1993年製【Allen Edmonds】 WINGTIP
【Richmond】
青山健一です、
今回も質の良い革靴が入手できましたので、ご紹介します。
1993年製【Allen Edmonds】のウイングチップで【Richmond】です。
今回のお品は、ロングウイングチップなのにもかかわらず、アウトソールがシングルという割と珍しい形状をしています。
そして、つま先はショートウイングチップのようにスマートなトゥとなっているのです。
ロングウイングチップと言えば通常はダブルソールとなっており、その堅牢なつくりと重厚感のあるスタイルが魅力的なモデルです。
しかし今回のモデル、リッチモンドはあえてシングルソールを使用していることでロングウイングチップでありながら軽やかさがあります。
ショートウイングチップの軽快さを持ちながら、あえて羽根をかかと部分の後方まで伸ばしてあるので特徴のあるデザインとなっているわけですね。
そして今回の革靴の年代判別です。
こちらの縦ロゴは1989年から2013年まで使用されたもの。
そして内側の表記を見ると、4桁の末尾の数字が 「３ 」となっています。
このことから、製造年は西暦●●●３年のものと、推測ができます。
1993年、2003年、2013年が候補に挙がるわけですが、ここでWEBサイト上にて閲覧できるアレンエドモンズの過去のカタログ集で確認してみます。
そうすると該当するのが、1993年という事がわかるわけですね。
1993年【Allen Edmonds】カタログより
Richmond
Four-eyelet long wing tip blucher. Full
leather linings, single oak leather sole,
and custom heel. Size Chart #1.
8407 Black Polished Cobbler
(topview shown)
8457 Walnut Aniline Calf
8477 Burgundy Polished Cobbler
(profile shown)
このカタログの記載からも、アウトソールがシングルオークレザーソールであることが確認できます。
そして今回の品番は、8477 ですので、バーガンディのポリッシュド・コブラー皮革を使用している個体だという事がわかりますね。
今回のアレンエドモンズはジーンズや、チノパンツなどアメカジスタイルにとてもよく似合うバーガンディのお色です。
足元がスニーカーではラフになりすぎる時、少し足元だけ大人のコーディネートへ引き締めるのに重宝します。
既に30年以上昔に製造されたビンテージです。
是非一度、実物を合わせてみてください。
それではまた！
1993年製【Allen Edmonds】 WINGTIP
【Richmond】
サイズ 7 1/2 ウィズD（目安 25cm ～ 26cm 位)
￥27000-（＋tax ￥2700-）
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