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ブライドルレザーの老舗 英国タンナー【 THOMAS WARE & SONS LTD 】トーマスウエア&サンズ Tanner

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英国が誇る老舗タンナー
【 THOMAS WARE & SONS LTD 】

THOMAS-WARE-SONS-1

THOMAS-WARE-SONS-12

店長青山です、
当店のイベントで先日、
立ち上がりましたレザーブランド

【Butkus】(バッカス)

確かな技術と真摯に物作りに
向かう姿勢ですでに多くの
お客様に支持されております。

その革のスペシャリストである
【Butkus】のオーナーが
ブランド立ち上げのコレクションで
打ち出したイギリスのレザーが

THOMAS-WARE-SONS

【 THOMAS WARE & SONS LTD 】
(トーマスウエア&サンズ)

のブライドルレザーです。

ブライドルレザーという革については
下の記事で詳しくご紹介していますので
参考にしてみて下さい。

ブライドルレザーの誤解

さて、

このトーマスウエア&サンズ社。

革においては世界的に有名な
ブライドルレザーの製造会社なのですが
一般のお客様にはあまりなじみが
ないと思います。

ですので、今回はこの
トーマスウエア&サンズ社について
ご紹介していきます。

革のタンナーとは

トーマスウエア&サンズ社は
英国のロンドンからちょうど
西に向かって200キロほど離れた街、
ブリストルに存在します。

1840年に創業され
今日まで177年間続く
老舗のタンナーです。

タンナーとは動物の皮膚である

『 原皮 』

の状態から製品に使用される

【 革 】

の状態まで鞣し(なめし)と
呼ばれる工程を皮に施して
変化させる業者の事です。

一般的にレザーの製造業者と
呼ばれる会社には3種類あります。

●「 Tanner 」タンナー

原皮をなめして革にする業者

●「 Currier 」カリアー

なめされた革をタンナーから
仕入れて来てそれに染色や
ブライドル加工を施して
仕上げる業者

●「Finishers」フィニッシャー

タンナーやカリアーが作った
革を仕入れた後、納入先の希望に
合わせた色を染色したり
型押し加工などをして
製品化する業者

の三種類です。

このどの工程を行う業者も
革の製造会社と言えるのですが
今回のトーマスウエア&サンズ社は

「タンナー」だけではなく

自社だけで革を製品化して
納入できる企業なのです。

革のなめし(鞣し)方法

「革」を「柔」らかくすると書いて

『 鞣す』(なめす)

という文字になりますが
皮をなめす目的としては

「腐らなくする」

「柔らかくする」

「丈夫にする」

などが挙げられます。

動物の生の皮のままでは
腐ってしまって日常の用途で
使用できないので古来より
人類はこの「なめす」という
工程を行ってきました。

なめしの作業の際には
鞣し剤を使用して行うのですが
その種類には現在大きく分けて
2つの方法があります。

●ベジタブルタンニンなめし

植物に含まれているタンニン(渋)を
使用して皮をなめす方法。

古来から人類が用いて来た
鞣し方法です。

特徴としては革を使用していくうちに
経年変化が出て、独特の風合いが
楽しめるという事があります。

植物由来のタンニンを内部まで深く
浸透させることで革は厚く堅牢で
コシがある仕上がりになります。

鞣し後に着色をしていない
ヌメ革はこの植物の
タンニンの色をしています。

タンニン鞣しで出来た革製品は
切り口にコバ磨きの手法を施すことで
断面を美しく仕上げる事ができます。

また、

植物からとられた鞣し剤なので
人体にもやさしく、アレルギー反応を
起こす心配も少ないです。

タンニンなめしの革は燃やしても
灰になるだけなので安全ですし
環境面からも優れています。

一方で、

鞣して革にするまでの
時間がかかる事や、製法により
広い場所を必要とします。

手間がかかるため大量生産できないので
コストがかかり製品の値段が
高くなってしまう革でもあります。

●クロームなめし

塩基性硫酸クロム塩という金属由来の
化学薬品を鞣し剤として使用する事で
革をなめす方法。

ドラムと呼ばれる和太鼓のような形の
大きな樽に皮とクロムの薬品を入れて
洗濯機のようにグルグル回し、
遠心力を用いて鞣し剤を皮に
浸透させます。

blue-drums

大量生産に向いているうえに
かなり短期間で革に仕上げる事が
できるので低コストの製品を
作ることができます。

現在世の中で使用されている
工場製の革製品のほとんどは
このクローム鞣しで
処理されています

クロム鞣しを施した革は
「ウェットブルー」と呼ばれる
水色がかった革に仕上がります。

この事からクロム鞣しの革の切り口は
着色などの処理をしていないと
断面が青白色になっているのです。

クローム鞣しの革は薄くて伸縮性があり
耐熱性にも優れています。

一方で、

化学薬品を使用するために
燃やすとクロムが有害な物質に
変化するなど、環境への影響も
心配されます。

一般的な革製品を捨てる時に
なぜ「不燃ごみ」として扱う
自治体があるのか不思議に思った事は
ありませんか?

これはクロムなめしで生産した
革を燃やすと「六価クロム」と
呼ばれる猛毒の物質が発生する
からなのです。

タンニンなめしのトーマスウェア

ベジタブルタンニンでもドラム製法で
皮をなめすことは可能なので現在では
タンニンなめしのほとんどがドラムで
鞣されています。

しかし、

トーマスウエア&サンズ社は
昔ながらのピット槽に漬けるという
方法で時間と手間をかけ、
タンニンなめしを皮に
施しているのです。

THOMAS-WARE-SONS-12

ピット槽とは

ピット槽とは写真のような2m程の
深さのある水槽の事です。

このピット槽に濃度の事なる
タンニン溶液が入っており
うすい濃度から順番に濃い濃度の
水槽に漬けていきます。

時間をかけて内部まで
タンニン成分を浸透させる為
皮に負担が少なく、丈夫で厚い
革を作ることができます。

ピット槽に皮を漬けている期間は
最大で13か月ほどにもなります。

現代のドラム製法で行う
クローム鞣しは1日~5日ほどで
仕上がるのに対してはるかに
時間がかかるのです。

また、

ピット槽を使用するには
かなり広い場所が必要です。
水槽を移しながら皮を漬けていくので
手間も非常にかかります。

大量生産できない上、コストが
高くなる事などから現在では
ピット槽でタンニン鞣しを行う会社は
少なくなっているのです。

いかにピット槽でなめされた革が
貴重な品なのか想像できると
思います。

現在英国では
ベジタブルタンニンなめしを
行う大きなタンナーが
3つほどあります。

その中でも
トーマスウエア&サンズ社は
老舗かつ最大規模の会社となります。

英国タンナーの中でも
タンニンなめしを行う会社として
トーマスウエアと同じくらい
老舗で有名な

Joseph Clayton & Sons Ltd
(ジョセフクレイトン&サンズ社)

という会社があります。

そのクレイトン社でも所有している
ピット槽は80個程です。

それに対して
トーマスウエア&サンズ社は
400個ほどのピット槽を
保持しているのです。

いかにトーマスウエア&サンズ社が
大きく、タンナーとしての歴史が
あるのかが伺い知れます。

ベジタブルタンニンなめしの工程

THOMAS-WARE-SONS-2

それでは実際に
トーマスウエア&サンズ社の
なめしの工程をみていきましょう。

まず、動物の皮膚である
原皮というのは腐らないように
塩漬けされるので、塩を含んだ
状態で原皮が仕入れられます。

この原皮の仕入れ段階から
トーマスウエア&サンズ社は
厳選した物だけを取り扱う事を
重要視しています。

最高の品質の原皮を
伝統的な方法で手間と時間をかけて
なめすことが最良の方法だと
考えているのです。

なめしの前工程

まず、タンニンで鞣すためには
前工程が必要です。

これにはおよそ10日間ほど
かかります。

そして、仕入れたこれらの皮の
全ての重さを計り検査をした後、
この塩を抜くために
まず24時間水に浸されます。

その後、毛を脱毛しやすいような
成分を含むピット槽に24時間
入れられます。

THOMAS-WARE-SONS-15

それらが済んだ革は
石灰の入ったピット槽に
6日間ほど漬けられてから
2種類の機械に通され
余分な肉や毛を取り除かれます。

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ピット槽によるベジタブルタンニンなめし

THOMAS-WARE-SONS-14

毛が取り除かれた原皮は次に
タンニンの入ったピット槽に
漬けられます。

濃度のうすいタンニン液が入った
ピット槽から次第に濃いピット槽へと
移していきます。

これには種類により
13か月間かかることがあります。

ここで使用されるタンニン液は
少なくとも3種類の植物から厳選されて
とられた材料がブレンドされています。

このタンニン液の温度や濃度、
漬けている時間などは長年の歴史から
導かれたトーマスウエア&サンズ社の
独自のものです。

その時の皮の個性、
現地の気温や湿度の状態により
調整が必要となるので
経験と知識が求められる行程です。

最終的に仕上げる革の種類によって
すべて異なるプロセスが要求されます。

177年の伝統を受け継ぐ
老舗ならではの最高技術で
ベジタブルタンニンで革を
なめしていきます。

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ベジタブルタンニンレザーの乾燥

何か月もの間、ピット槽に漬けられて
タンニンなめしを施された革は
仕上げの種類によって更なる工程が
施され、乾燥させられます。

この乾燥の工程でおよそ
4~6週間ほどの期間を要します。

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タンニンレザーの仕上げ

最終的な用途にあわせて仕分けされた
タンニンレザーは馬具用の
サドルレザーやブライドルレザーに
加工されたり、革靴のレザーソールに
あわせて仕上げられます。

製品によっては原皮から
最終的な革の仕上げまでに
15か月以上かかる物もあります。

これだけの手間と労力をかけて
皮を革へと変化させて仕上げる
英国の老舗タンナーが
トーマスウエア&サンズ社なのです。

saddleleather

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トーマスウエア&サンズ社の
ブライドルレザー

いかがでしょうか?

トーマスウエア&サンズ社の
ベジタブルタンニンレザーがいかに
伝統的な手法で製造されている革なのかが
理解して頂けたことかと思います。

そして

トーマスウェアのブライドルレザーが
世界でも最高水準のクォリティで
ある理由がここにあります。

ブライドルレザーは品質の良い
ヌメ革にブルームの元である
グリースを丹念に染み込ませる事に
よって特徴のある革に仕上がります。

このグリースは天然の動物や魚の油、
蜜蝋、牛脂などが成分です。

同じく天然素材で
ベジタブルタンニンなめしをされた
ヌメ革にこそ、深く浸透して
革の繊維に絡み合い、
良く馴染むことになります。

トーマスウェア社のブライドルレザーは
革の深い内部からにじみ出てきたような
ブルームが特徴です。

使用しているうちに再び
白いブルームが浮き出てくるさまは
あたかも革が息づいているかの様です。

THOMAS-WARE-SONS

この内部からブルームが
にじみ出るような深い味わいも
最高のベジタブルタンニンレザーを
使用しているからこそと言えるでしょう。

ブライドルレザーの醍醐味を
充分に味わえる英国トーマスウェア社の
革製品を是非、試してみて下さい。

馬の馬具に使用するほど丈夫な
レザーなので長くあなたの
伴侶として共に時を刻んでくれる
事でしょう。

【Butkus】のブライドルレザー

当店でご紹介する新進気鋭の
レザーブランド

【Butkus】バッカス

ではこの英国トーマスウェア社の
ブライドルレザーを用いて、
お客様のご注文からレザーアイテムを
作成します。

革に造詣が深いブランドオーナー兼
クラフツマンが英国より届いた
トーマスウエア&サンズ社の
ブライドルレザーを用いて
一点一点、丁寧にアイテムを
手作業で製作致します。

世界最高水準のブライドルレザーを
使用して作られる革小物は
すでに手にしたお客様から
絶大な信頼を得ているのです。

Bridle-Leather

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でも、あなたには
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かもしれません・・・。

この【Butkus】のレザーアイテム
ですが、最高峰の革を使用し、
丁寧に全てを手作業で製作しています。

にも関わらず、
お値段が下手すると
その辺りの工業革製品と
変わらない程度となっているのです。

その為、当店でも非常に
人気のアイテムなのですが
ブランドオーナー兼クラフツマンが
全てを一人で組み上げる為、
少数しか生産する事できません。

なので、

この【Butkus】のレザーアイテム
について、詳細は当店の
無料メールマガジンの読者様のみに
ご通知させて頂いております。

そしてごく近日中に、

【Butkus】のブライドルレザーの
ウォレット等、小物類の

「オーダーが締め切り」

になります。

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