1986年製 U.S.NAVY【G-1】FLIGHT JACKET
店長青山です、
アメリカ軍の実物本物アイテムは状態の良い物を探すのがとても難しいのですが、今回は当店でも人気の高いアメリカ海軍のビンテージフライトジャケットを入手しました。1986年製のU.S.NAVY【G-1】FLIGHT JACKETです。
アメリカ海軍の【G-1】フライトについては過去の記事で詳しくご紹介していますのでそちらを参考にして下さい。
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極上品1969年ゴートスキンビンテージ【G-1】フライトJK
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1971年黒タグビンテージ【TYPE G-1】FLIGHT JACKET
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【Before】
【After】
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JACKET, FLYING, INTERMEDIATE, TYPE G-I
SIZE 40
黒消部分の推測【MIL-J-7823E(AS)】
ORCHARD M/C DIST INC
8415-00-268-7789
DSA100-86-C-0481
今回のお品はタグの印字がマジックで黒く消されています。これは実物本物のアイテムが市場に放出される時に良く行われる事です。
アメリカ軍の兵士に支給されるものはフライトジャケットと言えども官給品です。その所有権は本来アメリカ合衆国にあり、兵士は退役する時に本来であれば返却しなくてはいけません。ただ、アメリカはその辺りが割とおおらかなので兵士が実際に着用していたアイテムをそのままもらってしまって自分の物にしてたりします。
日本だったらそんな事はありませんね。考えてもみて下さい、日本の古着市場に自衛隊の1980年代フライトジャケットとか、東京消防庁の特別救助隊で実際に使用されたジャケットとか、1970年代の神奈川県警の制服とかが普通に出回ってたとしたら?
実物本物の警察官の制服とかが一般市場に流れたら大変です。犯罪に悪用されてしまいます。日本は組織の規律が厳しいのでしょう。その辺りはきっちりとしています。
アメリカでは実物本物のミリタリーアイテムが放出される時は、写真のようにコントラクトナンバーとかスペックとかをマジックで消してから一般市場に出されたりするのです。「この品は民間に放出されたもので、実際に支給されたアイテムではありませんよ」、という事ですね。逆に言えば黒消のあるアイテムは軍の為に作られた実物本物と判断できます。
今回の品は映画「TOP GUN」が公開された1986年製。これからの本格的な秋冬は是非、実物本物のフライトジャケットを羽織って大人の男の魅力満載で過ごしてみて下さい。
それではまた!
1986年製 U.S.NAVY【G-1】FLIGHT JACKET
サイズ40 ¥29000- (+tax ¥2900-)
おすすめ参考記事
映画トップガンのジャケット【G-1】
※【G-1】フライトジャケットのお手入れ
店長青山が今回の【G-1】フライトジャケットのお手入れに使用したアイテムは
【M.モゥブレィ】
ビーズエイジングオイル
を使用します。
当店では革のお手入れアイテムを扱っている関係もあり革ジャンのお手入れ方法についてもご質問をよく頂きます。たいていのお客様は革のジャケットのお手入れにこれまでミンクオイルを使用してきたようです。しかし店長青山は革ジャンのお手入れにミンクオイルではなくビーズエイジングオイルを使用しています。
なぜかというと、日本の風土でミンクオイルを使用するとカビになりやすいからです。その理由について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
レザージャケットを手入れする際にまず良くホコリを落としてから、水をよく絞った布で丁寧に汚れをふき取ります。
そして、先ほどのビーズエイジングオイルを手ですくいとり、指の先に少しつけてから薄く塗っていきます。革に塗り込んでいくと驚くほど薄く伸びてツヤがでてきます。
指で塗ると良い事は体温でビーズエイジングオイルがいい具合に溶けて伸びやすくなってくれる事です。そして、革に塗った時の感覚を
ダイレクトに指で感じる事ができるます。
ビーズエイジングオイルは塗った後も乾拭きをする事でべたつかずにきれいに仕上がります。天然成分を使用したプレステージラスの
クリームですので、手が荒れる事もなく香りも蜜蝋の甘い匂いがします。
これまでミンクオイルしか使った事が無かったのであれば必ず一度は試してみて下さい。これまで行ってきたレザージャケットのお手入れの概念がガラリと変わる事と思います。
【M.モゥブレィ】
ビーズエイジングオイル
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