【Allen Edmonds】PARK AVENUE CAPTOE
青山健一です、
久しぶりに状態の良い、【Allen Edmonds】のパークアベニューを入手しました。
パークアベニューに関しては過去のブログを参考にして下さい。
※【Allen Edmonds】Park Avenueを選ぶ際のおススメ参考ブログ
●
アレンエドモンズ年代判別方法 1996年製【Allen Edmonds】SEMIBROGUE『Strand』
さて、
アレンエドモンズの年代判別法について詳しくは上のブログを参考にしてほしいのですが、一応今回の一足も検証してみましょう。
かかとを上にして縦にすると読めるこの形のロゴは、すごーく大雑把に分類すると1990年代と2000年代まで使われていたロゴです。
靴の内側にある印字の右下の４桁の数字を確認してみましょう。
黄色の四角で囲ったこの数字【 1941 】 の末尾の数字はその革靴の製造年を表しています。
今回の場合は１なので
西暦○○〇１年製造品
という事になります。
ちなみにその左にある数字『5615』はこの革靴のモデル品番になり、パークアベニューの
「Black Custom Carf」
を意味しています。
で、
今回は縦のロゴなのでざっくりと1991年か2001年かと思われるのですが、実は1991年だと【Allen Edmonds】はまだ横文字の旧ロゴを使用しています。
なので、このモデルは2001年の可能性が高そうなのですが、今度は逆に2011年でもまだ縦のロゴは残っているんですよね。
と、いうことでこちらのお品は2001年、もしくは2011年の製造品だと推測ができます。
非常に美しいカーフレザーで、きめ細やかな質感と革質で柔らかくあなたの足をくるんでくれます。
アウトソールも綺麗な状態です。
トップリフトの減りも少なく、まだまだこれから履きこんで頂けることと思います。
現在は、世界的な物価高の影響を受け輸入品の価格が高騰していますが革靴の値段も例外ではありません。
新品のブランド革靴は非常に高騰しています。
イギリスブランド【Church’s】の代表的キャップトゥのモデルである【CUNSUL】だと
です。
イギリスのブランドに比べると【Allen Edmonds】はまだなんとか手が届く範囲で、価格が推移しているように思います。
『Trading Post』様 ではパークアベニューが
【Allen Edmonds】PARK AVENUE ８万５８００円
で販売されていますね。
この価格で販売されたアイテムの中古品が出回る時には、中古革靴の市場相場も現在価格から跳ね上がっていることでしょう。
なおかつ、【Allen Edmonds】が【CALERES】に買収される2016年12月より前の古いお品は、年々希少価値がつき価格が高騰することが予想されます。
パークアベニューの綺麗な状態のお品はなかなか入手困難です。
今回のお品はサイズが大きいので履ける人を選んでしまうかもしれませんが、逆に言うとなかなか日本で発売されることのないサイズではあります。
足の大きな方は普段、日本規格の革靴で困っていらっしゃる方も多いですので、アメリカ直輸入の良品が入手できる中古のお品は狙い目です。
履けるサイズが市場に出てきた時は必ず検討してみてください。
それではまた！
【Allen Edmonds】PARK AVENUE CAPTOE
サイズ １１ ウィズD
（目安 28.5cm ～ 29.5cm 位)
￥23000-（＋tax ￥2300-）
※今回の一足のお手入れ
今回は【Allen Edmonds】Park Avenue のお手入れにおススメな【ENGLISH GUILD】の Bees Rich Cream のご紹介です。
【ENGLISH GUILD】Bees Rich Cream
個人的な意見ですが、上品なカーフレザーの革靴にもイングリッシュギルドのビーズリッチクリームがよく合うと感じています。
ビーズリッチクリームが革の内部に浸透して革本来のしなやかさを引き出してくれるので愛用しています。
レアなビンテージ革靴にも実力をいかんなく発揮してくれる高級クリームです。
まだ、使った事の無いあなたには是非お勧めいたします。
イングリッシュギルドは靴好きの人間の中で非常に評価の高いクリームです。その実力に関しては詳しく紹介した記事がありますのでそちらをご覧ください。
博物館級ビンテージ【FLORSHEIM31836】をイングリッシュギルドでお手入れしてみる
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