新連載『Night Garage』

いらっしゃいませ。
【マスター 青ムシ】

うん、そういうお客様も多かったみたいだね。
店長青山が【BonVoyage】の裏話を隠しページで
話しているみたいだから、ペンちゃん後で読んでみたらいいよ。
続編についても書いてあるみたいだし。
【BonVoyage裏話】

まぁ、いいんじゃない？
店長青山は、ふらっと
どっかへ船出しちゃたし・・
そのうち帰ってくるかも。

とりあえず、
後を引き受けよう。
迷わず行けよ、
行けばわかるさ！

じゃあ今日もこじフォー、こじフィフから
お悩みが届いてるよ。

うん？
なんだろうペンちゃん。

あ、そうか！
そうだね、初めてのお客様じゃわからないか。
ありがとうペンちゃん。

えっとアラフォー、
アラフィフっていう言葉が
あるよね。

アラウンドフォーティ、
アラウンドフィフティ。

40歳、50歳あたりの
年代っていう事だけれども。

そのアラフォー、
アラフィフになっても
異性との付き合い方、
コミュニケーションの方法
距離感がなんだかおかしな
人達の事だね。

異性との関係性を
自分の中でこじらせたまま
人生の折り返し地点に
来てしまった人間を
ナイトガレージでは
こじフォー、こじフィフと呼んでるのです。

裕木奈江さんというとても
可愛らしい女優さんが
いてね、昔
「ポケベルが鳴らなくて」
っていうドラマを
やったんだけれども。

・・・ペンちゃん
幾つだっけ？

そうだよね、
そこからだよね・・・
ポケベル。。。
まぁ、いいや
長くなるから。
後でグーグルさんで
調べてね。

ついでに言っておくと
このナイトガレージで
出てくる話は実在の人物、
本当の出来事、現実に
存在する団体などに
思いっきり関係が
あるのです。

そして

PN、「裕木奈江は
永遠の恋人さん」は
マスターの親友の事だ！

彼は裕木奈江さんが
好きすぎて、彼女が
ヌード写真集を出した時も
オレは絶対に見ない！と
いって裕木奈江さんの
清純なイメージを未だに
守っているのです。

違うの！
ピュアなの！！
純情なの！！
美しい青春の中にいる
彼女のイメージを
壊したくないの！！

なんか、ペンネーム
変わっちゃってるけどね。

そう、

恐らくこの日本の中で同じような悩みをもって
苦しんでいるこじフォー、こじフィフの人は
数十万人はいる事だろう！

そんなこじらせの為に
アドバイスだ！

今回は女の子の具体的な
ナンパの仕方からこじらせ
女性がお金持ちの男性と
付き合う方法まで非道徳な
方法論をお伝えしよう。

まず、
「出会いが無い！」
と言っている人たちの問題
だけど実は一つの事象では
ないんだよ。

細かく見るとそこには
現実的な2つの問題がある。

それを一緒くたに
考えてしまうから
いつまでたっても
解決できずに同じ所に
戻ってしまうんだ。

実は問題は２つある。

一つは

「物理的なファースト
コンダクトが無い」

もう一つは

「ファーストコンタクトを
次につなげられない」

という事なんだ。

今回はその両方について
具体的な解決策を説明
しながらわかりやすく
詳しくお話していくよ。

この話を聞いて自分と
照らし合わせるだけで
出会いが無いという問題は
いとも簡単に
解決できるんだ。

新しい人との「出会い」を求めるのであれば
まず最初に「直接的」、「間接的」に誰かと
何らかの方法で関わらなくてはいけない。

ところが、
「出会いがない！」
と嘆いている人たちは
まず最初に接触する機会が
「ほとんどない」、
あるいは「全く無い」
という人たちが
すごく多いんだ。

でも、
それってよく考えたら
すごくおかしな事
なんだよね。

ファーストコンタクトに
関して言えば自分の意志で
作ろうと思えば
幾らでも作れるんだ。

逆を言えば
ファーストコンタクトを
つくらない人達は、
自分からは出会いの
チャンスを求めていない、
という事なる。

マグロ漁船に乗っていて
一度海に出たら、1～2年は
帰ってこないとか、
人口より牛の数の方が
多い過疎の地域とかなら
出会いが無い、というのも
まだわかるけどね。

でも多くの場合、
電車に乗って街まで
出かけたりすればそこに
異性の方はいるでしょう？

だったらだよ？
例えば、そこにいる女性に
失礼の無い程度に
声をかけることだって
出来るわけだ。

理由は適当に作ればいい。

「すみません、
申し訳ないのですが
今何時でしょうか？
携帯も時計も忘れて
きてしまって。。。」

って、話しかけられたら
ペンちゃんだったら
どうする？

でしょ？
そこから見える所に
時計があったり、
よっぽど挙動不審でも
なければ普通に
教えてもらえるよね。

そしたら、

「ありがとうございます、
助かりました。」

とお礼を言って
ぺこりとお辞儀をして
その場を去ればいい。

それで終わりだよ。
それだけで終了。

だってファースト
コンタクトだから。

まず、
何らかの形で接触すれば
それだけで第一段階は
クリア。
簡単でしょ？

でも、
それすら行っていない、
というか何も人生に
起こしていない
こじらせがほとんど
なんだよ。

まずは、
新たな人と関わる事。
それに慣れる事が
大事なんだ。

そうだね。たとえば
ペンちゃんだったら
何ができる？

そう、さすがペンちゃん。

実は「お店」っていうのは
ものすごく強力な
キーワードなんだよね。
こじらせには大切な
ポイント。
まぁ、
それはいずれ話すとして。

とにかく自分から
ファーストコンタクトを
取ろうと思ったら
何かしらはできる、
という事なんだよ。

出会いが無い、ない、と
思っていてもね。

と、思うでしょ？

しかし現在は
21世紀なんだ。
直接会わなくても
ネットがあるでしょ、
インターネットが！

最初に
「直接的、間接的に」って
マスターは言ったよ。

でしょ？

じゃあ、こじらせに
夢のある話を
聞かせてあげるよ。

津田沼にほど近いある所に
独り身をこじらせた男性の
アラフォーが住んで
いました。

彼は出会い系のチャットで
九州は福岡県の30代女子と
ファーストコンタクトを
とりました。

そして、
その後やり取りを続けた
彼は千葉から福岡まで
通うようになりました。

そのこじらせは30代女子と
結婚しお子さんにも恵まれ
今ではアラフィフとして
幸せに暮らしているとさ。

本当の話だぞ！！

いいんだ！

彼らはマスターの大切な
友人だが世の中のこじらせ
の幸せの為、礎となって
もらうのだ！！

このナイトガレージの話は
特定の人物や実際の出来事
にめちゃくちゃ関係して
いるといったろう？

クレーム必至の
炎上覚悟！！

こじらせよ、来月もまた
このバーがあるとは
思うな！

マスターは友人達から
恨まれてこのバーは
襲撃を受けることだろう、
恐らく。

だから、今月で最後だと
思って必死に食らいついて
こいやぁーーー！！

じゃあ、ここから
超具体的な話に
なっていくよ。

実をいうと
ファーストコンタクトは
めちゃくちゃハードルが
低い。

これがないこじらせは
やった事が無いだけ
なんだ。

怖い、という心理的な
ブロックで行動が
できなかった。

難しいと思って
いたんだね。

「ただ声をかけるだけでも
いいんだ、それだけで
第一段階は完全にOK！」

という事実を今までは
知らなかったからね。

で、

今回の話を聞いて
ファーストコンタクトが
出来たとしよう。

しかし
出会いが無い、と
嘆いているほとんどの
こじらせは次の段階で
つまづくんだ。

やり方を知らないからね。

そう。

異性とお付き合い
するからには最初の
出会いの後、次に
コンタクトをとれるように
しなくてはいけない。

次の接触を意図的に
起こせるように
しておかなければ
いけないんだ。

ここでのゴールは
こちらから接触できる
ようにしておく事。

ラインでもメールでも
チャットでも電話番号でも
勤め先でも
何でもいいから、
もう一回接触できるように
したいんだ。

つまり連絡先を知りたい。

こじらせは、
ここでいきなり
相手と仲良くなりたいと
考えるんだけど
早いんだよ！

ファーストコンタクトの後
いきなり仲良くなろう
なんて考えなくていい。

気持ちはわかるけど
そんなのできる位なら
そもそもあんた、
こじらせてないから！

まずは連絡先を
教えてもらえる位に
なればそれでいいんだ。

その為に大事な事が
２つある。

いいかこじらせよ！

ここが出会いがあるか
無いか、の最も
大切な所だぞ。

紙に書いてトイレに
貼っておけ！

一つ目は
次に接触できるかどうかは
ファーストコンタクトの
やり方ですでに
「決まっている」
という事。

二つ目に
ファーストコンタクトが
相手にとってメリットに
なっている事。

この二つだ！！

例えば、
ファーストコンタクトで
もっとも簡単なのは
知らない人にいきなり
声をかける事だね。

まぁ、ナンパだよね。

しかしナンパは
声をかけるのは簡単でも
その後に続けるのが
困難すぎる。

あの福山雅治さんが
九州から出てきた若い頃
渋谷でナンパしまくって
いたというのは有名な
話だけど、ほとんど成功
しなかったって
いうからね。

そうだよ。
若くて背が高くて
イケメンの福山さんが
あのセクシーな声でナンパ
しまくってたんだよ。

昔からラジオでよく
その話をしていて
その気さくなお兄ちゃん
具合から男性からも
人気があったんだ
福山さんって。
あの人、面白い！ってね。

でも、ナンパは
ほとんど成功
しなかったんだって。

要はそれだけ
ナンパって難しいんだよ。
あの福山さんですら
そうなんだからね。

ちなみにマスターの
親友がコジフォーの頃に
ナンパに凝ってしまった
事があったんだ。

普通の会社員だったん
だけど土日になると
渋谷に行って一人で
ナンパをするというね。

3年間で300人に声をかけて
3人、お茶を一緒に
してくれたらしい。

アドレスまで聞いたのは
１人？って言ってたかな。

もちろんその後は何も
なかったらしいが。

う・・。

全面的に否定できない
感じがちょっと辛い。。

ちなみにその彼は
ナンパというよりは

「見知らぬ女性に
声を掛ける」

という行動に
フォーカスしていた様子。

己の殻を破る為の一種の
修行のように声掛けを
やっていたね。

なので、

何月何日にどこで何人
声を掛けた、というのを
詳細に記録してた。

声掛けそのものが目的に
なっていたようなね。

だからナンパの確率が
統計としてわかるんだけど
１年間で100人に声を
かけてお茶まで
できるのが一人。

１％だよ。

3年間で300人に声掛けして
アドレスをもらったのが
１人。

0.3％。

本気で次のコンタクトに
繋げたいなら効率が
悪すぎるでしょう？

ナンパの是非は
置いておくとして、もっと
ファーストコンタクトを
考えるべきなんだよ。

どうしてもナンパで
知り合いたいなら
一人じゃなくてグループで
声掛けするとか。

最初の接触で次が
あるか無いかが、
決まるんだから。

これは本当に例えば
なんだけど。

男3人で女性に
声をかけるとしよう。

すごく大きなイベントとか
コンサートがある時に
近くの大きな駅、例えば
東京駅に終電が
終わった頃に行く。

そう。

すると地方から出てきて
終電を逃してしまった
女の子のグループとかが
いるんだよ。

うっかり遊び過ぎて
しまって帰れなく
なっちゃった
みたいなね。

どうする？
ファミレス行く？
漫画喫茶とか
近くにあるかな？

というような3人組の
女の子たちに声をかける。

「自分たちこれから
カラオケ行くんですけど
良かったら一緒に
行きませんか？

うちら終電逃しちゃって
始発まで時間を潰すん
だけど男だけでも
面白くないんで。

カラオケ代は全部
うちらが出しますよー。」

っていうようにね。

ペンちゃんだったら
どうする？

３人組の女の子の
一人だったら？

そう、
純粋にカラオケで
歌うだけ。
始発まで数時間ぐらいね。

うん、
みんなも一緒だよ。
そして彼らも悪い人じゃ
なさそう。

だよね。
みんなが行くなら
「私だけは行かない！」
とは、ならないよね。

だとすると
男のグループとしては
狙いどころは決まるよね。

3人の中で一番影響力を
持ってそうな子にうん、と
言ってもらえればいい。

その子が行くなら
みんな行く、みたいな子。

そして実際に
カラオケに行ったら
みんなで歌って
始発まで楽しく時間を
過ごせばいいんた。

盛り上がって来たら
お酒でも注文すれば
いいし。

いい感じに
盛り上がった所で

また今度一緒に
遊びましょう！
連絡するんで
ライン教えて下さい。

と言えば断られる事も
ないでしょ。

そして始発になったら
また今度！って言って
別れればいいんだ。

そう。

ここでのポイントは
男性側の申し出が
女の子にとってメリットに
なっている事なんだ。

イベントに行って
お土産も買って
お金もない。

終電逃して知らない場所で
居場所が無い。

始発までの時間の潰し方が
思いつかない。

そんな時、カラオケに
誘われたら、問題が
全て解消するよね。

彼らも終電を逃している
という話なので、
「自分たちと同じ境遇」
という心理的なグループ
意識も産まれている。

知らない場所で夜中に
ファミレス探して
ウロウロするよりは、
気の良さそうな
人達とカラオケ行って
時間をつぶした方が
むしろ安心かもしれない。

男からしたら
ナンパなんだけど
女の子達にしてみたら
困っている所を
助けてくれて一緒に
楽しく過ごした人達
という結果になるね。

どうかな？

これがファースト
コンタクトだったら
ラインで繋がるくらいは
別にいいんじゃないかな？

これは
ある人が話していた
実際に高確率で成功する
話らしいので興味がある
こじらせは是非
やってみて下さい。

相手を操るという事
ではないよ。

大事な事はこちらの
申し出が相手の
メリットになっている、
という点なんだ。

相手の事を思って
自分が何をしてあげられる
のかを考える事。

たとえどんなに
小さな事でも
相手の人にメリットを
与えてあげることだよ。

上手くいかない
こじらせは基本的に
マインドセットが

「くれくれちゃん」

なんだ。

相手に与えるという
よりも、自分によこせ！
という人だよ。

あなたの気持ちをよこせ。

私の為に時間を使え。

お前の関心をよこせ。

私の好意を受け取れ。

君の感情をよこせ。

私の考えに同意しろ。

お前が私の人生を
良くしろ！

というようなマインドで
行動しているから
相手にとっては
邪魔になる人間。

基本的にどんな人でも

【自分から
奪おうとする人間】

は、大嫌いなんだよ。

それは
時間でも感情でも
関心でも労力でも
お金でも何でもそう。

嫌われたくないなら
相手から奪っては
いけないんだ。

人間関係は互いに与え
合ってこそ良いものが
築かれるんだよ。

じゃあ、
もう一つ例を出そうか。

今度は女の子の例ね。

いきなりナンパなんて
無理でしょ？

でも、

結婚相談所みたいな所に
行ってもお金と時間が
とてもかかる。

女性のこじらせも
考えることは一緒。

ファーストコンタクトが
相手のメリットに
なるように行動して
いくんだ。

たとえば
何か興味がある小さな
イベントや教室に体験
入学的に行ってみるのも
いいかもしれない。

カルチャースクールの
ようなね。

革靴の磨き方レッスン
なんてどうかな？

今は
【靴磨き女子】
が増えているらしい
からね。

そしたら
そこに学びに来た男性で
好みの人を見つけよう。

いい革靴を丁寧に
履いている男はお金も
持っている事が多いよ。

そして
声をかけるんだ。

「私、シューケアに
関しては初心者で何も
知らないんです。

これから道具を
揃えたいんですけど
何がいいのか全く
わからなくて。

良かったら教えて
頂けませんか？

お時間があったら
喫茶店でお話を
聞かせて貰えると
嬉しいです。

お礼にお茶代は
ごちそうさせて
ください。」

っていう風に
声をかけると理由が
もっともらしいよね。

ちなみにペンちゃん。
この場合の男性側の
メリットってなんだと
思う？

と、
思うでしょ？普通は。

いきなり教えてくれ、
なんて言ったら迷惑かな？

って思うよね。

実は違うんだ。

この場合、
男性のメリットは
自分の知識を誰かに
話して教えてあげられる
という所にあるんだよ！

そう、
実は靴磨きが好きな
男なんて普通、
周りの人には
理解されないんだよ。

それをだよ、
知らない女の人が

「是非、あなたの知識を
教えて下さい。
お礼にお茶も御馳走
させて下さい。」

なんて、丁寧に
頼んで来たら嬉しくて
しょうがない訳。

こういう人は
自分の知識を話したくて
ひけらかしたくて
しょうがないんだから。

嬉々として自分の知識や
うん蓄を語ってくれるよ。

女性のあなたは
メモを取りながら
感心したようにただ
聞いていればいいんだ。

そして、最後に

「今日は本当に
ありがとうございました。

早速教わった通りに
やってみます。

結果をご報告したいので
良かったら連絡先も
教えて下さい。」

って、お願いすれば
携帯のアドレスから
会社の場所までいくらでも
教えてくれるよ。

この女性は男性に
「靴磨きを熱く語る場所」
を提供したんだ。

男の人にメリットを
与えてあげたんだよ。

もちろん、
全ての人に通用するという
訳ではないし、好みの
タイプだってあると思う。

でも、

何もしないで
こじらせているよりかは
100倍もましだよね。

人生は短いんだ。

とにかく本当に最初の
最初の一歩を踏み出さ
なくては何も起きない。

仲良くなるとか考える前に
まずはファースト
コンタクトで人生に
変化を起こして
欲しいんだ。

新しい誰かと接触する事。

リアルでもネットでも
いいから人との新しい
関わり合いを求めて
欲しい。

世界は広いんだよ。

あなたに合う誰かが
ぜったいどこかに
いるはずなんだ。

探しに行こう。
一歩を踏み出そう。

こじフォー、
こじフィフにはぜひ
頑張ってもらいたい！

ナイトガレージは常に
こじらせの味方だ！！

来月もこのバーがあるか
どうかは、わからないが
行動したら是非
結果報告に来てくれ！

じゃあなー！