店長青山です、
今回は【BonVoyage】の
アンケートにご協力下さって
本当にありがとうございました。
大変貴重な意見を頂きまして
とても感謝しています。
本当の所をいうと
アンケートをするのは止めようかとも
考えていたのですが実際にご意見、
ご感想などを拝見させて頂いて
「やっぱり聞いておいて良かった」
と、考えている次第です。
自分にとってはそれなりに思い入れが
あったんだな、と改めて感じています。
店長青山が2代目オーナーとなってからの
古着屋ガレージセールはこの
【BonVoyage】の第1回目から
全てが始まりました。
今回は【BonVoyage】の裏話という事で
幾つかの非公開内容をお伝えして行きます。
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『目次』
~ 文章の秘密 ~
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今回 お届けする内容
【BonVoyage】へメッセージ
100回続いたこの物語と店長青山に
メッセージを頂きました。
その一部だけとはなりますが
ご許可を得て紹介させて頂きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんでこんなに長く、こんな内容のものを
続けられるんだろう、と不思議です。
与えられたものを読むことは簡単だけど、
書くことは簡単にできることではないと
思うので。
これは、奥様や娘さんも
読んでいるのでしょうか?
読んでいるとしたら、自分の旦那さん、
自分のお父さんを誇らしく思うだろうし、
どれだけ家族円満で幸せな家庭なんだろうと
羨ましくなります。
毎月楽しみにしておりました。
また、ブログを執筆して
いただけたら嬉しいです。
思慮深い内容のもの多く、
改めて気付くことや、
まったくその通りだなと思うことや、
自分とはすこし違う考えなどを
気持ちよく感じることができた。
これからも頑張ってください!
人生観に感銘する。
物の見方や視点や感受性に共鳴する。
お疲れ様でした。
でも、また再開して欲しい
もしくは違う形でなにかを。
8年3ヶ月、お疲れ様でした。
ただ続けるだけでなく、何かを得たり
共有したり、与えて下さったりと
青山さんならではの力量も感じます。
羨ましいと思いつつ、見習わないと
いけないと感じる今日この頃です。
続編でもなんでも、期待しています!!
毎月ありがとうございました!
続編期待しております!
なかなか人生うまくいかない事が多くて、
悩んだり、落ち込んだりする事もあるが、
そんな時にBonVoyageを読むと
何だか背中を押されるように感じて、
立ち止まっていても仕方ない、
前に進むしかなんだなと思わせてくれる、
自分にとってはそんな文書であった。
続けてくださーい
毎月の構成お疲れ様でございます。
続けることの大切さを感じます。
正に継続は力なりを体現です。
毎月楽しみにしていました。
100回という回数を続けることは
大変だったかと思います。お疲れ様でした。
深く考えさせられる話あり、
ちょっと笑える話もあり、
言葉に励まされることもありました。
青山さんは普段から色々なことを
考えられているんですね。
これまでのものを気軽に読めるよう、
本なんかにまとめられたらいいな〜
とも思います。
普段 エッセイさえも読まないんですが
ついつい読んでしまいました。
ガレージファイトクラブに参加し、
身体を変えることよりもまず思考を
切り替えねばならぬこと、そしてそれが
人生すべてに応用できることが印象的です。
BonVoyageにも人生の指針になるための
ヒントがたくさんあり、読んでいて
参考になるものが多かったです。
一冊の伝記を読んでいるようでした。
毎月楽しみにしてました。
ご負担にならない範囲でまた
復活してくれたらなぁ〜と思う
毎月、いい話をありがとうございました。
お笑い的な意味で面白さが第一という
風潮の中、知っている人が真面目になって
何を考えて考えているのかというのは
意外と知りにくいので、
とても参考になりました。
負担も大きそうなので、毎月は厳しくても、
気が向いたときにでも、また
書いてほしいです。
【BonVoyage】
人気記事ランキング
今回、人気アンケートの結果
多くの方から様々な回の内容を
選んで頂きました。
その好きな回を選んでくれた理由などを
幾つかご紹介していきたいと思います。
第1回 6月 1日
【 MICKEY 】
全ての物語の原点であり
青臭い想いが感じられるから
●第30回 11月 1日
【 人生を楽しんで 】
一番自分にとって考えさせられる
内容だったし 自分も死を意識するように
なったから
●第31回 12月 1日
【 カッコいいとはそういうこと 】
ほんとにかっこいいと思いました
●第34回 3月 1日
【 抱っこ 】
大宅壮一氏の亡くなる直前に夫人に
「だっこしてくれ」と言い夫人の
抱っこで息をひきとれた。
大人でも抱っこの温かさと安心感は
心に薬よりも言葉よりも浸透性がある。
自分も大切な人を「だっこ」し続けたい、
大切なひとに「だっこ」され
続けたいと思いました。
●第55回 12月 1日
【 人生で一番若い日 】
今から始めてどんな結果になっても
明日から始めるよりかは
ずっと良いんだなと思い、
始めることについての考え方が変わるような
話だったのでこの話を選びました。
この話が1日1日を大切にしていこうという
基盤の1つになっています。
●第78回 11月 1日
【 人は絶対に変われない 】
人は絶対に変われない。
これは永遠のテーマであり
課せられた宿命でもあるので。
●第83回 4月 1日
【 赤ちゃん 】
子供が誕生したことについて
書いてくれてあるし、内容も自分の事より
子供を連想しながら読めるものなので。
●第99回 8月 1日
【 漁師 】
「幸せ」の定義と、時間=命を削ることに
ハッとさせられました。
今仕事のことで悩むことがあり、
特に響くものがありました。
【BonVoyage】人気記事ランキング
ではお待たせいたしました。
今回頂きました
アンケート結果に基づく
人気記事のランキングを発表します!
【 第1位 】
第30回 11月 1日
【 人生を楽しんで 】
【 第2位 】
第69回 2月 1日
【 太っている人とデブ 】
【 第2位 】
第83回 4月 1日
【 赤ちゃん 】
【 第2位 】
第99回 8月 1日
【 漁師 】
【 第5位 】
第97回 6月 1日
【 しぇいくはんず プリーズ 】
今回はかなり幅広い記事への
投票を頂きまして本当に
票が割れました。
2位の記事が3つあるのも
その結果です。
しかし【1位】の記事
「人生を楽しんで」だけは
2位以下を大きく引き離して
ダントツのトップとなっています。
人それぞれ、心に響く内容も
違うでしょうし、それを読んだ
時期やタイミングによっても
印象は違うと思います。
是非、あなたももう一度
【BonVoyage】を読み返して
みて下さい。
以前とは違った感覚で
その内容が、すっと自分の中に
入ってくるかもしれません。
【BonVoyage】裏話
ではここから100回に渡る
【BonVoyage】を綴ってきた
店長青山が自らの視点で
この物語についてお話したいと思います。
●~文章の秘密~
あなたは気付いて
下さっていたかもしれませんが
この【BonVoyage】、文章の末尾には
句読点「。」「、」
疑問符「?」
感嘆符「!」
が付きません。
中にはブログの癖で文末に
句読点をつけたまま公開してしまい、
でも、なんとなくそのまま
直していない箇所もあります。
一度公開した回のものは
意図せずにそのまま出してしまった
その時の感覚を残しておこう、
という意味で残してあります。
ですが、本来は文末に句読点を
付けないようにしていました。
これには割と深い意味が
あります。
実際に【BonVoyage】を
書いていると、文末に句読点を
付けるのがどうにもしっくり
こなかったのです。
「。」や「、」を最後につけると
感覚的に気持ちが悪い、
というのがありました。
これはどうしてなのだろう、と
自分でも考えていました。
恐らく、
この【BonVoyage】という
物語は自分にとっては文章ではなく
心の中にある
「思考」
だったのだと今、現時点では
考えています。
自分の頭の中で繰り返される
『セルフトーク』
を人に伝える目的で取り出したもの
がこの文章なのだと思います。
心の中の声を物理的に他の人からも
見えるようにしたものが
【BonVoyage】なのです。
自身の内なる声なので
それに文章としての作法である
句読点をつけて表現するのは合わない、
と感じています。
そして
その思考を可能な限り
近い感覚でお伝えするために
あえて文末に句読点を付けないで
文字として表現しています。
インターネットサイトを表示する
端末にこれらの文字が映し出され、
あなたがそれを再現する時に
0.1ミリでも近い状態で復元できる
ように、そうしてきたのです。
【BonVoyage】に関しては
これまでにたくさんのご感想を
直接お伺いもしましたし、
WEB上でメッセージも頂きました。
100回の物語を続ける上で
少なくとも延べ数万人以上の人が
【BonVoyage】に関わって
下さっています。
しかし、
この句読点について
質問やご指摘を頂いた事は
これまでに一度もありません。
気付いて下さっていた方は
いらっしゃったのだと思いますが
その意味について深く考察された方は
いないのかもしれません。
もし、
あなたが今までにこの句読点について
深く意識をされて来られなかったのであれば
次の事を試してみて下さい。
あなたが今回、アンケートで
お答えくださったお気に入りの回の
【BonVoyage】をもう一度
読み直してみて下さい。
その際なのですが
自分の外部に存在する文章を読む、
という感覚から一度離れます。
深呼吸を複数回繰り返して
リラックスして下さい。
そして、
自身の身体や心の内部にある感覚に
アクセスして、この文章を
「自分の内側から湧いてきた意識」
だと、とらえてみて下さい。
外からの情報ではなく
内側から湧いてきたものを
自分の中で確認するように
読み進めて行きます。
恐らく、
今までとはまた違った感覚で
その回の内容を受け取る事が
できるでしょう。
店長青山が
【BonVoyage】に句読点を
つけてこなかった意味が
理解できるかと思います。
● 1/100回のミス
この【BonVoyage】は毎月1日に
更新され続けてきましたが実は
たった一度だけ
「1日に出されなかった回」
があります。
この回の内容を読むと
「あえて1日ではなく、その日を外した」
というような事が書いてありますが
真相を暴露します。
これは嘘です。
ただ10日間、忘れていただけです。
スイマセン。。。
なぜ、この時だけ10日間も
意識に上がらなかったのか
どうしてもわからないのですが
恐らくこの回の内容に答えがあります。
【BonVoyage】という物語が
どうしても伝えたい事があって
わざわざそのように仕向けたのだと
今では考えています。(←言い訳)
ただ、
この次の日に起こった出来事を考えると
どう考えてもこの内容はこの日にしか
出せなかったと今でも思うのです。
本当に不思議です。
しかし、
99回分は毎月1日に必ず出しているのに
一回だけがなぜか10日に更新という
詰めの甘さ。。。
でも、
ここがまた【BonVoyage】の
いい所なのかな、とも思います。
たった1回のミスで
「完璧ではない」
という結果。
この弱さ、それゆえに
強くありたいと願って
【BonVoyage】はここにあると
思うからです。
このミスを犯した回も
きちんと
第★回 ◆月10日
として一覧で公開されています。
良かったら探してみて下さい。
● 書かれたタイミング
この【BonVoyage】ですが
毎月の1日に更新されるという
逃れられない
「締め切り」
が存在していました。
「最初から100回分まで公開する日も
全て決まっているのだから
予めネタを用意して時間がある時に
書き溜めていたのかな?」
とお考えですか?
とんでもない!!
毎回、毎回、1日の当日になってから
慌てて書き始める、という事を
繰り返していました。
確かに予め書いておいて
余裕をもって予約投稿をしておいた事も
何度かはありました。
でも、ほんの数回です。
ほとんどの回で
前日から書き始めるか、
もしくは当日から始めるか、
どちらかでした。
後半になってきてからは
ほぼ100%当日書いています。
しかも、ネタがある程度
決まっている時はまだいいのです。
何を書くのか
全く決まっていない状態で
当日、お店の営業を始めている事も
しばしばでした。
何とか、かんとか
無理やりこじつけて書いている、
という感覚はいつもありました。
ただ、例えそうであったとしても、
自分の感情や気持ちを
単純に吐露するだけではなく、
なるべく多くの人にも共感して
頂けるように、とは考えていました。
その為、なにがしかの
「例え話」や「別の出来事」
も出来るだけ入れるように
心がけて来ました。
自分の思考を表現する為
文章的にリンクさせることができる
適切な例え話。
「その例え話や出来事を
何にするのか?」
という点が【BonVoyage】で
最も苦労した所かもしれません。
しかも
先ほど書きましたが
【BonVoyage】には
句読点や「!」「?」を
文末に記載しないのです。
実をいうとこれは
結構な制限となっていました。
あなたがこれまで書いた
LINEの内容などを確認してみると
このことが理解しやすいかと
思います。
恐らくなのですが
多くの場合、文末に句読点や
「!」「?」、もしくは絵文字や
記号を入れていると思います。
なぜならば
文末に
「これで終わりです」
という、何かしらの
区切りを入れないと締まりが
無くなって気持ち悪いからです。
試しに一度、これから書く
LINEやメールの内容などで
文末に何も入れずに
終わらせてみて下さい。
もの凄く違和感があると
思います。
なので
このような制限もあり
正直言って【BonVoyage】は
毎回、毎回、大変でした。
でも、
今となっては全てが
とても良い経験です。
最後の方になってからは
毎月1日の当日、自分が感じている事、
伝えたい事を素直に書こうと
思っていました。
それで、いいんだと
少し力を肩から抜いて
【BonVoyage】に向かい合う事が
最後には出来るように
なったのかもしれません。
【BonVoyage】の向こう側
【BonVoyage】の最終回。
最後に書く100回目の話は
実をいうと第1回目を書く時に
既に決めていたのです。
でも、
2018年9月1日になってみたら
「これは今日、
伝える話じゃないな」
と、思いました。
なので、
この最終回の物語は
未だ語られていません。
いつかまたどこかで
この物語を終わらせるために
【BonVoyage】の続編が語られる日が
来るのかもしれません。
今回、とてもありがたい事に
アンケートを出してくださった
100%、全ての方が続編について
「是非続編を読みたい!」
「出されれば読む」
とお答え下さっています。
【BonVoyage】の続編については
今ここでお約束できませんが
旅路の果てにいつかまた
お会いできる事を楽しみにしております。
【BonVoyage】
2010年6月1日から
2018年9月1日まで
全100回 完結
長い間本当にありがとうございました。
これからも良い旅を。
BonVoyage!!
2018年9月10日
古着屋ガレージセール
青山 健一