青山健一です、
2022年も終わりという事でここは一つ、来年のことを言って鬼を笑わせたいと思います。
名付けて!
【2023年 ガレージセールの大予言!】
お題目は
① 物価のこと
② 為替のこと
③ 再び来るパンデミックのこと
の3つです!
それでは早速参りましょう!
Let’s ガレージ!!(掛け声)
今回 お届けする内容
① 2023年2月は値上げラッシュ確定!
さて、今年の9月8日(木)の当ブログでは物価について以下のような記載をしています。
>忘れてはいけない事は、2022年後半に値上げが予定されている食品などの価格は今年4月下旬に1ドルが131円台になったことを受け「今後も1ドル130円台が続く前提で決められた価格」だという事です。
>来年の2023年にはあらゆる商品の再再値上げ、再再再値上げが起きても不思議ではありません。
2022年中には実際にかなりの商品が値上げ、そして追加で再値上げを行ってきました。
しかし残念ながら、直近だとこの流れが修正されることはなさそうです。
為替や原材料の価格が動いても、小売価格に反映されるには半年前後の時間差があります。
という事をふまえて考えると
来年の2023年の2月には
再びあらゆる商品の値上げラッシュ
になる事でしょう。
消耗品や食品で日持ちする商品に関しては
今のうちに買いだめ
しておいてもいいかと思います。
自分は先月スーパーの安売りで1リットルの食用油を2本ストックで買っておきましたよ。
食用油って11月の前年同月比で35%も値上がりしてる んですよね。
もちろん、あなたが買う予定のどんなアイテムであろうとも値上げの流れにありますから、1月、2月中は価格の動向に気を配っておいてください。
余裕があれば、今のうちに手に入れておくのは良い選択肢かもしれません。
自分もあとは酒ビン(ウイスキー)をたらふくストックしておきたい所なのですがねぇ。。
② 2023年の為替の動向は?
2023年の為替はどうなるのか?
正直に言えばそんなことは誰にもわかりません。
「今後為替は確実にこうなる!」
と、言い切る人がいたらそいつは詐欺師ですので近づかないようにしましょう。
とはいえ、直近の動向ぐらい「こうなるかもしれないな?」と予想するのは自由ですので、仮説を立てて対策を考えておくのはいいかと思います。
さて、2022年10月8日(土)の当ブログでは
半世紀も昔のビンテージ革靴を店で買える時代が、かつてあったという話
>今の状況だと直近ではここからさらに円安が進む と考える方が自然です。
とお伝えしました。
この時、前日10月7日 (金)の終値が
1ドル = 145.397
だったのですが二週間後の10月21日 には
1ドル= 151.942 円
と、そこから一気に 6.545円 も円安に進み、152円直前まで行きました。
152円って。。。
去年2021年の1月は
1ドル = 102.593
だったんですよ?
1ドルが50円近くも変化すると輸入品を扱っている者には本当に死活問題でして、すごく困る。。。。
その後、アメリカのインフレ率の鈍化、そして12月20日には日銀の黒田総裁がサプライズの金融緩和修正を発表して一気に円高に振れています。
そして今年の終わりの12月30日は
1ドル = 131.927
という値になっています。
152円直近から20円分を円高に戻したとはいえ、今年の1月の安値は113.466円。
今年1年で18.461円も円安になったという、輸入業者としては苦しい年となりました。
現在はアメリカとの金利差が縮まっているわけではないので、来年も背景として基本的にここから円安方向に向かう姿勢は変わらないかもしれません。
ただ、一つここにきて。
円高になりそうな要因が12月28日に出ました。
現在の日銀、黒田東彦総裁は2023年4月8日で任期が終了するのですが、後任として
山口広秀・元日銀副総裁
の名前が挙がったという事です。
現在、後任として有力紙されているののは雨宮正佳・日銀副総裁と、中曽宏・前日銀副総裁です。
この二人に比べ、今回の三人目の有力候補、山口広秀 氏が日銀総裁になると株安・円高に進む可能性が高くなりそうなんですよね。
当店のような全ての品をアメリカから輸入している業者としては少しでも円高方面に修正が入ると楽なのですが。。。
まぁ、市場の未来の事は誰にもわからないので何とも言えないのですが、多少なりとも輸入品が安くなることを願っております。
③ ビル・ゲイツが更なるパンデミックを警告!
新型コロナウイルスが発生する4年前の2015年に世界的なパンデミック(感染症の世界同時多発流行)を予言した人がいます。
そう、マイケルソフトの創業者であるビル・ゲイツさんです。
ビル・ゲイツさんは2015年のTED Talksで「The next outbreak? We’re not ready」と題したスピーチを行いました。
最初の1分2秒までを見てみて下さい。
「次の数十年で1千万人以上が亡くなる災害があるとすれば、それは戦争ではなく感染症だろう」
という事を言っています。
「次のアウトブレイク(感染爆発)が来ても我々は準備ができていない」と題されたこのTEDのスピーチの通りそのままに、世界は新型コロナウイルスのパンデミックに見舞われました。
そしてまたビル・ゲイツさんは 2022年2月18日に行われた米CMBCのインタビュー で
・新型コロナウイルスと別のパンデミックは、ほぼ確実に起こる
・新しいパンデミックは別の病原体に起因する可能性が高い
という事に警鐘を鳴らしています。
ただ、ゲイツさんによれば
「人類は6カ月以内にワクチンを作り出すことができ、パンデミック対応は早くなる」
との事なんですけどね。
次のパンデミックはサル痘(Monkey pox)なのか?
ところでこの、ネクストパンデミック。
「次はサル痘(Monkey pox)じゃないか?」
というように考えている方も多いみたいですね。
【サル痘(Monkey pox)】の名前は、1958年に実験施設でサルに天然痘のような症状が出たことからつけられました。
ところが長年使ってきたその名前をWHO(世界保健機関)が今年の11月28日に「mpox」へ変更すると発表したんですね。
何でこの時期に?という話なのですが、今年サル痘が流行した際に人種差別的な表現が使われたから、などの理由があるそう。
「サル痘」だったらイメージしやすいのに「mpox」と言われても日本人にはわかりづらい気もしますね。
なんだか新型コロナウイルス感染症を「COVID-19」と言われてもわからないような感じ?
まぁ、名前を「mpox」にした方が、世界基準でどこの国でも通用するという事なのでしょう。
と、いうことは来年あたり更に流行するのかな?
で、
恐ろしい事に 2021年の3月にこのサル痘のパンデミックをシュミレーションしたところがあるんですよ。
「Nuclear Threat Initiative=NTI (核脅威イニシアチブ)」 と「Munich Security Conference (ミュンヘン安全保障会議が提携して行ったシュミレーションのレポートがこちらです。
【Strengthening Global Systems to Prevent and Respond to High-Consequence Biological Threats】
ここに何が書かれているかというと、
実験室で操作された病原体を使用したテロ攻撃 の「卓上演習」です。
そのモデルケースにサル痘が使用されていまして、テロによって引き起こされた世界的大流行のシュミレーションなんですね。
詳しくはレポートを見て欲しいのですが、気になるところはここですね。
2022年5月15日 攻撃開始
MOVE1
・2022年6月5日
ブリニア(と呼ばれる架空の国)でサル痘のアウトブレイクが発生
1421人の感染者 / 4人死亡
MOVE2
・2023年1月10日
83か国に影響
7000万人の患者 / 1300万人死亡
・・・って、おい!
2023年1月10日ってあと10日後じゃないのさ!
1300万人は死なないでしょ?
いくら何でも!?
サル痘パンデミックの陰謀論
実はこのサル痘、実際にイギリスの保健当局が2022年5月18日までにサル痘の患者が合わせて9人確認された、と発表したんですね。
で、このシュミレーションによると、2022年5月15日が攻撃開始でしょ?
まさにシュミレーションと同じ週に流行が始まったんです。
で、
このサル痘世界的大流行のシュミレーションを発表したNTI (核脅威イニシアチブ)にビル・ゲイツさんの財団が出資してたもんだからさぁ大変!
世界中で陰謀論が巻き起こっちゃって、一部ではネット上で大騒ぎなんですよね。
「コロナもサル痘も、製薬会社が儲けるためにバラまいたウイルスだ!」
「ビル・ゲイツが投資している会社を儲けさせるためにやってるんだー!」
みたいな?
14兆円もお金持っている人が、金儲けとかいう面倒くさい理由で行動する訳ないと思うんだけども。。。
国とか世界とかを動かせるほどのお金があるのに金儲けのために仕事する?
サル痘ばらまきの陰謀論については、イギリスのロイターがきちんとファクトチェックを行っています。
まぁ、都市伝説的な陰謀論はエンタメとしては面白いんですけどね。
NTI のパンデミックシュミレーションは偶然【サル痘】と【時期】が重なりましたが、もともとはウイルスでのテロ攻撃という最悪のシナリオに備えるためになされた演習ですし、実際に地質学者や消防士などのさまざまな職業で一般的に使用されています。
シュミレーション自体は、科学的に行われ、現実に即したものであるわけです。
世界はパンデミック終了宣言に向かっているが、、、
で、
結局何が言いたいのかというと。
世界は今、欧州を中心に新型コロナウイルスのパンデミック終了宣言に向かっています。
しかしながら。
世界的に新たなアウトブレイクがいつ起きてもおかしくない、というのは確かな事実です。
ゼロコロナをあきらめた中国では、新型コロナウイルスの感染爆発がおこっています。
そこで新たな変異株がいつ出現しても不思議ではないわけです。
にもかかわらず中国は渡航制限を大幅に緩和している。
恐らく、再びコロナの世界的震源地になるのは中国でしょう。
サル痘は陰謀で感染拡大したものではないかもしれないが、それがいつパンデミックになってもおかしくない。
来年も引き続き、世の中の情勢がいつ変わっても対応できるようにしておく必要はありそうです。
海外に行かれる方は渡航制限などに注意しておく方がいいかもしれません。
備えあれば患いなし。
せめて心の持ちようだけでも。
来年、2023年に何があっても、フレキシブルに対応できるように心づもりをしておきたいですね。
と、いうことで!
本年も大変お世話になりました。
あなたの2023年が素晴らしい年になりますようお祈りしております。
良いお年をお迎えください。
それではまた!
2022年12月31日
古着屋ガレージセール
青山健一
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