1993年製【Allen Edmonds】SEMIBROGUE
【SANFORD】
青山健一です、
今回は非常に程度の良いアレンエドモンズが手に入りましたのでご紹介します。
1993年製造のセミブローグ【SANFORD】です。
では、アレンエドモンズの年代を中に記載の文字から探っていきましょう。
左側の緑の四角で囲った数字「5267」はこのモデルの品番です。
右側にある黄色で囲った4桁の数字。
これらの内、一番右の数字「3」はこの靴が製造された年を表しています。
そして、インソールに刻印されているブランドロゴの文字。
今回のロゴでは1990年代~2000年前半ぐらいだと推測できます。
と、なってくると今回のお品は1993年製、もしくは2003年製造の靴という所まで割り出せました。
では、WEBサイトで閲覧できるアレンエドモンズの過去のカタログ集で確認してみましょう。
1993年秋のカタログを見てみると。。。
ありましたね。
そして、もう一つの候補の年である2003年のカタログをみると、この時、既に【SANFORD】の製造はありません。
と、
いう事で今回のお品は1993年製造のお品で間違いないようです。
Sanford
Five-eyelet blucher cap-toe with
medallion. Full leather linings, single
oak leather sole, and custom heel.
Size Chart #4.
そして品番は 5267 ですのでカタログから確認すると
『 Oak Aniline Calf 』
になります。
実はこのオークアニリンカーフについては、過去にかなり詳しく記載した記事があります。
是非、そちらの記事も参考にしてください。
※おススメ参考記事
アニリンカーフ仕様の【Allen Edmonds】SEMIBROGUE『sanford』
オークアニリンカーフは上品な革ですので、中古のビンテージですと汚れやシミなどが残るものが多いのですが、今回のお品はかなりの美品です。
恐らく以前の所有者が大事にして、あまり履いてこなかったのでしょう。
アッパーのコンディションも良く、おススメのお品です。
サイズの会う方は是非一度、試着してみて下さい。
それではまた!
1993年製【Allen Edmonds】SEMIBROGUE
【SANFORD】
サイズ 10 ウィズD (目安27.5 cm ~ 28.5cm 位)
¥32000-(+tax ¥3200-)
※今回の革靴のお手入れ方法
アニリンカーフと聞くと
「革がデリケート過ぎて自分ではお手入れできないのではないか?」
と感じられるかもしれませんが、実はお手入れはもの凄く簡単です。
アニリンカーフのお手入れにおススメするのは
【M.モゥブレィ】
アニリンカーフクリーム
です。
こちらは文字通り、アニリンカーフに使える皮革クリームでロウ分と若干の油分が含まれています。
このクリームを布で塗り込み1分ほど置いた後、乾拭きするだけでお手入れは終了です。簡単ですね。
浸透性が高く栄養を補給してくれる上に、上品で繊細なアニリンカーフに使用してもシミになりません。
そして、アニリンカーフクリームは弱アルカリ性の性質を持つため、酸性の染料で染めたアニリンカーフに使用すると
【 靴の汚れを落とす効果 】
があるのです。
通常のクリーナーでは洗浄力が強すぎて色落ちが心配なアニリンカーフでも、適度な汚れ落としで革の表面を保護しながらきれいにすることができます。
『 革の保湿』という点だけを考えれば
【M.MOWBRAY】
【M.MOWBRAY】デリケートクリーム
【M.MOWBRAY】のデリケートクリームでも可能です。
デリケートクリームは中性の性質なので色落ちもありませんし、シミになる心配もほとんどありません。
しかし、ロウ分がないので革の表面に膜を作って靴を汚れから守り、ツヤを出す事ができない点に注意してください。
【M.モゥブレィ】
アニリンカーフクリーム
一方、アニリンカーフクリームでは革の表面にロウ分で薄いコーティングを作り、革を汚れから保護する事もできます。
また、無色のクリームなのでどんな色の靴にも使えますし、靴の染料を定着させて色を長持ちさせるような成分も含まれています。
目的に合わせて使い分けてみてください。
今回ご紹介した二点のクリームは、アニリンカーフに限らずとも利用できます。
絶対に失敗したくない革小物のお手入れなどには是非、お勧めです。
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