DSCF4884_400
【U.S.NAVY Service Shoes】
D.J. Leavenworth社
1969年1月6日製

店長青山です、

人類が【月】に初めて立ったのは
いつだかご存知ですか?

アポロ11号が月に行き
ニール・アムストロング船長を
着陸させたのは

1969年の7月20日の事です。

今から47年前の出来事だったのです。

そのように聞くと
かなり大昔の出来事のように
思えます。

もはや半世紀近くも前の事ですので
そう感じるのも無理はありません。

その、

アポロ11号が月にたどり着いた1969年。

その年がが始まって6日目に
この革靴は作られました。

DSCF4889_400

60年代のサービスシューズとしては
かなりキレイなお品です。

アウトソールはレザーソールで
トップリフトはBF Goodrich社製。
減りもほとんど見られません。

まだまだ、これから
履きこんで頂けると思います。

DSCF4899_400

U.S.NAVYのサービスシューズは
1980年の途中までアウトソールに
レザーを使用してきました。

なので、

サービスシューズの中でも
レザーソールの個体の物は
古いヴィンテージになります。

その中でも、

ステッチの仕様などで
更に古いものが判別できます。

今回のサービスシューズは
【 6アイレット 】。

ひもを通す穴が6つで、
その下にあるステッチが
ダブルステッチとなっています。

DSCF4904_400

アメリカ海軍のサービスシューズは
おおよそ1950年代には5アイレット。
1960年代で6アイレットになった後
1970年代には5アイレットに戻ります。

ちなみに下のサービスシューズは
1971年製のレザーソール、5アイレット
アイレット下のステッチが無しのモデルです。

DSCF3716_400

1960年代にはこのステッチの糸が
ダブルステッチとシングルステッチの
両方のモデルがあります。

このアイレット下のステッチは
1970年代には無くなっている
ディテールです。

DSCF4913_400

かかとの部分には1950年代まで
【T字型】のレザーが当ててあるのですが、
上部の一部で重ねて合わせてある仕様は
1960年代以降の物です。

1940年代のサービスシューズについては
こちらの記事をご覧ください。

1940年代 第二次世界大戦モデル

DSCF4922_400

タンの裏はフェルト地になっています。
これは1970年代ぐらいまでの仕様です。

DSCF4923_400

インソールにサイズが
刻印されているのも
古いディテールです。

DSCF4891_400

DSCF4898_400

と、いう事で

サービスシューズの中でも
今から半世紀近く昔の古いディテールを
持ち合わせたビンテージが今回のお品です。

しかし、

それだけ古いお品にも関わらず、
写真で見て頂けるようにアウトソールなども
かなり良いコンディションを保っています。

程度の良いサービスシューズをお探し
だった場合はおススメします。

サービスシューズは出来れば
2足は持っていたいシューズです。

一足はラバーソールの年代の物を
雨が降りそうな日の革靴として。

そしてもう一足はレザーソールの
70年代以前のビンテージの物を
革靴好きを語るなら手に入れて
おきたいですね。

今回はビンテージの物として
おススメできるレザーソールです。

このチャンスに
一度経験してみて下さいね。

それではまた!

動画

DSCF4884_400
【U.S.NAVY Service Shoes】
D.J. Leavenworth社
1969年1月6日製 サイズ10 ウィズD
(目安27cm~28cmくらい)
¥25700- (+tax ¥2056-)

※ お勧め参考記事

1951年アーミーサービスシューズ

デッドストック サービスシューズ

合わせてお読み頂くと
今回の革靴に対する理解が
より一層深まります。

【 ※ サービスシューズのお手入れ方法 】

店長青山が普段サービスシューズの
お手入れに使用するクリームは

【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター
(ブラック)

です。

こちらは本来コードバン革靴用の
クリームなのですが、
ガラスレザーの補色クリーム
としても使用できる優れものです。

1980年代以降、ラバーソールの
サービスシューズはアッパーに
ガラスレザーを使用しています。

ガラスレザーの場合、
通常の乳化性クリームでは革に
成分が浸透していきませんし、
色を着色する事が出来ません。

ですので、

黒い色を引き立てたい場合は
コードバンクリームレノベーターの
少量を


ポリッシングコットン

という磨き専用の布に取り
うすく革靴の全体に塗り広げて
いきます。

その後、

毛先が細く、コシの柔らかい
馬の毛を使用した

pro-horse-brush
プロホースブラシ

で円を描くように
ブラッシングして馴染ませてから
更に乾拭きをすると美しいツヤが
出てきます。

今回はとても綺麗なお品でしたので
補色は必要なかったのですが、
黒く光る印象を強く出して
仕上げたかったのであえて
補色をしてみました。

色の補色が必要のない場合、
普段使いのクリームとしては

%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%97%e3%83%81%e3%83%a3
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル

(無色)

を使用して頂くと美しく綺麗な
ツヤが出せます。

使い方、磨き方は先にご紹介した
コードバンクリームレノベーターと
全く一緒です。

参考にしてみて下さい。

=============

※店舗に関する情報は現在メルマガからだけでご案内しております。インスタ・フェイスブック等でお問い合わせ頂いてもお答えできません。

>>【PRIVATE GARAGE】古着屋ガレージセール公式メルマガ 

=============