「 天は、誠実な努力とひたむきな決意を
決して無視しないのです 」
稲盛和夫
1950年代 【WOOL RICH】HUNTING JACKET
ビンテージ
店長青山です、
基本的な日本人の男性の体系にあう洋服って
どんな感じだと思いますか?
ヨーロッパのイタリアやフランスの
スタイリッシュな細身のスーツでしょうか?
アバンギャルドな新進気鋭のデザイナーが
打ち出すコレクションブランドのものでしょうか?
それともやっぱり日本人だから着物?
着物は確かに似合うかも・・・。
でも普段日常的に着ているわけではないですよね。
僕が思うにですね、
農耕民族だった日本人は重心が低いですし
スタイリッシュな欧米人とくらべると、
ずんぐりむっくりとした印象。
そのような、日本人の体形に合う一番合う洋服は
アメリカの労働者が着てきた洋服だと思うのです。
要は、ワークやミリタリーのアメカジですね。
なにもない未開の土地を開拓してきた
武骨でタフなアメリカの男たち。
がっしりとした彼らが着てきた
ワークウェアはちょっとずんぐりとした
日本人男性にはぴったりのスタイルです。
第二次世界大戦後、GHQの統治下に入った
日本にはアメリカの文化がなだれ込んできました。
そのなかには今では当たり前になったファッション、
Gパンなどもあったのです。GパンはGI(=アメリカ兵)が
履いていたパンツの略です。
その時に入ってきたファッションが戦後70年たっても
息づいているのは、それが日本人に
あっていたからにほかなりません。
最近、何を着ていいのかわからないというあなたは
今こそアメリカのワークスタイルを
見直してみてください。何か新しいヒントが見つかるかも
しれません。
「そで口のウールのリブがここまできれいに残っているのは
珍しいです」
今回当店で入手したのは1950年代のハンターが
着ていたジャケットです。
【WOOL RICH】のHUNTING JACKETになります。
途中の写真を見てもらえればわかって頂けるかと
おもいますが、細部にいたるまできれいな状態で
残っているジャケトです。
ハンティングジャケット特有のゲームポケットと
よばれるポケットが背中についています。
これは狩猟で仕留めた獲物を入れるためにつくられている
大容量のポケットです。腰のあたり全体がポケットに
なっています。右からも左からも獲物を入れることが
できます。ここに野鳥やウサギなど小さめの獲物を入れます。
ファッションではない本物仕様の
ハンティングジャケットということがうかがえます。
今回のウールリッチはタグからして1950年代の物です。
ウールリッチのタグは年代がさかのぼるほど
写実的になってきます。
下のタグは1940年代の物です。
®マークが入っていませんね。羊がわらっているようにも
見えます。
そして下のタグは1980年代くらいのものです。
羊がかなり簡略化されています。最終的には
この羊のロゴ自体がなくなって、文字だけになっていきます。
このようにタグから年代もわかるのですが、
半世紀以上も前の物とは思えないほど
インナーライニングもきれいです。
ハンティングジャケットは実用的に使用されていると
獲物の血がついていたりして、なかなかに
迫力があるのですが、それを実際に着るとなると
敬遠される方も中にはいらっしゃいます。
でも、今回のジャケットであれば、そのようなコンディションの
心配もありません。安心して、街着としても使って頂けますよ。
厳しい自然の中でハンティングをするための
ギアでもあるので、もちろん防寒性も
ばっちりです。
12月から寒い今年の冬もこのジャケットがあれば
簡単に乗り切ることができます!
今では手に入ることの難しくなった
ヴィンテージのウールハンティングジャケット。
本物の一品をこの機会に一度試着してソデを
通してみてくださいね。
それではまた!
動画
1950年代 【WOOL RICH】HUNTING JACKET
ビンテージ サイズ42 (L 位)
¥19000-(+tax ¥1520-)
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