だけは忘れない

 

若き日の心に強烈に刻み込まれた

 

かつて

高校時代にはラグビー部に
所属していた

 

中学時代はテニス部だった自分は
身体の線が細く

コンタクトプレーで
ぶつかり合っては、いとも簡単に
たわいもなく負傷した

 

足も速くなく、技術もなく
運動のセンスもなかったので

ラグビー部の練習に
ついていくだけでも
毎日とても苦しかった

 

しかし

仲間との部活は楽しく
必死になってラグビーの練習に
打ち込んだ

 

真面目に部活に出て
とにかくたくさん食べ
毎日1リットルの牛乳を飲み

部の練習後や学校の昼休みには
ウエイトトレーニングをして
身体を鍛えていた

 

40代になり、今でもそれなりに
身体が健康でいられるのは
ラグビー部時代の練習の
貯金だと思っている

 

その頃

毎月のお小遣いで楽しみに
購入していた本に
ラグビーマガジンという
雑誌があった

 

それはもう、夢中になって
飽きもせず何度も何度も
読みふけったものだったが

ある時、1ページを丸ごと使った
一つの広告に心を奪われた

 

正確に言うと
そこに書かかれていた
ある一文から目が離せなくなった

 

その広告にはこう記してあった

 

「 少年よ 姑息を憎め

百聞は一見に如かず 」

 

どういった意味合いで
このキャッチコピーが
ラグビーの広告に使われていたのか
全くわからない

 

しかし

この一文は僕の心になぜか
強烈なインパクトを与えた

 

「  姑息を憎め  」

 

初めて見た時は姑息という
単語の意味すらわからなかったが

 

その言葉の響きになぜか
心を奪われたのだった

 

辞書で調べてみると姑息とは

「 一時しのぎ 」

という意味だと知った

 

ラグビーを辞めて
高校を卒業した後

あれほど必死になって読みふけり
大事に大切に保存していた
ラグビーマガジンも、いつしか
まとめて処分したのだったが

 

この広告が載っていた号だけは
大人になってもかなりの間
残して取っておいた記憶がある

 

なぜだかわからないが
この言葉は僕の心に引っかかり
辛い事があると

 

「 姑息を憎め 」

 

というフレーズを何回も何回も
眺めては、心に刻み続けたのだった

 

 

あれから27年の時がたち
今、感じる事がある

 

 

人生に

一時しのぎは通用しない

 

何もかも
簡単に、すぐに、短期的に
うまく行くことなんて存在しない

 

生きていく事において

姑息は通用しないのである

 

 

言葉として正確ではないかもしれないが

 

「 一時しのぎ 」の反対は

「 続ける事 」 だと思っている

 

 

正論だとか
つまらないとか
変化がないとか
型にはまっているとか
毎日同じだとか
面白みがないとか

 

思われるかもしれないが

毎日毎日続けている事だけしか
結果にはつながらない

 

なので

つまらなくても、面白くなくても
杓子定規だと指をさされても

 

結果を得るためには
正しいと思われる事を
コツコツ、こつこつ
続けていくしかない

 

 

今でもそう考えている

 

 

もはや

少年と呼ばれる年代から
何十年という時がたって
しまったが

 

姑息が通用しないのは

 

青年ににっても
壮年になっても
中年になっても
老年になっても

 

いつの時代も変わらない

 

ので

 

あなたがもし
なにかで結果を出したいと
そう望むのであれば

 

死ぬまでコツコツ、こつこつと

姑息を憎み続ける

しかないのである

 

 

 

 

 

 

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