店長青山です、
ロバート・レッドフォード主演で
1974年に公開されアカデミー賞を
2部門とった映画があります。
アカデミー衣裳デザイン賞、
編曲賞をとったその映画の名は
『華麗なるギャツビー』。
2013年には
レオナルド・ディカプリオ主演で
リメイクもされています。
今回のお伝えするのは
1974年作のお話です。
この、
アカデミー衣装デザイン賞を取った
映画の衣装を全面的に手掛けたのは
若き日のラルフローレンです。
映画の衣装担当自体は
セオニ・V・アルドリッジなのですが
デザインや製作のほとんどを
ラルフローレンが行いました。
彼はこの作品で知名度を一気に広げ、
世界的なデザイナーに名乗りを
上げていくのですね。
そのラルフローレンが
この映画のなかで選んだ革靴の
ブランドが今回の第1位になります。
【GRENSON】グレンソン
Plain Toe 5186 451
MADE IN ENGLAND イギリス製
グレンソン(Grenson)は
1866年創業のイギリスの
老舗革靴ブランドです。
靴職人ウィリアム・グリーンが
ノーサンプトンシャー州のラシュデンに
開いた小さな工房からスタートしています。
ブランドの名前は
創業者のグリーンと息子という意味で
『 GREEN & SON 』
→ 【 GRENSON 】
と名づけられたといいます。
いかにも伝統を大事にするイギリス
ブランドらしいエピソードですね。
グレンソンの靴は今でも熟練した
職人により1足あたり200以上の
工程が費やされ8週間かけて
製作されているのです。
今回のお品もそんなイギリスの職人が
手間ひまかけて作り上げた良品です。
2アイレットのプレーントゥという事で
アンクル丈ではありませんが
チャッカーブーツのような見た目ですね。
スタイリッシュなシルエットで
『華麗なるギャッツビー』同様、
とてもエレガントな印象です。
この手のタイプのプレーントゥを
お持ちでなければ、一足
バリエーションとして加えて頂けると
活躍してくれる事、間違いなしですね。
色目も上品なライトブラウンなので
これから春先に向けて、明るい印象で
足元を演出することもできます。
アウトソールの前面にはラバーで
ハーフソールが貼られています。
前の持ち主が補強されたのでしょう。
これからも相当長く履けると思います。
これから実際に履く事を
考えればむしろ嬉しくて
ありがたい補強ですね。
と、
いうことで今回の第一位は
イギリスの名門グレンソンの
お品でした。
サイズも小さめですので
この辺りのサイズ感をお探しでしたら
すぐに試着をしに来て下さいね。
それではまた!
動画
【GRENSON】グレンソン
Plain Toe 5186 451
MADE IN ENGLAND イギリス製
サイズ UK6 フィッティング F
(普通くらいの足幅)
(目安25cm~26cmくらい)
¥25700-(+tax ¥2056-)
※ お勧め参考記事
合わせてお読み頂くと
今回の革靴に対する理解が
より一層深まります。
【 ※ 今回のグレンソンのお手入れ方法 】
今回のグレンソン、色が
きれいなライトブラウンです。
こういった、ともすると
ヌメに近いような印象で
薄い色を使用している革は
クリームの油分に気を使う
必要があります。
油分の強いクリームを使用すると
布で塗り付けた所から色が濃くなり
シミのように跡になる可能性が
高いです。
ですので、
ライトブラウンなど、
薄い色系の革で
色の補色が必要のない場合は
普段使いのクリームとして
【M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル
(無色)
を使用します。
このクリームを使用する事で
シミになる心配を抑えた上、
美しく綺麗なツヤが出せるのです。
クリームエッセンシャルの少量を
という磨き専用の布に取り
うすく革靴の全体に塗り広げて
いきます。
その後、
毛先が細く、コシの柔らかい
馬の毛を使用した
で円を描くように
ブラッシングをしていきます。
クリームをアッパー全体に
馴染ませてから、更に布で
乾拭きをすると美しいツヤが
出てきます。
参考にしてみて下さい。
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