%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

1%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

PARKA EXTREME COLD WETHER ,TYPE N-3B
WITH SYNTHETIC FUR ON FOOD
MIL-P-6279J

 

店長青山です、アメリカの空軍では摂氏10度からマイナス30度までの気温帯を「ヘビーゾーン」、

 

摂氏マイナス30度からマイナス50度までの気温帯を「ベリー・ヘビーゾーン」、もしくは「エクストラ・ヘビー・ゾーン」と呼びます。

 

マイナス50度とは尋常でない数字ですが地上でこの超低温になることは非常に稀です。が、いったん地上を離れ高度の飛行に移れば気温は一気にマイナスまで下降します。

 

かつて第二次世界大戦以前の開放型の航空機では移動することによって発生する風が乗り組んだクルーの体温を容赦なく奪いました。

 

dscf5262_400

 

ですので、飛行機に乗り込むパイロットやクルーにとってフライトジャケットによる保温というのは戦闘に加わるそれ以前に【生命を維持する問題】だったのです。

 

今回ご紹介するのは【U.S.AIRFORCE】アメリカ空軍実物本物【N-3B】になります。

 

第二次世界大戦においてヨーロッパ戦線でドイツへの爆撃を行う米陸軍航空隊がまとったベリーへビーゾーンジャケット【 B-11 】の流れをくむ後継モデルです。1983年の品になります。

 

『 N-3B 』はもともとフライトジャケットでしたが、モデル「MIL-J-6972H」以降の物は区分がフライトジャケットから極寒地用パーカーに変更されて地上クルーが着るジャケットとなっています。

 

dscf5265_400

 

店長青山はこの極寒冷地用パーカーの【N-3B】がとにかく好きで、かつて真冬はずっとこれで過ごしていました。アウトドアで過ごしたりする時に着るジャケットとしては最強だと思っています。

 

dscf5266_400

 

その理由は暖かさもあるのですが【コットン80% ナイロン20%】のアウトシェルです。

 

真冬のアウターとして、暖かさで真っ先に挙げられるものとしてはダウンジャケットがあります。軽くて暖かいので店長青山も重宝して使っています。

 

が、いったんアウトドアのフィールドに出るとダウンジャケットは正直心もとないのです。なぜならば、ダウンジャケットのアウトシェルは通常【ナイロン100%】で出来ているからです。

 

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

 

ダウンジャケットというのは元々、地表上に障害物のない雪山で着るために作られたものです。しかし、日本でキャンプなどに行くとそうはいきません。

 

ダウンジャケットの薄いナイロンシェルだと木の枝や障害物に引っかかったり、こすれたりした時に簡単に破れてしまいます。

 

更に問題なのは【火】です。

 

アウトドアでの楽しみはやはり食事。バーベキューなどもしますしたき火は必須です。そんな時におしゃれなダウンなど着て行こうものなら一瞬で終わりです。飛んできた【火の粉】がナイロンのアウトシェルについてぷすぷすとあちらこちらに穴をあけてしまいます。

 

他にも大晦日や元旦の夜に初詣に行ったら神社にかがり火がありますね。お参りに並んだあと、身体を温めようと近づいたら、はぜた火の子でお気に入りのダウンにそれで穴をあけてしまうのです。新年早々、ショックで立ち直れません。

 

1%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3

 

それを考えると、アウトシェルがコットン80%で出来ているこの年代のN-3Bはアウトドアでたき火に当たっても簡単に火の子で穴だらけになる心配がありません。なのでガシガシ、アウトドアでもストリートでも着倒してもらえます。

 

しかも、暖かさは折り紙付きの上人とは違ってカッコイイです。

 

ここ数年注目されてきた「モンクレール」や「カナダグース」などは機能性も素晴らしいですし、本当に魅力的なアウターを出しています。

 

ただ、いかんせん【 流行り過ぎました感 】が、どうしてもぬぐえません。街中でベビーカーを押しているおしゃれで若いママさんがモンクレールやカナダグースのワッペンのついたジャケットを着ているのを見るとそう思います。

 

「 ちょっと難しいなー 」と。

 

すごく流行り過ぎてしまった物は本当におしゃれな人でないと着こなすのが難しくなるのです。年齢が30代まで、であれば若さがあるので流行り物を着ていても問題ないと考えています。

 

でも、40代以降になったら人と同じ流行り物は相当気をつけて選ばなくては危険です。40も過ぎた、むさ苦しい男の店長青山がおしゃれな若い女性と同じ服装をしていたらオカシイでしょう?

 

同じ土俵に立っているだけで完全にアウトです。すでに敗北は決まっています。

 

「雑誌のマーケティングに踊らされ、高額商品を頑張ってカードで買っちゃった!」

 

というプラカードを下げて街中を歩いている中年男、丸出しです。

 

だったら、だったらですよ?

 

最初から人とは違うアイテムを選ぶのがいいに決まっています。7万円とか8万円とか出して高級なダウンジャケットを買うのであればビンテージの一点物を手にした方が最初から楽なのです。

 

今回は一点物のアメリカ空軍のN-3B。実際にもっと寒くなってから欲しいと思ってもすでに「時遅し」という事になります。

 

バイクに乗る方にとっては真冬に最適なアウターです。当店では滅多に入荷できないお品ですので今すぐに手に入れて下さいね。

 

それではまた!

 

dscf5262_400

PARKA EXTREME COLD WETHER ,TYPE N-3B
WITH SYNTHETIC FUR ON FOOD
MIL-P-6279J SIZE: LARGE
¥19700-(+tax ¥1576-)

 

 

※ お勧め参考記事


n3b-flight-jacket-kevin-costner
海外スナップ写真、本物【N-3B】のコーディネイト



●1950年代最初期型黒タグ【N-3B】

 

合わせてお読み頂くと今回のアイテムに対する理解がより一層深まります。

 

動画

=============

※店舗に関する情報は現在メルマガからだけでご案内しております。インスタ・フェイスブック等でお問い合わせ頂いてもお答えできません。

>>【PRIVATE GARAGE】古着屋ガレージセール公式メルマガ 

=============