店長青山です、

今回は 新品のプリマロフトジャケット

78%引き

にしますので、楽しみに最後までお付き合いください。

プリマロフトは8倍も暖かいのか?

 

で、今回のジャケットの【PRIMALOFT】プリマロフトという素材。

 

「アウトドアブランドなどで良く聞くけど一体何なんだ?」

 

って思われるかもしれないですよね。

インターネットで調べると

【 ダウンの8倍の保温性 】とか
【 ダウンジャケットの8倍暖かい! 】

とか書いているサイトが出てくるのですが、

 

正直言って意味がよく分かりません。

 

『8倍』と数字で明記しているからには、ある条件下において「プリマロフト」と「ダウン」の性能の数値を比較したものだと思われます。

ですが、

一体どのデータで8倍という数字が出てきたのか書いている所がなくてさっぱりわからないのです。

 

「8倍暖かい」

 

に至ってはもはや個人的な感覚の話になっています。

なので、

 

「おれはプリマロフトの方がダウンジャケットより8倍は暖かいと思うね!」

 

という方がいても実際、不思議ではありません。

が、

店長青山の個人的な感覚の話で言わせて頂ければ

 

「プリマロフトはダウンの8倍も暖かくない 」

 

というのが正直な感想です。

 

だって、想像してみて下さい。

 

ダウンジャケットと言えば日本における厳冬期の重衣料として最もたる物の一つですよね?

 

ダウンジャケット一つだけでも相当暖かいとは思うのです。

 

それなのにダウンの8倍も暖かかったら、日本では暑くて熱くて着ていられないとは思いませんか?

 

なので

 

一体全体プリマロフトとはどういった物なのか、混乱してよくわからない方もいるかと思います。

 

今回はそのプリマロフトという素材についてお話していきますね。

 

プリマロフト素材とは?

 

プリマロフトはアメリカのニューヨーク州にある【Albany International】社が開発した素材になります。

 

アルバニーインターナショナル社はアメリカの【Aerospace company】に選ばれている会社の一つでスペースシャトルの断熱材製造などを手掛けてきた会社です。

 

1983年にU.S.ARMYから依頼され、それまで軍の寝袋などに使用されていたグースダウンに変わる素材として

【PRIMALOFT】

を開発しました。

 

プリマロフトとは超微細なマイクロファイバーで作られた人工のダウンのような素材です。

 

ファイバー素材が作り出す小さなすきまの空間に

 

体から発散した熱を閉じ込めて外部の冷たい空気を遮断する

 

という特徴があります。

ちなみに、

アウトドアブランドが出しているアウターなどをインサレーションウェアと呼びますが、この外部の冷気と内部の体温の熱をウエアによって

【Insulate】(遮断する)

という事から名づけられています。

 

 

上の写真はグースダウンの羽毛。

 

このたんぽぽの綿毛のような部分の隙間に、体温で暖まった空気をたっぷりと抱え込んで保温します。

 

この仕組みを人工素材のポリエステルで創り出した物がプリマロフトなのです。

 

ダウンジャケットについて

 

ここでちょっとだけ内容が離れてしまうのですが、理解がより一層深くなりますのでダウンについても少し、お伝えしておきますね。

 

ダウンジャケットなどと聞くと鳥の羽根が入っているとイメージされる方も多いと思います。

 

 

鳥の羽根というと普通、イメージするのはこんな形ですよね。

 

ですが、実を言うとこれは【 DOWN 】(羽毛=ダウン)ではありません。

 

【 FEATHER 】(羽根=フェザー)です。

 

ダウンというのは水鳥の胸の部分に生えている毛のことで、たんぽぽの綿毛のような形をしたものです。

 

 

ダウンは陸に住む鳥には生えていません。水鳥の胸にだけ生える羽毛なのです。

 

ダウンに使用される水鳥には主に2種類あり

グース=がちょう
ダック=アヒル

の胸からとられたものが羽毛としてダウンジャケットなどに使用されます。

 

軽くて暖かく、とても柔らかなので防寒の素材として優れていますが、一羽の鳥から5~10gしか取れない大変貴重な物なのでその分、高価になります。

 

その為、ダウンジャケットや羽毛布団はダウンとフェザーを混合して作られているものが多いです。

 

ちまたにはフェザーしか入っていないにもかかわらず、ダウンジャケットとしてジャケットを販売している悪質な店舗もあるようです。

 

洋服内にある内容表記のタグを確認して、ダウンの含有量を確かめてから選ぶようにしてください。

 

 

ちょっと話がそれてしまいました。

で、

このプリマロフトなのですが天然素材のダウンの代りとして開発された人工素材なので、とても優れた性能があります。

 

ただ、天然素材と人工素材と聞くとどうしても天然の方が良いというイメージがあるかもしれません。

 

しかし、一概に天然素材の方が良いという訳でもないのです。

 

例えば、天然素材のダウンの場合、動物アレルギーがある方だと羽毛に反応し、症状が出てしまう可能性もあります。

 

そして、天然素材のダウンの一番の弱点というのは

 

「水に濡れると嵩(かさ)が減って保温力が無くなる」

 

という点にあります。

 

水に濡れると羽毛がぺちゃっと潰れてしまって重くなり、暖かい空気を保持することが出来なくなるのです。

 

更には、乾くまでに必要とする時間が人工素材の物よりも長くかかってしまいます。

 

ダウンは本当に素晴らしい素材なのですが、

 

「濡れたら役に立たなくなりそして乾くまでが遅い」

という事ですね。

 

プリマロフトは洗濯できる

 

その点、プリマロフトには羽毛にはない撥水性があるために水に濡れてもロフト(かさの高さ)を失うことがありません。

 

それにより、常に保温性を維持し身体から体温を奪われる事を防いでくれるのです。

 

プリマロフトは水に濡れた時でも96%の熱遮断性を保持するとされています。

 

更にはダウンとは違って水で洗濯をする事さえもできる素材なのです。

 

これが、野外活動における雨や雪に耐えうる素材として急速にアウトドアブランドなどで広まった理由の一つになります。

 

濡れた時の保温能力の高さにおいて天然のダウンを遥かに上回る機能性を誇るのがこのプリマロフトです。

 

なので、

パタゴニアやノースフェイス、ワイルドシングズやアークテリクスなど一流アウトドアブランドにもこぞって採用されています。

 

ちなみに、

このプリマロフトを軍隊ではなく一般の企業として採用して最初に市販したブランドはどこだと思いますか?

 

意外かもしれませんが映画【黄昏】ではアメリカ屈指の名優ヘンリー・フォンダもフィールドコートを着ていたブランド、【L.L.Bean】なんですね。

 

movrf50

 

【L.L.Bean】は1989年に一般企業として初めてジャケットにプリマロフト素材を使用しています。

で、

プリマロフトの良い点はこれだけではありません。

 

極細の繊維を用いて作られているためダウンのような軽さと柔らかさも合わせ持っています。

 

繊維というのは細ければ細いほど軽くて当たりが柔らかくなります。

 

船をつなぎとめるような太いロープと、

うさぎの赤ちゃんの細い毛では

触ってどちらが柔らかいのかは一目瞭然です。

 

極細の繊維を持つプリマロフトは軽くてソフトな生地になるので着ている時に動きやすくて楽なのです。

 

機能性を重視するアウトドア用のジャケットに使用されるのは、ここにも理由があるのですね。

 

軽くて暖かく、水に濡れても保温性を保ってくれるプリマロフトがとても優れた素材であることがわかって頂けるかと思います。

 

アメリカ海兵隊に支給されるプリマロフト

そして、

機能性を重視する点では並ぶ所が無い組織としてアメリカのミリタリー機関があげられます。

 

自らの命をかけて役務につく兵士にとって、身に付けるものは単なる洋服ではありません。

 

生命を守るためのギアであり一切の妥協が許されない道具です。

 

米軍から兵士へ支給される物という事は品質、機能性、耐久性において世界最高クォリティを保持している証になります。

 

そのアメリカ軍に現在も納入されるジャケットとしてプリマロフト素材は実際に使用されているのです。

 

アメリカ軍実物本物 Level7ジャケット

 

有名な所ではワイルドシングス社のプリマロフトを使用したLevel 7 のジャケットなどが知られていますね。

 

ワイルドシングスは以前当店でも正規販売店としてお取り扱いしていた事があります。

 

ワイルドシングズのプリマロフト入りジャケットは使い勝手がとても良くて、おススメのお品です。

 

【WILD THINGS】プリマロフト
 

プリマロフトの機能性

 

ここでプリマロフトの特徴をすごく簡単にまとめます。

 

●天然のダウンと同じ様な性能を持たせた人工素材

●ダウンとは違って水に濡れても保温性を維持することができる

 

と、いう事ですね。

これは店長青山の個人的な感想ですがプリマロフトは天然ダウンと比べても

 

「同じ暖かさで嵩(かさ)が少なくて済む」

 

ような感覚を受けます。

このため冬でもモコモコと着ぶくれしないで済みます。ダウンで言う所のフィルパワーが大きいという感じです。

 

データで見るとそこまででも無いようなのですが、実際の感覚的には軽くて薄いわりにかなり暖かいと感じます。

 

この機能性はかなり魅力的です。

 

冬になると重たいアウターで肩が凝ってしまうという方は軽くて薄いプリマロフトを是非一度お試しください。

 

さて、お待たせいたしました!

 

今回はこのプリマロフトを使用した新品のジャケットをバレンタインキャンペーン価格でご提供します。

 

今回のキャンペーン期間は2月28日までです。

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ブランドは【GAP】で中古ではありません。

新品です。

『 N-3B 』TYPEです。

 

動画


新品【GAP】プリマロフトジャケット
『N-3B』TYPE
¥22900-
(税込¥24732-)

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¥4900-(+tax )

 

このジャケットのモデルとなったアメリカ空軍実物本物『N-3B』フライトジャケットの詳細についてはこちらをご覧ください。

 

※ お勧め参考記事


1950’s U.S.AIR FORCE【N-3B】
FLIGHT JACKET VINTAGE

1969-g1-jacket
●極上品1969年アメリカ海軍実物本物G-1フライトジャケット

 

合わせてお読み頂くと今回のジャケットに対する理解がより一層深まります。

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