超絶美品!
1988年8月1日製【CLARKSVILLE FTWR.】
U.S.NAVY Service Shoes
今回 お届けする内容
古着屋が教える!目当てのユーズド商品を入手する時のコツ
青山健一です、
超絶美品のアメリカ海軍サービスシューズを入荷しました。
デッドストックのサービスシューズがおいそれと入手できなくなった昨今においては、ここまできれいな品を手に入れる事も困難です。
当店にはサービスシューズをお探しに来られるお客さまも多いので「どうしてもデッドのサービスシューズを手に入れたい」という方からもお話を聞いたりします。
ですが、そもそもデッドストック自体、球数が極端に少ない上に自分に合うサイズは見つからないそうです。
その上デッドストックとなるとお値段がだいたい中古の2倍~3倍ぐらいの価格にはなる。
プライベートとかビジネスで気軽に履ける一足をお探しで、そのような品を見つけたいと思うとなかなか難しいですよね。。
なので、
今回は革靴に限らず、お目当ての古着やユーズド商品を手に入れる時のコツ、考え方をお伝えしてみたいと思います。
得られる情報には必ずタイムラグがある
欲しい品がなかなか見つからない、というお客様がいらっしゃった時に僕がお話ししている事があります。
革靴を例に出しますが、デッドストックに限らず中古のお品を探すときの考え方です。
ちょっと想像してみて欲しいのですが。
今このお話を読まれているあなたも現在インターネットに接続して情報を得ていますよね?
で、インターネットで検索すると自分が欲しい商品や、思い描いているのに近いイメージのアイテムが割とすぐに見つかったりします。
この時、欲しいと思った品がどこかのブランドの新商品だったり、今現在も生産している物であればいいんです。
ネットで注文するなり、販売しているお店さんに出向いて実物を確かめてみればいいんですよね。
ですが、中古のお品となると話が違ってくる。
そもそも過去に作られて、今ではすでに生産が終了している物がほとんどです。
現存している時点で全てコンディションの異なる一点物、というのがだいたいの中古品です。
さらに、
そのアイテムの情報すらもインターネットに掲載された時点から、すぐに過去のものとして情報の鮮度が落ちていきます。
インターネットは新聞や雑誌と違って発信から情報を受け取るまでのタイムラグがほとんどありませんが、それでも公開された時点ですでに過去の情報なんです。
なので、見つけた情報がビンテージや中古の品の物であったら、その品をあなたが入手できるかどうか実際の所はわかりません。
本当に手に入れる事ができるのか、現実的に購入できる品なのか、一度確かめてみた方がいいのです。
中古の品は全て一点もの「一期一会」
当店のお客さまや以前から僕のブログを読んでくださっている方は、そのあたり、中古品に対するリテラシーがとても高いです。
ユーズド品というのは基本一点もので、チャンスを一度逃したら次は無い、という認識ですね。
「一期一会」
という感覚が、ビンテージや古着、中古の品に対して備わっている。
たぶんご自身では理解されていないかと思うのですが、このブログを読まれているあなたのヴィンテージやユーズドに対する感覚って一般の方に比べてはるかに優れているんですね。
普通の人や、特にかつての古着ブームを経験されたことがない若い方たちにとっては、それは当たり前の事じゃない、普通の感覚ではないんです。
なので、何年も前のブログに掲載された品を見られた方から、
「○○の商品、送ってもらいたんですけど、どうやって買えばいいですか?」
という問い合わせがいきなり来たりします。(そもそも通信販売自体行っていないのに。。)
一般の方からすると、ネットで見つけた商品は全てアマゾンさんか、楽天さんみたいな感覚でとらえているのかもしれません。
買いたいものはいつでも買える、みたいな。
ただ、中古のお品だとそのように事は運ばないんですね。
「お金を払うからといって、買いたいと思った時に買えるとは限らない」
皆さん、このあたりは踏まえておいた方がいいのかなぁ、という気がします。
欲しい古着やユーズド品が手に入らない時の2つのコツ
なので、デッドストックとか、どうしても欲しい目当ての品を探しているお客様には中古のお品を購入する時のコツとして2点の事をお伝えしています。
1、
引き続きデッドストックや目当ての品は探していくのだけれども、あせらず気長に時間をかけて探す。
場合によっては何年も何十年もかかるかもしれないが、それでもなお、見つけた時に欲しいと思える品であればその時は一切ためらわずに即決する。
値段は気にしない。
お金のことは後で考える。
2、
デッドストックや目当ての品が見つかるまでは、それに近い状態、もしくはイメージの近い品を探して購入する。
その品を使用していくうちに、そちらの物で満足できてしまえばそれでよし。
もし、本当に目当ての品が見つかった時はそちらを新たに購入して、現在の品は売ってしまうなり、人にあげるなり、手放してしまえばよい。
または一軍の品のバックアップ要員としてとっておくのもありだし、普段から気軽に使える品として、ユーティリティ活用するのもとても良い。
時間をかけてわらしべ長者的にグレードアップさせていく
この考え方の良い点は、わらしべ長者的にアイテムのレベルがグレードアップしていく所です。
現在の品より良いものが手に入るようであれば乗り換える、という方法ですね。
この方法だと、いつ手に入るともわからないアイテムを我慢しながらずっと探さなくてもいいので、現状ある程度の満足感を得ることができます。
中古の品は本当にいつ入手できるか分かりません。
僕は自分が気に入った、本当にいいな、と思えるシングルライダースを入手するまで20年かかりましたよ。
でもそれだと、革ジャンを着るまで20年間我慢しなくてはいけません。
なので、その間は【現時点】で自分のイメージに近い、これだったら着てもいいな、という品を購入していました。
「現時点で選べる最良の物を、【今】入手してしまう」
というのがポイントです。
「期待値」と「満足度」では心理学的に必ず違いが出る
これは心理学的な観点になるのですが、人間というのは
イメージしている時の「期待値」と実際に実物を手にいれた時の「満足度」に必ず温度差が出る
のです。
「本当に欲しいと思っていたものを手に入れてみると、イメージしてた時の感情とは違ったものになる」
という事ですね。
思ったよりも数段素晴らしい感情を得られるかもしれないし、実は想像していたよりもワクワクしないかもしれない。
想い続けて、何度も告白して、やっとの事でお付き合いする事が出来た恋人が、実際に一緒に過ごしてみるとなんか思ってたのと違った、というのと同じかもしれません。
実際付き合ってみると、いい所もあれば、悪い所もあるかもしれない。
だからいきなり「結婚」するんじゃなくて、まずは一度「同棲」してみましょう的な感じで、お試し期間を選択肢に入れてみると失敗する可能性を極端に減らせます。
なので、中古の品もいきなり高額なデッドストックじゃなくて、まずはきれいなユーズドから入ってみるのはとても良い選択肢です。
ファッションとは人生における幸せの感情
中古の品を着用してみて、
「それでもやっぱりデッドストックが欲しい!
ますますいい物が欲しくなった!」
と感じたならばそれは大変素晴らしい事です。
それを手に入れれば、
「今よりも更によい感情を得られることが決定している」
わけですから。
要するに、
「人生における幸せをお金で購入できることが保証された案件」
なのです。
だからそこは金額に関わらず、買えるチャンスがあるなら、ためらわずに手に入れる事をお勧めします。
豊かな時間をお金で買えるのであれば、幸せの感情を物を通じて手に入れられるのであれば、こんなにいい事はありません。
それはこの世に生み出された商品にとっても、この上ない存在価値なのではないでしょうか。
革靴好きな男性の悩み、でもいいんだ、気にせず買っとけ!
ちなみに革靴が大好きな男性に多い、悩みのトップに上がるものがあります。
それは、奥さんや家族に
「そんなにたくさん革靴を買ったって足は二本しかないでしょ!?
一回に一足しか履けないのに、こんなにいっぱいどこに置いておくの!!」
と、火の玉剛速球のドストレートで正論を言われてしまう事なのです。
・・・返す言葉もございません。
が、しかし!
だが、しかし!!
ちょっとまってくれ、奥さん、あなたは間違っている!!
あんたの旦那は靴としての機能を買ってきているわけじゃないんだ。
履物の機能としての靴なら〇トーヨーカ〇ウで売ってる「蒸れにくい紳士靴」でいいんだ。
そうじゃない!
あんたの旦那は、
その革靴を手に入れた優越感とか、
趣味で靴を磨いている時の満ちたりたゆっくりとした時間とか、
世知辛い世の中へ仕事で出勤していく時のモチベーションとか、
大切な商談の際、気後れしないように身だしなみで心を整えるとか。
そういう事なんだ。
革靴を買ってきているんじゃないんだ。
人生を過ごす上での心の在り方を買ってきているんだ!!
だから許して欲しい。
旦那が幸せに、心豊かに、健康に過ごすための必要経費だ。
飲む、打つ、買うで、酒飲んで身体壊して、博打で有り金 全部スって、風俗に入り浸って老後の貯蓄まで使い込むより全然ましだろう?
大の男がてめえの小遣いの範囲内で、コツコツ、こつこつ、お古の革靴集めてるなんてカワイイもんさ。
それぐらいは、家内として、一家を支える奥方として、どーんと構えて見逃してやらなきゃいけないってもんだよ。
それがいい女の器量ってやつじゃないのかい?
だから、お願い!!
旦那がガレージセールで革靴買ってきても、大目に見て許してください!!
お願いします!!
結論。欲しい中古はできる範囲で今すぐ買いましょう。
で、なんでしたっけ?
あ、そうそう。
中古のアイテムを購入する時のコツですね。
結論です。
欲しい中古のアイテムは今すぐ買いましょう。
今が幸せの感情を手に入れられる最後のチャンスです。
なぜならば中古のお品は一点ものなので、常に機会損失し続ける運命にあるからです。
ただし、購入する時は「無理のない範囲」でね。
それではまた!
PS、「先に」ちょっとだけ無理をして購入して「後から」そのために頑張る!というのも、停滞しがちな自分を前進させるためにすごくいい方法なのでおススメです。
成功した人、自分を高めてたりレベルアップが得意な人は、なんに限らず必ずこの「先払いシステム」の方法を自分に対して使ってますよね。
1988年8月1日製【CLARKSVILLE FTWR.】
U.S.NAVY Service Shoes
サイズ 9 1/2 ウィズR (目安 27cm ~ 28cm 位)
¥19000-(+tax ¥1900-)
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