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ダイエットに失敗する人が必ず選ぶ食べ物

 
 
青山健一です、 
 
前回ご紹介した「元プロボクサーが教えるぐうたらダイエット」。 
 
 
割と僕の周りで反響がありましたので、今回もダイエットについてお伝えしたいと思います。 
 
 
で、ですね。 
 
先日の「かみかみダイエット」は続けていますか? 
 
 
おそらくなのですが、先週から今日まで毎日続けている人はいないと思います。 
 
 
あのダイエット、結構難しかったですよね? 
 
 
何で続けられなかったかと言うと、これにはきちんとした訳があります。 
 
 
ダイエット業界というのは【医療関係】と同様、健康市場という全世界的に需要のある巨大なマーケットです。 
 
 
なのであなたは巨大な資本に扇動された 
 
 
 
「間違ったダイエット神話」 
 
 
 
のマーケティングにずっと洗脳されてきているのです。 
 
 
それは何かというと、 
 
 
 
「カロリー神話」 
 
 
 
です。 
 
 
「カミカミダイエット」はカロリーの話が一切出てこないダイエット方法です。 
 
 
なので、ちょっと簡単には信じられないんですね。 
 
 
信じることができないから、続けることもできない。 
 
 
なので、 
 
今回はあなたも洗脳されてしまっている、このカロリー神話ついてお伝えしていきます。 
 
 

太っている人ほどカロリーを気にする

 
 
 
痩せられない人というのは往々にして、食べ物が持つカロリーを気にします。 
 
 
カロリーというのはその食べ物がもつ熱量のことですよね。 
 
 
1キロカロリーとは1 g の水を1度上げる熱量です 。 
 
 
『 食事で摂取するカロリーが消費されるカロリーよりも多い場合、脂肪として体に蓄えられる ⇒ 太る 』 
 
 
このように考えられています。 
 
 
確かにこの理論は正しいです。 
 
 
カロリーの概念を全く無視してダイエットを成功させる事は困難だと思います。 
 
 
しかし! 
 
 
人間は機械やロボットではないのです。 
 
 
頭で考えた理論ではなく、人間という動物がもつ「本能」や「遺伝子」、こういったものを優先的に理解しなくてはいけません。 
 
 
仮に同じ食べ物、同じカロリーのものを食べたとしても、体の中で消費される割合というのはその時々によって違います。 
 
 
もっと言えば、 
 
カロリーが高いけれども、大好きな食べ物を喜んで美味しく食べた方が、低カロリーの好きでもない嫌いな物を食べるより痩せることがあるのです。 
 
 
カロリー量だけで考えても、うまく行かない例を一つ出しましょう。 
 
 

ダイエットを続けて行うと必ず停滞期が来る

 
 
ダイエットをきちんと真面目に取り組んでいる人が、必ず経験する状態があります。 
 
 
これまでは順調に体重が落ちてきていたのに、ある時さっぱり体重が動かなくなるのです。 
 
 
ダイエットや減量におけるプラトー、一時的な停滞状態です。 
 
 
この時、停滞状態をブレイクする一つの方法があります。 
 
 
それは何だと思いますか? 
 
 
このような状態に陥った時、大抵の人はもっと運動をしたり、食事のカロリー制限を行います。 
 
 
しかし思うような体重の減少は起こりません。 
 
 
摂取カロリーを少なくした上に、運動を増やしたりするので体はふらふら、肌にハリがなくなり、筋肉と体力が落ちて 覇気が無くなります。 
 
 
ダイエットをしてせっかく痩せたのに、外見の魅力がなくなってかえって老けたように見られる、というような状態です。 
 
 
このようなプラトーに陥ってしまった場合、再び体重の減少をスタートさせる1つの方法は 
 
 
 
【 摂取カロリーを増やす 】 
 
 
 
ということなのです。 
 
 
要するに一時的に【もっと食べる】ということです。 
 
 
 

痩せたければもっと食え!?

 
 
何万年も前のサルの時代から動物として生き抜いてきた人間の体というのは本当に賢くて、生存のために必要な、最も効率の良い手段を選ぶようにできています。 
 
 
減量を長い間続けていると 
 
 
 
「 現在は獲物や食物をとることのできない飢餓状態にある 」 
 
 
 
と身体が判断します。 
 
 
そうするとどうなるかと言うと、生きていくために必要な基礎代謝を落とすのです。 
 
 
要するに、パワーは出ないけれども、長く走る事のできる低燃費状態に切り替えるということですね。 
 
 
そのような状態に切り替えられた時、ダイエットを続けても脂肪が燃焼されることはありません。 
 
 
むしろ、筋肉を溶かしてエネルギーに変換し、それで生き延びようとするので体からどんどん力が失われていくことになります。 
 
 
そんな飢餓状態が続いている時に、いっとき美味しくて栄養のあるカロリーの高いものを食べるとどうなるか。 
 
 
人間の体は「飢餓状態を脱した」と判断するのです。 
 
 
「これでもう、低燃費状態を続けなくても良い」 
 
 
と、判断した体は基礎代謝を通常運転に戻します。 
 
 
そうすると今までと同じダイエットを続けていくだけで、再び体重は落ち始めるのです。 
 
 
いかがでしょうか? 
 
 
体重を落とすためには、もっと食べなければいけない、カロリーの摂取量を増やさなくてはいけないタイミングがあるということです。 
 
 
このように 
 
 
 
「人間とは動物である」 
 
「人間の体はロボットではない」 
 
 
 
ということを理解する事がとても大切です。 
 
 
これができない人は、ダイエットに取り組むことはできても継続することができません。 
 
 

カロリーハーフは太っちょさんが選ぶ食材

 
 
ダイエットを行おうとしている人を観察していると、一つのある傾向が見受けられます。 
 
 
豊富な知識を振りかざしているものの、なかなか痩せる事ができない太ってる人に限って 
 
 
 
「カロリーハーフ」や「カロリーオフ」 
 
 
 
の商品を選ぶのです。 
 
 
 
確かに継続的に毎日、毎回の食事で取り続けるような基礎的な食品であれば、意味はあるかと思います。 
 
 
でも1日に一回摂取するぐらいの「嗜好品」の類であれば、本当に美味しいと感じる方を選んだ方が良いかと思います。 
 
 
ダイエットを行っている時であっても、口にして体の内部に取り入れる食材は、美味しさを感じられるものにすべきです。 
 
 
僕はお正月に糖質ゼロの「生ビール」を飲む機会がありましたが、ちっとも美味しくありませんでした。 
 
 
生ビールを飲むのであれば、美味しく頂いた方がいいですよね。 
 
 
糖質を気にするぐらいだったらハイボールを飲みます。(笑) 
 
 
ダイエットは続けられなければ意味がありません。 
 
 
ココがすごく重要です。 
 
 
なのでもう一回言います。 
 
 
「ダイエットは続けられなければ意味がない」 
 
 
のです。 
 
 
ぐうたらダイエットが他の減量方法よりも優れている点があるとすれば、それは無理なく続けられるという点です。 
 
 
ダイエット方法を選ぶ上で考慮すべき点は 
 
 
「どんなダイエット方法なのか?」 
 
 
よりも、 
 
 
「どれだけ続けられそうなのか?」 
 
 
です。 
 
 
自分でもこれなら続けられそうだ!と思える方法を選んでダイエットに取り組んでみて下さい。 
 
 
それではまた!

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