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※今回の内容は当店のプライベートグループのメンバーさんに向けて投稿した2020年12月9日付の記事です。
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今回 お届けする内容
「鬼滅の刃」を超えるもの
青山健一です、
2020年も12月になり今年もいよいよ終わろうとしています。
なので、本日はここ数か月間、プライベートメンバーさんに向けて広げてきた話題と、それにともない行ってきた心理学的なワークをたたんで回収していきたいと思います。
#長かった
#年内に終わらせなくては
そもそもの始まりがすでに分からなくなってしまっているかもしれませんが、ここで思い出してみましょう。
最初の目的としては
「これからの時代を生き抜くためにどうすればいいのか?」
というところから始まっています。
そして、
全てのアイテムの品質やサービスが横並びに均一化された時代、これからは商品で差をつけることが難しいので、
「人として選ばれるようにならなければいけない」
というお話でした。
で、そこからの展開としては
⇒ 人として選ばれるようにならなくてはいけない。
⇒ 人として選ばれるためには自分自身の物語を語った方が良い。
⇒ 物語を語るためには自分自身のルーツを調べると良い。
⇒ 自分自身のルーツを調べるための切り口として、お金からの影響を考えてましょう。
⇒ お金の影響を考えるにあたり、自分自身の両親、祖父母のお金のパターンを調べてみましょう。
⇒ 彼らの影響を受けて、自分自身がどのようなお金や人生のパターンにあるのか導き出しましょう。
⇒ 自分自身の内面に存在する両親への「怒り」を考えてみましょう。
⇒ 心の奥底に怒りを抱えている人は、付き合う時に注意が必要で、あなたがそのような人かもしれません。
⇒ 今ここ。
#本日回収予定
あなた自身の「感情」こそが物語
「自分自身の物語を語りましょう」
と、僕が伝えた時に
「私には物語なんてないよ」
「人に伝えられるようなエピソードなんて持ち合わせていない」
「自分は平凡な人間だから」
そう考えた方も多いと思います。
しかし僕が思うに物語というのは、
「現実社会で起きた出来事」
よりも、
「心の中に巻き起こった感情の動き」
だと考えています。
例えばあなたは、異性に振られて失恋したことがありますか?
僕は何回もあります。。。泣
この時、いいところなく異性に振られてみじめに惨敗した体験というのは、決して人に話したいような物語ではありません。
面白くもないし、格好悪いし、心おどるような楽しい要素は全くなしです。
いい年こいた大の大人が、鼻水を垂らしながらオイオイしくしく泣いて、打ちひしがれた話なんて、美しくもなんともない話ではないですか。
でも。
あなたにもそのような経験があったとしたら。
失恋の苦しみに胸を痛めた過去があったとしたら。
街中に歩く見知らぬ人の後ろ姿に、思わず失恋相手の面影を見てしまい、ドキッとしたその感覚を知っているのだとしたら。
「この人は私と同じだ」
と、思いませんか。
「私と同じ痛みを感じた事のある人間なんだ」と。
この
「感情を共有できる話」
こそが、あなたが持つ、あなただけの物語なのです。
そしてどんな人でも、心が動いた経験はあり、心を揺らし続けながら、今日も生きています。
あなたが感じる心の動きというのは、人として生きている以上、必ず共感してくれる誰かがこの世界のどこかに存在しています。
心をさらけ出すことはとても怖いことではありますが、同じ想いを感じてくれる人がこの世界にいる以上、それを伝えてみたらいいと思うのです。
それこそが
「あなたが選ばれる理由」
となり、
「応援」
してもらえる物語となります。
ここまで行ってきたプライベートクラブ内での心理学的なワークというのは、
「自分自身の心の中にある感情を見つめるためのもの」
だったんです。
一生懸命走っている人を笑う奴
あなたの中にも、他の誰かに共感してもらえる感情は必ずあります。
応援してもらえる要素が必ず存在しています。
あなたの失敗の中に、誰かに応援してもらえる理由が必ずあるのです。
だから僕はあなたの失敗を笑いません。
それはあなたが人に応援してもらうための、最高の宝物だと思うからです。
かつて2010年より8年間連載していた【BonVoyage】からの読者様は、僕がずっと同じ事を伝えているのがきっとわかって下さると思います。
この世で一番ダサいのは、一生懸命走っている必死な人の姿を見て「あんなのカッコ悪い」と斜に構えてスカしてる人間です。
なぜダサいのかと言うと、何も行動していない人間の感情には、
「共感できる要素が1ミリも存在しないから」
です。
共感できる要素の無い人間は
「存在する必要のない人間」
という事です。
うまく結果が出せる方が良いのであれば、これからの時代は
「ロボットや AI にその存在価値が奪われていく」
ことになります。
なので、ここに僕の答えがあります。
「これからの時代を生き抜くためにどうすればいいのか?」
その答えは
「人間らしく行動して泥臭く失敗し、その感情を共有することで人から応援してもらう」
ということでした。
今の世の中で応援されるのはどこか?
では。
そのように考えて、現在の世の中を見回してみましょう。
「今、応援されているのはどこなのか?」
ということを探して見るのです。
そうすると、やはり話題となっているのは「鬼滅の刃」ではないでしょうか。
鬼滅女子と呼ばれるファンの女性たちからも熱烈な支持を受け、公開されている映画はおそらくこのまま興行収入300億円の大台を突破するでしょう。
しかし、この
「応援される要素」
となってくると、「鬼滅の刃」を超える存在が見つかります。
クリスマスに公開される映画「えんとつ町のプペル」です。
「鬼滅の刃」は暴力的なシーンも存在し、幼いお子様連れの家族にもお勧めできる内容かどうかは疑問を持たれる方も多い事でしょう。
しかし、映画「えんとつ町のプペル」には今の世の中で最も必要とされれる
「人から応援される物語」
がつまっています。
映画を見た人が、他の人にも安心しておススメできる内容であることは間違いありません。
おそらく、公開後じわじわと口コミで広がり続け、あっという間に世の中の認知を獲得する事と思います。
これからの世の中を生きる上で、最も大切な要素が
「人から応援される事」
なのであれば、映画「えんとつ町のプペル」は、いずれ「鬼滅の刃」を超えていくと、【個人的には】予想しています。
海外進出もすることですし、ロングランで長い時間をかけて上映していくうちに興行収入でも日本歴代一位の映画となることでしょう。
制作総指揮・脚本・原作を手掛けた西野亮廣さんは、目標の興行収入を
「100億、、でも無理そうだから80億」
と、テレビでお話されたそうです。
ただ、個人的な感想としてはこれは「詭道」(きどう=騙しあい)ではないかと。
キングコングの西野さんは『 孫子の兵法 』を熟知されているお方。
「兵法を学ぶ者がテレビという敵地(鬼滅の刃ファンが住まうフィールド)で、相手の敵対心をあおるような数字を言うだろうか?」
と考えた時にそれはちょっと想像しにくい。
西野さんはテレビを見るような属性の方たちに配慮して、謙虚に控えめな数字をお伝えしたのではないでしょうか。
僕の個人的な見解としては海外の興行成績も含め、長い時間をかけながらでも500億円ぐらいは行くのではないかと思っています。
そうなってくると、これから先、映画の在り方そのもの自体も変わってくるかもしれませんね。
コロナで失われた事の多かった2020年でしたが、
「人の想いに共感してつながっていく事で、生きていける世界がこれからやってくるのかな」
と思っています。
それではまた!
#えんとつ町のプペル
#西野亮廣 さん
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