1989年9月製【FOOT SO PORT】
PLAIN TOE
青山健一です、
久しぶりに「オールデンより履きやすい」と言われるマニア垂涎のアメリカ靴【FOOT SO PORT】を入手しました。
しかも今回はデッドストックといっても差支えがないほどの超美品!
試着はされたかもしれませんが、この靴で外は歩いていないでしょう。
カカトの減りが全くありません。
フットソーポートは、年代の判別がライニングに記載の文字からできるブランドとなっています。
詳しくは過去にご紹介した記事をご覧ください。
※おススメ参考記事
1980年1月 【FOOT SO PORT】10ホール編み上げブーツ【箱付きDEAD STOCK】
では、上の参考記事を読んで頂いた前提で今回の靴の年代判別です。
品番の左側にある黄色で囲ったところですね。
3桁の数字、こちらは80年代と推測できますので右から左に向かって読みます。
月 / 年 ですね。
なので
9月 / 89年
の製造品という事が推測できますね。
今から33年も前のビンテージです。
今回のお品は デッドストックと言ってよいほどの超美品!
【FOOT SO PORT】の魅力を思いっきり堪能していただけます。
フィット感を高め、歩く時のズレを無くすためか、アイレットの一番上が、少しだけ下がっているのも特徴的です。
このあたりのディテールもオーソペディックシューズのメーカーという気がします。
この仕様でヒールロックをするには靴ひもが短い気がしますけどね。
今回 お届けする内容
靴ひもの結び方 【HEEL LOCK(ヒールロック)】とは?
ヒールロックとはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、1980年に日本のアシックスが考案した結び方です。
靴ひもがズレずに、足首周りのフィット感が良くなるという結び方です。
スニーカーとかに多いんですけど、シューホールの最後が2つ存在する奴あるじゃないですか?
「何で最後に穴が二つあるんだ?
どっちを使ってもいいよ、って事かな?」
って思っていませんでしたか。
あれって何に使うかというと、最後の二つの穴を使って靴ヒモで外側に輪っかを作るんですね。
最後から2番目の穴では普通に下から上にヒモを通して外に出します。
その後、同じ側にあるすぐ隣の最後の穴に上から下に通してヒモを中に出します。
そのヒモをすこしたるませると、そこに小さな輪っかというか、アイレットの上にループができるじゃないですか。
そして下に出てきたヒモを、反対側のアイレット(右側の下に出た靴ひもは左側、左側の下に出た靴ひもは右側)にできたループに通して引っ張ります。
その後、普通に蝶結びをするとあら不思議!
この結び方、アイレットが最後に下がっている靴でなくても応用はできます。
革靴でやる人はほとんどいないと思いますが、スポーツをする時やジョギング、ランニングなどをするときにスニーカーで応用できますので試してみて下さい。
きめの細かい柔らかなレザーにステッチで特徴的なデザインが施されています。
と、いう事でアメリカ古靴を代表する履きやすさ抜群のブランド【FOOT SO PORT】の超絶美品のプレーントゥ!
デッドストックと言っても過言ではないほどのコンディションで二度とは手に入らないお品です。
完全に一期一会のビンテージですのでサイズの合う方は是非試してみて下さいね。
それではまた!
1989年9月製【FOOT SO PORT】
PLAIN TOE
サイズ 8 ウィズD
(目安 25.5cm ~ 26.5cm 位)
¥21000-(+tax ¥2100-)
【 ※ 今回の一足のお手入れ 】
青山が今回の【FOOT SO PORT】のお手入れに使用したクリームは
【M.モゥブレイ】
シュークリームジャー
【ブラック】
です。
今回の【FOOT SO PORT】はとても上質な革なので、オーソドックスかつベーシックな基本のお手入れをする事で革の実力をそのまま生かします。
【M.MOWBRAY】のシュークリームジャーを
ペネトレイトブラシ
で、塗り込んだ後に
で、ブラッシングして磨きをかけ、布で拭き上げれば完成です。
参考にしてみて下さい。
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