今回 お届けする内容
ドンゴロスとは麻の生地で出来たバッグ
【ドンゴロス】麻袋
店長青山です、
JUTE BAG(ジュートバッグ)を
10枚ほど入荷しました。
ドンゴロスとも呼ばれる麻袋の事です。
こちらの物はもともと、
コーヒーの生豆が入っていたもので
大き目の丈夫なバッグです。
サイズは大体、
縦 90~110cmくらい
横 60~70cmくらい
となります。
表面と裏面にはコーヒーの産地や
種類を表す、プリントがされています。
リメイクしてインテリアに
ざっくりとした粗野な風合いの生地と
相まって、素朴感のある独特の表情に
のある麻袋です。
大き目の布ですので、
これから日差しが強くなる季節
窓辺にかけて日よけなどに
使ってもらえますよ。
もともと袋状となっていますので
脇を切って開き、一枚の布として
使用すれば倍の大きさにもなります。
インテリアとしてもお部屋の
雰囲気づくりに活躍してくれますね。
アイデア次第でいろいろと
使い勝手もあるので人気のお品です。
池袋にある店長青山の知り合いの
美容室さんは、このドンゴロスを
上手に壁にかけてお店の雰囲気を
作られていました。
上のサイト様ではこれらの
麻袋を上手に活用して、日常空間へ
オシャレに取り入れる方法を
ご紹介されています。
リメイクのアイデアとしても
とても参考になるので
是非、ご覧になって下さい。
【表面】
【裏面】
夏にクーラーとして釣りで使う
ドンゴロスは丈夫な麻で出来ているため
古くから日本でも使われていまして
穀物とか野菜とか、郵便物を入れたりするのに
利用されてきました。
今ではポリエチレンの化学繊維が
主流のようですが、かつて工事現場などでは
土を入れた土嚢(どのう)にも
使用されてました。
かなり丈夫なので重たい物を
入れても利用する事ができます。
そして、
釣りをされている方は
ご存じだと思うのですが
実は釣った魚を入れる袋として
クーラーの代りにも使えるんです。
今回の袋は魚釣り用ではないので
実際には使用が難しいと思いますが
どうするかというとですね、
このドンゴロスを海水にどっぷりと
浸して良く濡らします。
そして、その中に釣った魚を入れて
日陰に置いておくわけですね。
そうすると、麻に浸みていた
海水が乾く時に気化熱として
魚から熱を奪っていきます。
夏でも魚の持ちが良くなります。
時々、ドンゴロスが乾かないように
海水をかけて濡らしておくことで
天然のクーラーのような役割を
してくれるという原理なのです。
昔の人の知恵だと思いますが
今でも、魚釣り用として
ドンゴロスが売っています。
現代の大きなクーラーボックスなどを
かついで行けない場所で釣る時などでは
重宝する道具なのです。
【表面】
【裏面】
【表面】
【裏面】
ドンゴロスの意味 語源、由来
ここでちょっと疑問に思うのが
ドンゴロスという言葉の響きですね。
一体全体、何をもってこの麻の袋が
「どんごろす」
などという特徴的な呼び方を
されているのでしょうか?
消防隊の方が救助の時に当て布として
使うような毛布の事もドンゴロスと
呼ぶらしいのですが、調べてみると
ちょっと面白くて実はこれ、綿布を表す
「Dungaree(ダンガリー)」
がなまって変化したものという説が
あるみたいですね。
何語かと思ったら、ダンガリーという事で
元々は英語という事になりそうです。
消防隊の方が使用する毛布も
ダンガリーから来ているという事に
なりますね。
ちなみに。。。
ちょっと話は脱線しますが
あなたは
「デニム」と「ダンガリー」
の違いが分かりますか?
デニムはですね、
縦糸に色のついている糸を使い
横糸に白い糸を使用した
【綾織り】の生地です。
ダンガリーはデニムとは逆で
縦糸に白い糸を使用して
横糸に色のついた糸を使った
【綾織り】の生地の事です。
そして、
シャンブレーとは
縦糸に色のついた糸を使って
横糸に白い糸を使用した
【平織り】の生地の事になります。
今ではこの辺りもあいまいで、
ダンガリーでもデニムと
呼ばれたりしますね。
10枚ほどある袋はすべてサイズも柄も
違いますのでお好きな物を選んで、
リメイクなどで利用してみて下さい。
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