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アメリカ製のARISTOCRAFTを、今探すという難しさ【Johnston & Murphy】ウイングチップ

アメリカ製のARISTOCRAFTを、今探すという難しさ【Johnston & Murphy】ウイングチップ

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT ウイングチップ MADE IN USA 黒 ビンテージ革靴

90s【Johnston & Murphy】ARISTOCRAFT WINGTIP

 

青山健一です、

ビンテージ革靴を探していると、必ず出会う名前があります。

【Johnston & Murphy】

名前は知っている。

でも、この靴がどういう歴史の先にあるのか、、、聞かれると、意外と答えられない。

そんな方も多いのではないでしょうか。

 

今回ご紹介するのは、インソールに【ARISTOCRAFT】の紋章と「MADE IN U.S.A.」の文字が入った、黒のウイングチップです。

手に入れたくても、モノがない。

今、アメリカ製のこのクラスの革靴を、状態良く探すのは簡単なことではありません。

 

大統領の足元を支えてきた【Johnston & Murphy】1850年創業の歴史

【Johnston & Murphy】の歴史は、1850年にまでさかのぼります。

ウィリアム・J・ダドリーがニューアークで靴づくりを始めたのが、その始まりです。

そして同じ1850年、第13代大統領ミラード・フィルモアのために靴を作っています。

さらに1861年には、エイブラハム・リンカーン大統領のためにアンクルブーツを製作。

アメリカ大統領の足元を支えてきたブランド。

これは、決して宣伝文句ではなく、ブランド自身が語る歴史です。

そして1951年、Genesco(当時のGeneral Shoe Corporation)に買収され、その後は革靴の街ナッシュビルのブランドとして歩んでいきます。(出典:Johnston & Murphy公式サイト「Heritage」)

 

そんな歴史の先に生まれたのが、今回の【ARISTOCRAFT】です。

過去のブログでは、同じ【ARISTOCRAFT】の

80s-johnston-murpy-aristocraft
1985年製ショートウイングチップ(年代判別方法あり)もご紹介しています。

年代の見分け方が気になる方は、そちらもあわせてご覧ください。

 

 

インソールの紋章と「MADE IN U.S.A.」【ARISTOCRAFT】の証

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT インソール 紋章 MADE IN U.S.A.

まず、インソールを見てください。

黒地に、金色のロゴ。

二頭のライオンが盾を挟んで立つ紋章があり、その下に「ARISTOCRAFT」、さらにその下には「MADE IN U.S.A.」の文字が入っています。

紋章の上には、筆記体の「Johnston & Murphy」のロゴ。

この一足が、間違いなく【ARISTOCRAFT】であり、アメリカで作られた一足であることを、インソールがはっきり語ってくれています。

 

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT 内側の刻印 サイズ9 D 88283

内側の壁には、サイズ「9 D」のほか、「24-6405」「88283」「906D」の印字が入っています。

 

ソールに刻まれた【Johnston & Murphy】の刻印

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT レザーソール 刻印

次は、ソールです。

レザーソールの土踏まず側に、「Johnston & Murphy」の刻印。

ラバーのトップリフトに減りが見られず、履いた形跡がほとんどありません。

Johnston & Murphy レザーソール 刻印 アップ

ソール側の刻印をアップで見ると、ロゴの「&」の形まではっきり確認できます。

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT ソール前半部 紋章 刻印

そして、ソールの前半部。

薄くなってはいますが、インソールと同じ紋章と「ARISTOCRAFT」の刻印が、うっすらと残っています。

この薄れ具合こそ、この靴が過ごしてきた時間の証です。

 

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT ウイングチップ 後ろ姿 黒

後ろから見ても、黒革のなめらかな表情と、ウイングチップの穴飾りの並びが美しい一足です。

 

あなたが選ぶ一足

革靴選びで一番怖いのは、「あの時、買っておけばよかった、、、」という後悔ではないでしょうか。

もしあなたが、流行の靴を数年で履き替える暮らしに、少し疲れているなら。

もしあなたが、名前だけでなく「中身」で革靴を選びたい人なら。

この一足は、間違いなくあなたの選択肢に入る一足です。

このまま探し続けるのか。

それとも、大統領の足元を支えてきたブランドの、アメリカ製の一足を迎えるのか。

あとは、あなたが決めるだけです。

 

それではまた!

 

Johnston & Murphy ARISTOCRAFT ウイングチップ MADE IN USA 黒 ビンテージ革靴

90s【Johnston & Murphy】ARISTOCRAFT WINGTIP

サイズ:9 D

価格:¥24,000(+tax ¥2,400)

 

【 ※ 今回の革靴のお手入れ方法 】

青山が今回の革靴のお手入れに使用したクリームは


【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター
(ブラック)

です。

今回は状態の良いきれいな個体でしたので本来、補色などは全く必要なかったのですが、黒く光る印象を強く出して仕上げたかったのであえて多少の着色をしてみました。

そして、

革靴の表面がこすれたような、すれた筋の跡に適用して頂く事で

傷とは言えないような、でも、なんとなく気になる革靴のこすり跡

を目立たなくする事ができる手法をお伝えします。

革靴の手入れなど、

これまで一度もやってきた事がなかった人でも、簡単に最初から結果を出せますので 

参考にしてみて下さい。

まずは、コードバンクリームレノベーター(ブラック)の少量を


ポリッシングコットン

という磨き専用の布に取り、うすく革靴の全体に塗り広げていきます。

その後、

毛先が細く、コシの柔らかい馬の毛を使用した

pro-horse-brush
プロホースブラシ

で円を描くようにブラッシングして馴染ませてから、更に乾拭きをすると美しいツヤが出てきます。

この作業は1回で終わらせようとするのではなく、

コードバンクリームレノベーターを薄くひろげ、何回も同じ工程を重ねていくイメージで行うのがコツです。

今回の個体のように、本来なら色の補色が必要のない場合、

普段使いのクリームとしては

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル

(無色)

を使用して頂くと美しく綺麗なツヤが出せます。

使い方、磨き方は先にご紹介したコードバンクリームレノベーターと全く一緒です。

参考にしてみて下さい。

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