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TYPE B-15C 【MODIFIED】FLYING JACKET

 

店長青山です、

1989年から1990年頃の品と思われるジャケットを入手しました。

 

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日本で最もよく知られたアメリカ軍のフライトジャケットと言えば【MA-1】だと思います。

 

1950年代終期から1980年代初期まで長い間アメリカ空軍のインターミディエイト用フライトジャケットとして使用されて来た【MA-1】ですが、その原型となったモデルがボア付きの【B-15】シリーズを改修したモディファイドです。

 

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第二次世界大戦後のジェット戦闘機の進化により、パイロットのフライングヘルメットは頭部を包む球型の防護シェルを持った形に変化して行きます。そのため本来の【B-15】の特徴であるエリについたボアは邪魔になってきたのです。

 

それに伴い、【B-15】シリーズのボアをニットに変えたものが『B-15  MOD.』です。このエリの改修は1950年代後期から1960年代の初期にかけてアメリカ国内にあるアメリカ空軍補給軍団の空軍補給センター(ASC)で行われました。

 

このモディファイドへの改修は当時アメリカ空軍が在庫として保持していた全ての【B-15】シリーズに対して行われ、在庫が完全になくなるまで続けられたのです。

 

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このモディファイドの元となっている【B-15C】はアメリカ空軍のシンボルカラー、エアフォースブルーのフライトジャケット。マリリンモンローのジャケットとして有名ですね。

 

1954年に殿堂入りの大リーガー、ジョー・ディマジオとの新婚旅行で日本に滞在中、一人抜け出し朝鮮戦争後の韓国へ駐留していた兵士を慰安訪問した時に着用していました。

 

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このマリリン・モンローが着ている【B-15C】のボアを外してエリをニットに変えたものが【B-15C MOD.】です。

 

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今回の一着は1989年頃に【ALPHA INDUSTRIES , INC.】が手掛けた【B-15C MOD.】の復刻品。MADE IN USAの雰囲気あるお品です。

 

アメリカ空軍実物本物の【B-15C MOD.】などは貴重品すぎてそうそう手に入るものではありません。もし市場に出れば状態にもよりますが15~20万円位からではないでしょうか?数十万円以上の値段が付く事も珍しくありません。

 

今回の品はレプリカとはいえ、今から30年前のアメリカ製ですし実際に街着として気を遣わずに着用するにはもってこいのお品です。リブやジップの状態も良好ですので今期のアウターとして入手してみるのはいかがでしょうか?

 

復刻品ですが、いざ探すとなるとなかなか見つからないですよ。お勧めです。

 

それではまた!

 

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TYPE B-15C 【MODIFIED】FLYING JACKET
1989~1990年頃 サイズ38
¥14700- (+tax ¥1470-)

 

 
●おススメ参考記事

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極上品1969年ゴートスキンビンテージ【G-1】フライトJK

 


【Before】
g-1-wash-before
【After】
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ビンテージ【G-1】を洗濯機で丸洗い!!

 


1986年デッドストック【G-1】ジャケット
 

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