【Allen Edmonds】Cornwallis Wholecut
青山健一です、
新入荷の革靴をご紹介します。
柔らかい上質な革を使った履き心地の良い、アレンエドモンズの一足。
ホールカットにチゼルトゥの【コーンウォリス】です。
アレンエドモンズの【Cornwallis】は2015年の秋モデルで登場した比較的新しいスタイルのモデルです。
現在では【Allen Edmonds】のラインナップに乗っていないので生産していない模様。
ですが、2015年に発売された後は様々な色のバリエーションも登場したりして、割とブランドとして推していた印象があります。
ベベルアーチにチゼルトゥと非常に上品な印象の一足です。
beveled arches(ベベルアーチ) とは、靴底のアーチ部分(足の土踏まずに当たる部分)に施された特定の形状やデザインの事。
靴の側面から見たとき、アーチ部分が斜めに削られたような仕上がりになっているものを指します。
これにより、靴のシルエットがよりエレガントで立体的に見えます。
視覚的な洗練さに加え、アーチ部分を斜めに削ることで、靴底全体の厚みを感じさせず軽快な履き心地です。
また、チゼルトゥ(Chiseled Toe) とは、靴のつま先部分(トゥ)がノミ(chisel)で削ったような形状になっているデザインのこと。
名前の通り、角ばったシャープなラインが特徴的で、フォーマルな紳士靴によく使われるトゥの形状の一つです。
靴のアッパー(甲革)部分が一枚の革から作られたホールカットのため、縫い目が非常に少なくシンプルな雰囲気。
しかし、つま先にメダリオンの穴飾りがあるために決してつまらない印象ではありません。
ホールカットは一枚革を使用するため、革自体の品質が非常に高くなければならず、製作には熟練の技術が必要なんですよね。
また、革の伸び具合やフィット感も計算された設計が求められます。
アレンエドモンズの職人気質な良さが表れている一足のように感じます。
今現在、同じモデルが販売されていないので直接比較ができなかったのですが、アメリカのアレンエドモンズのサイトで確認してみると
似たような色合いのパークアベニューが日本円換算で
JPY 113,449
11万3449円
でした。
庶民が、アレンエドモンズを気軽に履ける時代も遠くなりつつあるようですね。
今回のお色は品番1055 の【Walnut】 。
ウォルナットのような薄いブラン系のお色はとても人気なのですが、そのぶん汚れも目立ちやすいので中古だと程度の良い品を入手することが非常に困難でもあります。
この度の一足は革のコンディションもとてもよく、おススメの一品。
アウトソールも綺麗ですし、まだまだこれから履きこんで頂けることと思います。
アレンエドモンズがお好きなあなたは是非、一度試着してみてください。
それではまた!
【Allen Edmonds】Cornwallis Wholecut
サイズ 9 1/2 ウィズD
(目安 27cm ~ 28cm 位)
¥32000-(+tax ¥3200-)
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