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1970s Hanover【L.B.Sheppard】LONGWINGTIP

店長青山です、

本日の一足はアメリカ革靴マニアの方なら
気になる一足です。

今、みなさんが必死に探している
【Florsheim】のKENMOORよりよっぽど
球数が少ないと言えるでしょう。

アメリカ革靴の歴史に
名を残すシリーズです。

1970年代にはオリジナルのブランドが
消滅してしまったハノーバーの
ロングウイングチップ、
そのブランドの中でも最上級ラインだった
【L.B.Sheppard】(L.B.シェパード)
のお品です。

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【Hanover】は
Harper Donelson Sheppardさんが
1899年にぺンシルバニア州ハノーバーで
創業したブランドです。

ハーパー・ドネルソン・シェパードさんには
二人の息子がいて彼の後は
息子が事業を引き継ぎました。

そのうちの一人が
Lawrence Baker Sheppard さんです。

この創業者の息子さんの名前
ローレンス・ベイカー・シェパードさんの
頭文字を取ったのが
【L.B.Sheppard】です。

今回の靴は会社を引き継いだ彼の
シグネチャーモデルなんですね。

先にも述べた通り、
オリジナルのハノーバーの靴工場は
1974年に閉鎖してしまいました。

その後、ハノーバーの名前と
靴を製造する権利は1978年に
クラークスに譲渡されています。

ここでちょっとおまけ話です。

ハノーバーを手に入れたのとほぼ同時期の
1979年にクラークスは【BOSTONIAN】社も
傘下にしているんですね。

そこでクラークスはボストニアンの
靴もハノーバーの工場で作り始めました。

そのクラークスは1996年、
ハノーバーの靴の生産を
ペンシルバニア州のハノーバーから
ウエストバージニア州に移します。

なのでそれまでの期間、

クラークスは1970年代後半から
1990年代の前半まで
【Hanover】と【BOSTONIAN】の靴を
同じ工場で作っていた、
ということなんですね。

【Hanover】と【BOSTONIAN】の関係が
イマイチよくわからない方も多いかと
思いますのでちょっと補足してみました。

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【Hanover LB Sheppard signature】 と
記載されているのが読み取れます。

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ハノーバーの靴に特徴的なアーチサポートも
ついていますね。

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アウトソールのトゥにはスティールが
付けられているので、つま先のヘリを
気にすることなくこれから履きこんで
頂けます。

そして、
トップリフトに使用されているのは
オサリバン社の古いラバーです。
これまたマニア心をとてもくすぐる
ディテールではありますね。

が、
しかしなんといっても
この靴の魅力はアメリカ靴らしい
堅牢な作りとがっしりとした
シルエットではないでしょうか?

そして見た目とは裏腹に、
革が厚いのにも関わらず
とても柔らかいので履き心地も
軽快で心地よいのです。

上質な革を使用しているので
手入れ次第でこれからまだまだ、
ずっーと長い期間履いていける
革靴になることでしょう。

アメリカ革靴がお好きな方にこそ、
是非手に入れて頂きたい逸品です。

気になる方はすぐに
試着しに来てくださいね。

それではまた!

動画

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1970s Hanover【L.B.Sheppard】LONGWINGTIP
サイズの目安 27cm~28cmくらい
¥19700-(+tax ¥1576-)
※ お勧め参考記事
ハノーバー【L.B.Sheppard】
コードヴァン

合わせてお読み頂くと今回の
革靴に対する理解が
より一層深まります。

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