Night Garage

いらっしゃいませ。【マスター 青ムシ】

うん、なんとか、かんとか、やっとできたよ！

やっぱり、ナイトガレージだけだと伝えられる事が限られるからね。

これからこじフォー、こじフィフのみんなの為に少しずつ情報を提供しようと思ってる。

なので、

マスターの友人のこじらせ男、N.T と T.N 君！

「男の見た目は50代まで進化する」

の内容を読んでから

「古着屋が教えるコーディネート本」

の回をしっかり学んで見た目でアウトにならないようにして欲しい。

せめて、

恋愛のバッターボックスに立てるようにならないと、いい球が来ても振る事すらできないよ。

確かにね、あるよね。

全く正反対の事が教えられているって。

うん、ぺんちゃん。

これ、はっきり言うと身もフタもないんだけど。

それはね、

時と場合と
人によるよ！

当たり前だけど。

本や雑誌は読んでる人の悩みや状況が解らない。

あなたがどういう人かも解らないし、その相手が何を考えているのかもわからない。

だから、この【Night Garage】もそうだけど、

「この場合はこうだ！こうするんだ！」

って、言い切るしかないんだよね。

対面で悩みを相談されたら普通こうはならないよ。

そうだね、

じゃあまず最初に

『相談したら絶対にダメな人』

を覚えておこう。

こういう人には相談したらダメだよ？って事だね。

それはね、

『 私だったらこうする！』

って言う人と、

『これこれこうしてみたら？』

って提案する人だね。

うん、ペンちゃん、

こじらせの女子会はダメだっていつもいつも口を酸っぱくして言ってるよね。

特に恋愛についてはダメだ。

なぜならばみんなして寄ってたかって

「私だったらこうする！」

「だったらこうしてみたら？」

って、余計な事を吹き込むからだよ。

（うん、マスターは人ではなくて虫なんだけど。。。）

えっと、、

ペンちゃん？

「コーチング」と

「コンサルティング」

ってわかるかな？

「コーチ」と「コンサル」だよ。

何をする事かわかる？

「コーチング」と「コンサルティング」についてはきちんとした専門の定義があると思う。

でも、ここではマスターがこれらについて個人的に考えている定義の話をしよう。

なので、

ここでの話は正確な言葉の意味ではないから注意してね。

じゃあね、

【COACH】という高級ブランドがあるのは知ってるかな？

その【COACH】のブランドロゴは馬が馬車をひいている所を描いている。

実はコーチというのはこの絵が表している物が語源なんだ。

「乗合馬車』という意味だね。

そこから目的地まで送り届ける、という意味の「コーチ」が生まれたんだよ。

なので

「コ―チ」とは相談者の先に立って、求める結果まで引っ張っていく人の事を指すんだ。

そう、

だからコーチと言うのは相談者が求める結果をすでに経験した人間であるべきなんだ。

もしくは相談者が望む結果に向かって、先頭に立って進んでいる人でなければいけない。

そう、

泳いだ事のない人に水泳は習えないでしょ？

雪を見た事の無い人間にスキーやスノボーは教えられないんだよ。

コーチというのは、相談者が

「私もあなたみたいになりたいです！！」

と望む姿を背中で見せられる人じゃないといけないんだ。

そうだね、

じゃあ次はコンサルだね。

コンサルいう言葉の語源はラテン語の『consultare』（協議する）から来ている

これはどういう語源かと言うと

「 con（共に）＋sedere（座る）」

という意味なんだ。

うん、

これもマスターのイメージなんだけどね。

コンサルタントと言うのは相談者と全く同じ高さに並んで座って

「一緒に悩んであげる人」

だと思うんだ。

コーチが外から引っ張る人だとするとコンサルタントは内側に入る人という感じかな。

そう、

そしてコンサルティングというのは一緒に悩む事で相談者が自分で解決方法を考える事なんだよ。

「これなら自分でもできそう！」

という方法を一緒に考えてあげてそれを見つける手助けをしてあげるのがコンサルティングなんだ。

だから、優れたコンサルタントと言うのはその分野での経験が無くても相手を手助けできる。

なぜならば答えを見つけるのは相談者本人だからなんだ。

そうだね。

あくまでも、マスターの独断と偏見の考え方だけどね。

コーチは外から引っ張って導く人

コンサルタンﾄは内側から見える世界を広げてくれる人

と言う感じかな。

そうだよね。

ペンちゃんに恋愛のアドバイスをしてくる人って

「あなたみたいになりたいです！」

って、憧れるような人かな？

これはね、

恋愛に限らずどんな場面でもそうだと思うんだ。

悩んでいたり、困っている人にアドバイスを与えるというのはね

【 自分自身が正当化されて気持ちがいい 】

んだね、アドバイスしてる方の人間は。

本当に悩んだり、すごく困ってたりする人というのは

「誰でもいいから助けてくれる人はいないか？」

「私を救ってくれる考えはないだろうか？」

と探しているでしょ？

だから

ワラにもすがる思いでどうでもいいような人間の意見までも聞いてしまうんだね。

アドバイスする人間は普段なら聞いてもらえないような自分の主張でも、上から目線で相手に与えてあげる事ができる。

相手に対する優越感や自身の存在意義を感じて尊大な気持ちになる事ができる。

「上から人に何かを言ってやる」

というのはすごく気持ちがいい事なんだよ。

毒親、毒友、毒上司、みんなそう。

自分に対する評価が低い人間ほど他人に対して何かを言いたがる。

他人に意見をする事で自己重要感が上がるように感じるんだね。

まぁ、マスターがここで偉そうに講釈を垂れてるのもそれが根本だと思うんだ。

うん、ぺんちゃん。

良い所に気が付いたね。

じゃあね、

『学習』と『教育』

って、どういう事だか分かるかな？

ウフフ、、

そうだね。

マスターもペンちゃんの定義が正しいと思うよ。

でもそれは

「学校においては」

という条件に限るかな。

これはマスターが信じている考え方なんだけどね。

学習とは

『 行動が変わる事 』

なんだ。

そして教育とは

『 相手の能力を引き出して気付かせてあげる事 』

なんだよ。

そう、

教育（Educate）と言う言葉の語源はラテン語の「Educatus」だとされている。

これは

「 引き出す 」

という意味なんだよ。

教育というのは相手に知識を与える事じゃないんだ。

相手の能力を引き出してそれを本人に気づかせてあげるのが本当の教育なんだよ。

いつも同じような所で振られたり、別れたりしちゃうペンちゃんのお友達は学習してないっていってたね。

それは言い換えるとどういう事になるかな？

そう、

彼女は行動が変わっていないから同じ過ちを繰り返すんだ。

じゃあ彼女が変わるためにペンちゃんがしてあげられる事は何かな？

そう、

そのとおり。

失恋ばかりしてる友達の良い所をペンちゃんが引き出してあげて、彼女自身がそれに気づくようにしてあげるんだ。

知識を与える教育の何がいけないかと言うと

人は自分自身で気が付いた事じゃないと行動できないからなんだよ！

ペンちゃんも

学校の勉強が何の役に立つんだろう？って思ったことは無いかな。

誰でも一度はあると思うんだけど。

何でそう思うかと言うと学校での教育は知識を与えるだけで

「 行動が何も変わらない 」

からなんだね。

学校で「微分・積分」を習って自分の行動が変わった人間はほとんど皆無に等しいと思う。

行動が変わらない知識は人生に何の影響ももたらさない。

行動が変わらない教育は実際の社会に出たら何の役にも立たないんだよ。

知識なんて今どき携帯でググれば２秒で得られるんだ。

せめて知識を与える事によってその人の行動が何か変わるように教えてあげないと意味がないよ。

じゃあ、ここでペンちゃんに考えてもらおう。

今回の質問者ラジヲの時間さんだけれども。

一体どういう人に恋愛相談するのが良いと思う？

じゃあペンちゃんにヒントね。

今話した「コーチ」と「コンサル」を誰かに頼むとしたらどんな人がいいと思う？

うん、ペンちゃん
その通りだね。

じゃあ、コンサルは？

そう、完璧だね
ペンちゃん！！

もはやペンちゃんがラジオの時間さんの相談相手になってあげたらいいよ。

うん、ぺんちゃんならできるね。

じゃあ、最後の質問ね。

コーチでもコンサルでも相手の悩みを解決してあげるために、まず一番最初にしなくてはいけない事がある。

それは何だと思う？

うん、正解！！

ペンちゃん、それで当たってるんだけど相手の悩みを正確に理解してあげる為にしなくてはいけない事って何かな？

そのとおり！

相手の問題を解決してあげる為には一番最初に

「相手の話を徹底的に聞く」

事がなによりも大切なんだ。

悩んでいる人にとって大事なのは問題が解決する事。

それが達成できるならばあなたの存在なんて１ミリも必要じゃないんだ。

わかるかな？

相手の問題を解決する為にはあなた自身の存在は邪魔

なんだ。

相談を受ける人間は自分の意思を殺す必要がある。

たとえ自分の意思とは反する事であっても、一番相手の為になる方法を探してあげるのが大切なんだ。

そうだよ。

１ミリも自分の考えを加える事なく相手の為を思って、まずは全てを聞き入れなくてはいけない。

最初に言ったよね？

相談されて

「私だったらこうする！」

って、言う人間は絶対にダメだって。

これって主語は誰かな？

でしょ？

「あなたならどうしますか？」

って、相談者に聞かれたのだったらこうやって答えるのもいいよ。

でも、そうでないなら何で主役が相談者じゃなくて「私」なんだい？

「あなたの意見なんて聞いていませんが？」

って思われても仕方ないよ。

違うよね、そうじゃないよね？

主役は誰かな？

相談している方、悩んでいる人だよね。

スポットライトは自分に当てちゃいけないんだ。

「こうする方法もあると思うけど、あなたはそれについてどう思いますか？」

って、常に相手を主役にしなくちゃいけない。

じゃあ、女子会で

「これこれこうしてみたら？」

って、提案するする人達はどうかな？

悩んでいる人と共に座って内側から相談者の解決策を気付かせてくれてるかな？

コーチでもない人が外側から知識を与えるとどうなるかな？

と、いう事なんだよ。

女子会で

「私だったこうする！」

「これこれこうしてみたら？」

って、言う友達たちはあなたの為に言ってくれてるつもりかもしれないが、深く意味を考えてみたらその人達の意見表明に過ぎないんだ。

だからわかるかな？

ラジヲの時間さんが恋愛相談をするべき相手は

「自分の判断を一切はさむ事なく、話を徹底的に最後まで聞いてくれる人 」

という事だね。

そして、本や情報とかだったら

『自分と同じ物事のとらえ方、考え方をしている人』

の知識を参考にしてみよう。

今の自分と同じようなスタート地点からあなたが望むような結果を出した人の話を参考にするのもいいよね。

今回の話を参考にぜひ頑張ってみてね！それじゃあねー！