
80s【BOSTONIAN】WINGTIP
前期モデル「STRESS-RELIEF DESIGN」
MADE IN USA
青山健一です、
新品の革靴を履くたびに、
足の痛みを我慢していませんか。
「本革のドレスシューズは、馴染むまでが辛い。」
そう思っているなら、
まだ本物の【BOSTONIAN】を履いたことがないのかもしれません。
今回は80年代の【BOSTONIAN】でもなかなか見かけないシリーズ『STRESS-RELIEF DESIGN』のウイングチップを入荷しました。
今回 お届けする内容
『STRESS-RELIEF DESIGN』とは、、、”疲れない革靴”を追求したボストニアンの答え
「ビンテージの革靴は、履き心地が悪い。」
そう思われがちですが、それは間違いです。
【BOSTONIAN】は、フォーマルシューズにまだ誰も”快適さ”を求めていなかった時代から、柔軟で軽量なソールの開発に取り組んできたブランドです。
1885年、Charles H. Jones & Co.とBay State Shoe & Leather Co.の合併により、Commonwealth Shoe and Leather Co.が誕生。
1895年頃から「BOSTONIAN」ブランドを展開し、1906年には米国連邦商標として登録。
以後、その人気は急速に高まり、1909年から1917年までのわずか8年間で売上は約4倍に成長しました。
さらに1923年には全米規模の広告展開を開始し、Bostonianはアメリカを代表する紳士靴ブランドの一つへと発展していきます。
【BOSTONIAN】が革靴に求めたこだわりの延長線上に生まれたのが、今回の『STRESS-RELIEF DESIGN』です。
つまりこの一足は、”履き心地”という言葉がまだ贅沢品だった時代から、
【BOSTONIAN】が追い求めてきた快適性の答えそのもの、なのです。


ウイングチップの穴は、なぜ開いているのか
ところで、このウイングチップ。
つま先に並んだ穴飾り、、、これは単なる飾りだと思っていませんか。
実はこの穴、元々はスコットランドやアイルランドの湿地を歩くための、水を抜く実用的な機能だった、、、
靴の世界では、そのように広く伝えられています。
18世紀半ばにはスコットランドとアイルランドで、現代の靴の先駆けと見なせる未なめし革を使った履物が作られていたというのはおそらく確かです。
ですが、
当時の一次資料にはその用途を直接示す記録が乏しく、排水のためという説は、
「後世に広まった通説ではないか」考え方が近年では多く見られます。
実用的に考えると、
革靴の意匠として装飾機能や、蒸れにくさを実現するためのベンチレーションとしての役割がしっくり来るのではないでしょうか。
ただ、
作業靴だったブローグが20世紀に入り紳士靴として洗練され、W字型のつま先が翼のように見えることから「ウイングチップ」と呼ばれるようになっていく、、、
無骨な実用靴が、100年の時を経てドレスシューズの定番になったというところにロマンがありますよね。
これもまた、靴の歴史の面白いところです。
【BOSTONIAN】の『STRESS-RELIEF DESIGN』については、以前クォーターブローグのお品はご紹介したことがあるのですが、ウイングチップは当店でも初めてです。
過去にご紹介した記事も参考にしてみて下さい。
※ 参考ブログ
デッドストック!!80s【BOSTONIAN】STRESS-RELIEF DESIGN

非常にレアな前期モデルのロゴについて
アッパーのお色はバーガンディ。
経年による深みのある色艶が、かえって上品さを引き立てています。

そして今回、
何と言っても、特筆すべきはインソールにプリントされたロゴです。
走る馬にまたがり、マントをたなびかせた騎士のような人物と【BOSTONIAN】のロゴ。
背景にはお城でしょうか?
建物があるのが見て取れます。
【STRESS-RELIEF DESIGN】のシリーズにおいても、この走る馬のロゴは前期のモデルと考えられています。
現在入手できるほとんどのモデルは【BOSTONIAN】の文字だけの個体となり、ビンテージモデルとしても希少価値が高いのです。

かかとのトップリフトも【BOSTONIAN】『STRESS-RELIEF DESIGN』の文字とV字の溝が刻まれた、当時のヒール仕様がそのまま残っています。
内壁には、白地に刺繍で『STRESS-RELIEF DESIGN』の刻印。

これだけ、オリジナルがきれいな状態で残っていることから分かるように、履かれた形跡のとても少ない個体です。
まだまだ、これからあなたの足に合わせて、履き込んで頂けることと思います。
サイズが合いそうな場合は是非一度試してみてください。
もしあなたが、
量産された新品の履き心地で妥協できるなら、それでもいいと思います。
でも、もしあなたが、
40年以上前に本気で作られた”疲れない革靴”を、今の足で確かめてみたいなら、、、
このウイングチップを試す価値は、十分にあります。
それではまた!

80s【BOSTONIAN】WINGTIP
前期モデル「STRESS-RELIEF DESIGN」
MADE IN USA
サイズ 8 1/2 ウィズD
(目安 26cm ~ 27cm 位)
¥19000-(+tax ¥1900-)
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