
60s【Velvet-eez 筆記体ロゴ】
MASON U-TIP
青山健一です、
「古い革靴って、履き心地が悪いんじゃないの?」
もし、あなたがそう思っているなら、今日この記事を読んで、その常識を一度だけ疑ってみてください。
今回ご紹介するのは、1960年代の【MASON SHOE】。
おおよそ60年代頃まで使用されていた筆記体ロゴの【Velvet-eez】。
非常に珍しいUチップです。
「空気の上を歩くような快適さ」
これは私が言っているのではありません。
1954年のアメリカ雑誌に掲載された、【MASON SHOE】の広告コピー。
70年前のアメリカ人が、すでにそう言い切っていたのです。

今回 お届けする内容
「筆記体ロゴ」が消えた理由——1960年代だけに存在した証
【Velvet-eez】のロゴには、時代によって変遷があります。
1960年代ごろまでは、流れるような筆記体ロゴ。
1970年代以降になると、ブロック体のロゴへと変わっていきます。

つまり、この筆記体ロゴが存在するということは、それだけで「1960年代以前の製造」を証明する、動かぬ証拠になります。
年代を語る言葉は要りません。
ロゴがすべてを物語っている。
1938年から続く「エアクッション」——84年前から変わらない快適性の哲学
この【Velvet-eez】というクッションシステム、実は1950年代のアメリカ雑誌広告でもよく見かけます。
こちらは1952年の【Popular Detective】1月号。

1952年【Popular Science】 January




こちらは1954年の【Popular Detective】1月号。

1954年【Popular Science】 January


” people where
you work how they can “walk on air” in Mason’s famous
Velvet-eez Air Cushioned Shoes bearing the Good House-
keeping Seal. What comfort! ”
ざっくりとした意味だけ取ると
「メイソンの有名な【ベルベットイーズ エアクッション】の靴なら空気の上を歩くような快適さ!」
というようなニュアンスの事が書いてありますね。

この【Velvet-eez】のクッションシステムが昔から快適であることは、広告が証明しています。
ところが今回、さらに調べていたら、1938年の書籍でも【Velvet-eez】の記載が出てきてびっくりしました。
そんなに古くからあったのか。。。
知らなかったな。

1938年【Popular Science】 March


”Velvet-Eez air cushion
nailless insole shoes, sent free. Write
Mason Shoe Manufacturing Company,
Dept. R32. Chippewa Falls. Wisconsin.”
1938年っていったら、84年前じゃないの。。。
第二次世界大戦が始まったのが1939年だから、、それより前?
もうやめとこう。。
これ以上調べてると日が暮れる、、いや夜が明けてしまう。。
こうやって古着バカや古靴キチガイは沼に はまっていってしまうんだな。。。
60年以上前の革靴が、なぜこのコンディションで存在しているのか

1960年代と言ったら、軽く半世紀以上も昔の革靴です。
なぜ、これほどのコンディションで今も存在しているのか。
答えは一つ。
当時のアメリカの職人が、「履き潰される」ことを前提に作っていなかったからです。
長く、大切に使われることを想定した、本物の靴作りの証です。




マニアが唸る筆記体ロゴと、柔らかく育ったアッパーの革質
今回はマニアも嬉しいディテール、筆記体ロゴ。
この年代の革靴らしく、アッパーの革質も柔らかく仕上がっています。
ビンテージ古靴の良さを、足で直接感じていただける一足です。
「8 1/2 D」——日本人の足に最もよく合う、黄金サイズ
サイズは日本人にとてもよく合う黄金サイズ「8 1/2 D」。
ビンテージ革靴との出会いは、一期一会です。
同じモデル、同じサイズ、このコンディションで——あなたは人生であと何回、こういう一足に出会えるでしょうか。
「まともなビンテージUチップを一足は持っておきたい」と願っているなら。
あるいは、「本物のアメリカ靴の履き心地を体験してみたい」と思っているなら。
これは手に入れる以外の選択肢はありませんね?
それではまた!

60s【Velvet-eez 筆記体ロゴ】
MASON U-TIP
サイズ 8 1/2 ウィズD
(目安 26cm ~ 27cm 位)
¥29000-(+tax ¥2900-)
今回のVINTAGE プレーントゥのお手入れに
おススメするのは

【M.モゥブレィ】
アニリンカーフクリーム
です。
今回のようなVINTAGEブラウンレザーの革をお手入れする時には、クリームの油分に充分気を付ける事が大切です。
上質な革だと一番最初にクリームを付けた箇所に対し油成分が多く入り込む事で、そこの部分だけシミになったように色が濃くなる可能性があります。
また、慣れていない方が液状に近いタイプのクリームを使用すると、成分が浸みこむ前にクリームを均一に塗り広げる事が困難です。
水分の浸透が早い為、塗り広げる前に革に成分が入り込んでしまう事で他の箇所との色のトーンにムラができてしまうので、均等に仕上げるのが難しくなります。
その点、今回ご紹介するこのアニリンカーフクリームではロウ分が多めに入っています。
ツヤ感は出してくれますが水分が少ないので
「塗りこむことで最初に触れた特定の場所だけがシミになってしまう」
という、現象を防いでくれます。
また適度な硬さのクリームなので、布ですくい取ってから塗り広げるのにも扱いやすく初心者の方でも安心です。
靴クリームの成分による変色が怖いような薄い色のレザーや、大事に扱いたい上品な革質の靴にはこちらのクリームを強くお勧めいたします。
どんな高級革靴に使用しても、まず失敗したり間違えることのほとんどない、上質な「鉄板クリーム」として、どんな方にも安心してお勧めできる必需品クリームとしてご紹介しておきます。
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