80年代【HANOVER】LONGWINGTIP
RUBBER SOLE
店長青山です、
特徴的なディテールを持った
ロングウイングチップが入荷しました。
80年代【HANOVER】のお品です。
今回、入荷した革靴のどこが
特徴的なのかというと、カカトまで
爪先から伸びてきたロングウイングチップの
羽根のおさまりがクルンと上方に向かって
巻き上がっている点です。
このディテールはアメリカ革靴で言うと
大体1960年代のロングウイングチップに
多く見られる意匠です。
ただ、
ハノーバーはこの細部の仕上げを
1980年代でも生産していたので
他のブランドと比べると球数も多めですし
それなりに見つける事ができます。
このディテールのLONG WINGTIPを
探している時にはかなり
ねらい目のモデルといえるでしょう。
そして今回の革靴で
もう一つ特徴的なのは
アウトソールがラバーソールと
なっている事です。
通常、カカトの部分で
巻き上がっている細部を持った
ロングウイングチップに関しては
革のアウトソールになっています。
もしかしたらハノーバーが当時
ラバーソールのモデルも
発売していたのかもしれませんが
これまでに見た事がありません。
なので
今回の個体は前の持ち主の人が
革底だったものをゴム底へと
オールソール交換したものと
推測しています。
アッパーの使用感も少ないですし、
かなりきれいな状態で残っていますので
張り替えたのであれば購入してすぐに
交換をしたものと思われます。
ハーフラバーを貼るのではなく
オールソール交換というのが
逆にかなり珍しいですね。
アッパーのディテールは
クラシックな古いアメリカ革靴の
デザインながら、滑りにくく耐久性の
高いラバーソールを搭載した
実用的な一足です。
雨に降られそうな日だったりとか
たくさん歩く事がわかっている日など用に
一足、ラバーソールの革靴があると
お仕事でも重宝します。
レザーソールの革靴だけでなく
雨の日のお仕事と考えてラバーソールも
是非、揃えておいてみて下さいね。
それではまた!
80年代【HANOVER】LONGWINGTIP
RUBBER SOLE
サイズ 9ウィズ D(目安26.5 cm~27.5cmくらい)
¥15900-(+tax ¥1272-)
※ お勧め参考記事
合わせてお読み頂くと
今回のアイテムに対する理解が
より一層深まります。
【 ※ 今回の一足のお手入れ 】
店長青山が今回、ハノーバーの
ロングウイングチップのお手入れに
使用したクリームは
【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター
(ブラック)
です。
こちらは本来コードバン革靴用の
クリームなのですが着色力が強く
ツヤ感がありますので、黒さを強調したい
革靴などに使用するときれいに仕上がります。
こちらのクリームの少量を
という磨き専用の布に取り
うすく革靴の全体に塗り広げて
いきます。
その後、
ホースブラシで円を描くように
ブラッシングして馴染ませてから
更に乾拭きをすると美しいツヤが
出てくるのです。
普段使いのクリームとしては
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル
(無色)
を使用して頂くと美しく綺麗な
ツヤが出せます。
使い方、磨き方は先にご紹介した
コードバンクリームレノベーターと
全く一緒です。
参考にしてみて下さい。
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