1966年製レザーソール【U.S.NAVY Service Shoes】
アメリカ海軍サービスシューズ
店長青山です、
今からちょうど半世紀前のアメリカ海軍
ドレスオックスフォードシューズが入荷しました。
今まで当店に入荷してきたサービスシューズの
中でもとりわけ古い形です。
U.S.NAVYのサービスシューズは
1980年の途中までアウトソールにレザーを
使用してきました。
なので、
サービスシューズの中でもレザーソールの
ものは古いヴィンテージになります。
その中でも、
ステッチの仕様などで更に古いものが
判別できます。
今回のお品は【 6アイレット 】。
ひもを通す穴が6つで、その下にある
ステッチがダブルステッチになっています。
アメリカ海軍のサービスシューズは
おおよそ1950年代には5アイレット。
1960年代で6アイレットになった後
1970年代には5アイレットに戻ります。
ちなみに下のサービスシューズは
1971年製のレザーソール、5アイレット
アイレット下のステッチが無しのモデルです。
1960年代にはこのステッチの糸がダブルステッチと
シングルステッチの両方のモデルがあります。
このアイレット下のステッチは
1970年代には無くなっているディテールです。
かかとの部分には1950年代まで
【T字型】のレザーが当ててあるのですが、
上部の一部で重ねて合わせてある仕様は
1960年代以降の物です。
タンの裏はフェルト地になっています。
これは1970年代ぐらいまでの仕様です。
インソールにサイズが刻印されているのも
古いディテールです。
と、いう事で
サービスシューズの中でも
今から半世紀以上昔の古いディテールを
持ち合わせたビンテージが今回のお品です。
しかし、
それだけ古いお品にも関わらず、
写真で見て頂けるようにとても良い
コンディションを保っています。
もしあなたが古くて状態の良い
サービスシューズを探しているのであれば
なかなか巡り合うことのできない
1足だと言えるでしょう。
仮にインターネットで探して、
良さそうな出玉があったとしても
実際に試着をする事が出来なければ
購入するのはギャンブルになってしまいます。
その点、実店舗であれば
試着だけでも納得するまで
いくらだってできますので
気になる時は是非試してみて下さい。
半世紀も昔のサービスシューズを
履くことのできる機会は
そうそうないと思いますよ!
このチャンスに
一度経験してみて下さいね。
それではまた!
動画
1966年製レザーソール【U.S.NAVY Service Shoes】
アメリカ海軍サービスシューズ
サイズ 8 1/2 ウィズ R(レギュラー)
(目安 26cm~27cmくらい) ¥25700-(+tax ¥2056-)
※ お勧め参考記事
合わせてお読み頂くと
今回の革靴に対する理解が
より一層深まります。
【 ※ サービスシューズのお手入れ方法 】
店長青山が普段サービスシューズの
お手入れに使用するクリームは
【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター
(ブラック)
です。
こちらは本来コードバン革靴用の
クリームなのですが、
ガラスレザーの補色クリーム
としても使用できる優れものです。
1980年代以降、ラバーソールの
サービスシューズはアッパーに
ガラスレザーを使用しています。
ガラスレザーの場合、
通常の乳化性クリームでは革に
成分が浸透していきませんし、
色を着色する事が出来ません。
ですので、
黒い色を引き立てたい場合は
コードバンクリームレノベーターの
少量を
という磨き専用の布に取り
うすく革靴の全体に塗り広げて
いきます。
その後、
毛先が細く、コシの柔らかい
馬の毛を使用した
で円を描くように
ブラッシングして馴染ませてから
更に乾拭きをすると美しいツヤが
出てきます。
今回はとても綺麗なお品でしたので
補色は必要なかったのですが、
黒く光る印象を強く出して
仕上げたかったのであえて
補色をしてみました。
色の補色が必要のない場合、
普段使いのクリームとしては
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル
(無色)
を使用して頂くと美しく綺麗な
ツヤが出せます。
使い方、磨き方は先にご紹介した
コードバンクリームレノベーターと
全く一緒です。
参考にしてみて下さい。
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