店長青山です、

年をまたいで
大変お待たせしております。

入荷後の革靴をご紹介する
革靴ランキング

店長青山【超!厳選】売れ切れ必至の
狙い目 革靴・ブーツベスト10

今回は【 第2位 】の
発表です。

【 第2位】
60s-workboots
【UNKNOWN】1960~70s 
WORKBOOTS

今回のブーツは詳細が
全く分からず、非常に悩ましい
お品です。

編み上げブーツとしての
スタイルはカッコいいですし、
各部分をみるとディテールは
古い品を思わせます。

しかし、

ブランドの刻印やスタンプなどが
一切見当たりません。

工場で製作したものと
いうより、個人が靴屋に
オーダーして作らせたような
イメージですね。

メーカーやブランドなどが
分からないので、細部の部品を
見ながら検証していきます。

OIL
CHEMIGUM

PROOF
GOODYEAR

goodyear-chemigum-sole

まずは【GOOD YEAR】社の
【OIL CHEMIGUM PROOF】
が使用されている
トップリフトです。

このグットイヤー社が開発した
合成ゴム『CHEMIGUM』の
歴史は古く1940年9月6日には
「Goodyear Tire & Rubber Company」
によって下の商標が登録されています。

chemigum

1943-goodyear-ad
1943年GOODYEAR CHEMIGUM AD

上は1943年に出された
グッドイヤー社の広告です。

U.S.ARMYにCHEMIGUMを
供給している事が記されています。

1943-goodyear-ad-chemigum
【Goodyear’s oil-resistant synthetic
rubber Chemigum】

また、この優れた耐油性の
合成ゴムは第二次世界大戦中、
アメリカ空軍の戦闘爆撃機にも
使用されました。

ad-goodyear-1943
1943年GOODYEAR CHEMIGUM AD

ウイングフラップや爆弾を
格納するドア、そして離着陸を
つかさどる油圧制御システムに
おいて、それまで使用されていた
バルブパッキンでは新型の爆撃機に
対応できず不具合が多発したのです。

そこで、

白羽の矢が立ったのが
グッドイヤー社の
耐油性合成ゴム
『CHEMIGUM』
でした。

耐摩耗性に優れた
オイル不透過性能を持つ
このゴムが採用されたことにより
新型爆撃機の油圧制御システムは
完成します。

その後、第二次世界大戦において
多大な成果を上げた爆撃機の
油圧システムを支えたのが
この『CHEMIGUM』です。

たかが、
ブーツのトップリフトと
見過ごされがちなゴムですが
戦局を左右した重要な
パーツの一部だったと
思うと感慨深いですね。

NON-MARKING
OIL RESISTANT
LONG WEARING
MADE IN USA
NITRENE

nitrene-diamond-pattern-rubbersole-1

そして、

こちらは【NITRENE】社の
アウトソール。

NON-MARKING
OIL RESISTANT
LONG WEARING
MADE IN USA
NITRENE

との記載がありますね。

現在でもワークブーツなどで
使われるラバーソールです。

古いウエスタンブーツなどでも
良く使われているのを
見かけます。

これだけでしたら
特に何て事はないソールなのですが
今回、店長青山を悩ませたのは
こちらだったのです。

 DIAMOND PATTARN

nitrene-diamond-pattern-rubbersole

このアウトールに刻まれた
ダイヤモンドバターンの
凹凸ですね。

これ、店長青山は
【NITRENE】のソールで
今までに一度も見た事が無い
パターンなのです。

うーん、、、

正直言ってこのアウトソール
全然、年代がわからない。

先ほどのグッドイヤー社の
『CHEMIGUM』だけだったら
1970年代ぐらいのブーツかな?
と思ったのですが、、、

このダイヤモンドパターン
って何?

店長青山が知らないだけで
わりと一般的な品なのかも
しれませんが、謎です。。

60s-workboots-4

そして、
もう一つ悩ましい
こちらのディテール。

FABRIC LINING 
HICKORY STRIP

60s-workboots-2

ブーツの内側のライニングが
ヒッコリーストライプの
生地でできているのです。

なんじゃ、こりゃー?

革靴などでも古い年代の物は
ライニングがファブリックで
出来ていたりしますが。。

ブーツで
ヒッコリーストライプかー。

しかもこのヒッコリー、
ストライプが独特ですね。

太目で間隔が広くて
しかもピンストライプが
横にあるという。

J.C.PENNEYの【BIGMAC】
などではビンテージで
ヒッコリーの品が
存在しています。

1950年代のオーバーオール
だったりするとピンストライプが
ヒッコリーストライプの間に
入っていたりしますね。

でも、
今回の生地はそれとも
違うパターンです。

うーん、これも年代の
手掛かりには
なりそうもないけど
なんとなく古そうな気配。

靴ヒモもコットンの
平紐で年季を
感じさせています。

60s-workboots-1

そして、今回のブーツで
最大の特徴と言えるでしょう。

なんと、
このブーツ爪先に

「先芯」

が入っていないんです!

押したら柔らかくて
ペコって凹む感じ。

えー?

モックトゥでもないのに
ワークブーツの形状で
芯材を入れないとかある?

革が柔らかいのでその分、
一切ブーツ特有の硬さを
感じずに履きやすいのですが。

かなり、
不思議な一足ですね。

60s-workboots-3

と、

まぁとても個性的で
絶対に他には見つからないだろう
不思議なブーツです。

年代は正直解りません!

でも、
1960年代~1970年代の
物かなと推測しています。

もしかしたら
歴史的、劇レアなお品かも??

古靴のディテールに
思いをはせるのは
一つのロマンを感じますね。

ビンテージをたしなむ者の
楽しみの一つです。

シルエットはスタイリッシュで
とてもセクシーです。

フォルムがきれいですし
コンディションも
申し分ありません。

2019年、元号が変わる
記念すべき年の第一弾の
一足としてふさわしいブーツです。

是非、一度実物を
見に来てください!

60s-workboots
【UNKNOWN】1960~70s 
WORKBOOTS
サイズ 8(目安26 cm~27cm 位)
¥27000-(+tax ¥2160-)

2018年12月度

店長青山【超!厳選】売れ切れ必至の
狙い目 革靴ベスト10

【 第10位 】
johnston-murphy-hydepark
【Johnston & Murphy】CAP TOE
『HYDE PARK Ⅱ』1990年代

【 第9位 】
kenmoor-1978
【FLORSHEIM】KENMOOR
Imperial Quality 1978年製

【 第8位 】
STUART-McGUIRE-Imperial
1980年代 【DEAD STOCK】
【STUART McGUIRE】IMPERIALS

【 第7位 】
80s-workboots
1980年代『STEEL TOE』
SAFETY BOOTS MADE IN USA

【 第6位 】
florsheim-1978-balmoral
1978年4月製【FLORSHEIM】
【Imperial Quality】

【 第5位 】
grenson-wingtip
1985年1月製 【GRENSON】
MADE IN ENGLAND

【 第4位 】
HANOVER-L.B.sheppard-CORDOVAN
【HANOVER】70年代L.B.sheppard
コードバン PLAINTOE

【 第3位 】
Portage-Shoe-proto-ped
1960年代【PORTAGE】PORTO-PED
Air Cushion U-TIP

【 第2位 】
60s-workboots
【UNKNOWN】1960~70s
WORKBOOTS

【 第1位 】
foot-so-port-boots
1980年1月 【FOOT SO PORT】
10ホール編み上げブーツ