【WORKBOOTS】DEADSTOCK 12 eyelet
ビブラムソール
店長青山です、
その時は本当に
途方に暮れていました。
2011年にあの
東日本大震災があった後、
主要だったお取引先様が
事業をやめてしまったからです。
その時、入手できなくなった
商品の代わりとして
取り扱い始めたのが
中古革靴です。
あの当時、
アメリカ古靴の世界は
ごく一部のマニアの人にしか
知られていませんでした。
【FLORSHEIM】の『KENMOOR』や
【HANOVER】の『L.B.sheppard』
など、一般のお客様は誰一人として
知らないような状況でした。
なので、
それをご紹介してお客様に
古い革靴は良い革を使用していて
現代とは比べ物にならないくらい
丁寧に製作されており
革靴としてとても優れている
と、
いう事実を知って頂くのは
とても大変だったのを
今でも覚えています。
しかし、
時代は変わりました。
アメリカ古靴は中古の世界でも
人気のお品となり、古いビンテージは
インターネットを通じ、
世界中で取引されています。
とてもありがたい事に当店も
中古革靴の世界では
ちょっとは知られるように
なりました。
以前、それを悪い意味で
思い知らされる出来事が
起きて愕然としました。
先ほどの
で、紹介したメソッド。
店長青山が苦しみの果てに
編み出した方法論でしたが
中古革靴を初めて購入される
ようなお客様の為に
一般公開した手法です。
しかし、
とある中古革靴販売サイトが
ほぼ、そのまま丸パクリで
自社の情報として公開したのです。
タイトルまでほぼ同じ、
内容を最初見た時には本当に
信じられませんでしたが･･･
そのサイトは
今でも存在しています。
先日
かつて、無名ブランド扱い
されていた【FLORSHEIM】や
【HANOVER】を彷彿させるような
良品を入手しました。
実は昨年ぐらいから
ちらほらご紹介していますが
アメリカの古いワークブーツです。
アメリカのワークブーツと聞くと
【REDWING】とか【WHITE’S】とか
【WESCO】などを思い浮かべるかも
しれません。
恐らくほとんどのお客様が
そのような認知だと思います。
これは以前で言う所の
古靴の状況にすごく似ていると
感じています。
アメリカ古靴というと
【ALDEN】くらいしか
知られてなかった
かつての状況です。
ちょっと詳しい人で
【Allen Edmonds】か
【Johnston & Murphy】程度。
【FLORSHEIM】や
【HANOVER】、
【BOSTONIAN】レベルを
知っている方は当店の
お客様ではほぼ皆無でした。
「古靴で」という意味です。
逆に【FLORSHEIM】辺りの
ブランドを知っている方は
1970年代などの当時に
リアルタイムで新品を
履いていた方達でした。
古い時代の良い製品を
実際に体験された事のある
世代の先輩達です。
最近、古いブーツを見ていると
かつて無名ブランド扱いされていた
【FLORSHEIM】の古靴が
彷彿されます。
こんなに造りが良くて
革質抜群のブーツが
注目されていないなんて。。
と、感じるのです。
ABCマートさんなどの例で
見られる、外からの資本が入り
「OEM」別注オリジナル
商品化したアメリカブランドの
ブーツたち。
名前だけは一緒でもかつてと
同じブランドとは思えない様な
クオリティの新品のブーツ。
それを高い値段を出して
購入する位なら、中古で
タフな本物のワークブーツを
購入した方が絶対に良い。
古靴好きとしては現在の
街用ファッションに媚びを売った
おしゃれさん専用ブーツ
を見てはそう思うのです。
今回ご紹介するブーツは
本当に無名でブランドロゴが
どこにもありません。
恐らくは1990年代以降のお品かと
思うのですが、かなり重厚な
しっかりとした造りです。
今回のお品は
デッドストックです。
一流の有名ブランドであれば
10万円クラスのお値段になる
ロング丈の12アイレット、
本格派のワークブーツになります。
ブランド品ではないけれども
良い品をお値打ち価格で
手に入れたいというあなたは
是非、一度実物を見に来てください。
それではまた！
【WORKBOOTS】DEADSTOCK 12 eyelet
ビブラムソール
サイズ （目安26 cm～27cm 位)
￥32000-（＋tax ￥2560-）
※おすすめ参考記事
世界最高峰のブーツ
WHITE’Sスモークジャンパー
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