これは今から18年前、
1997年の夏。

店長青山がサラリーマン
だった時のお話です。

その頃、使っていたとても
思い出深いアイテムがあります。

今では着用することは
なくなってしまいました。

でも、実家を探せば
まだあるはずです。

僕は結構、物を
捨ててしまうたちなのですが
どうしてもこれだけは
捨てられません。

恐らくなのですがこのような
感覚を持っている方は
多いんじゃないかなと思います。

当時イオン系列のファミレス
社員だった僕は京都の山科で
一人暮らしをしていました。

勤務先は滋賀県草津の店舗です。

ですが自分のお店にいることは
少なく、大阪の岸和田や
奈良の日根野の店舗に
行かされていました。

そのように忙しく
過ごしていた頃の7月。

大阪に鳴り物入りで
ある商業施設ができたのです。

僕はそこに入っている店舗の
新規オープニングスタッフ
として送り込まれました。

今では無くなっているのですが

「フェスティバルゲート」

という都市型立体遊園地です。

大きなアミューズメントビルの中を
ジェットコースターが走っていたり、
当時はとても斬新なコンセプトの
施設でした。

時期はちょうど夏休みです。

物珍しさもあり、それはもう
凄まじいほどの来場者数でした。

開業初年は入場者数が
831万人を記録したといいます。

ただ、遊園地といってもビルです。

ディズニーランドのように
空が見える大きい広場が
あるわけではありません。

そのビルめがけて
夏休みの家族連れがめちゃくちゃに
集まってくるのです。

ビルの中はとにかく
人、人、人でごった返して
いました。

新規オープンのお店には
百戦錬磨の社員が集ってきました。

多店舗を経営している会社に
いる方ならお分かりだと思います。

新店舗をオープンさせ、
軌道に乗せる時期に活躍する
スペシャリストが会社には
いるのです。

【オープン屋】などと
呼ばれる社員です。

そんな歴戦の強者たちの中、
僕はただの新入社員です。

そして新規オープンの店なので
アルバイトの学生さんとかも
初めての人がいるわけです。

店はめちゃくちゃに混雑し、
いくらベテランスタッフが
率いていたとしても現場のスタッフは
てんてこ舞いでした。

当時イオン系列のファミレスが
形態を問わず200店舗くらい
あったのですがその夏、日本で
一番売り上げを取った店でした。

とにかく忙しかったので
社員は休憩どころではありません。

僕はフロア担当なのですが
朝の10時にオープンすると、
夜の20時まで一度の休憩も
なかったりします。

オーダーを取ったり、
パフェを作ったり、
食事を出したり、下げたり、
会計をしたり。

ボクサー上がりで体力には
自信があったのですが
終ると本当にフラフラでした。

しかもです。その施設は
大阪の浪速区にあるんです。

僕が住んでいるのは
京都の山科です。
滋賀県のすぐ横です。

毎日片道1時間半以上の通勤が
ありました。

アパートに帰ってくると
夜中の12時半とかです。

部屋に着くころには
ヘトヘトでした。

玄関に入ってくると
ネクタイを輪っかのまま外して
目の前の床にひっくり返ります。

そして1回目を閉じて
まばたきをしたなと思うと
すでに朝の6時なのです。

もう起きてすぐ出かけなくては
いけません。

今外したと思ったばかりのネクタイを
その輪っかのまま首にかけて
慌てて出かける。

そんな生活を当時の僕は
していたんですね。

今となっては懐かしい
サラリーマン時代の思い出です。

まさに今そのような新生活を
送っている方も多いことと思います。

その後僕は古着屋に勤めましたので
サラリーマンの方の生活スタイルとは
変わってしまいました。

そんなかつてサラリーマンだった
店長青山が昔を振り返ってみて
感じる事があります。

仕事で使うシャツや下着って
恐らくなのですが
10年後も着ていることは
まずないかと思います。

いま仕事で使っている靴下を
10年後も履いている人は
絶対にいないと思うんです。

ですが僕が18年前に使用していて
いまだに捨てられないアイテムが
あります。

今、古着屋になって
サラリーマンの生活を
離れたからこそわかったことです。

これだけは何十年後も
普通に使うことができるのです。

それはですね、

輪っかにしたまま
首に掛け直して出勤していた物。

そう、ネクタイです。

あの頃つけていたネクタイなんて
本当に安物の¥1900-位の物だったと
思います。

もう、古着屋になってからは
一度として付けたことがない
安物のネクタイです。

でも、値段じゃないんですよね。
思い出です。

捨てられずに今でも残してあります。

男の方だと人生で最も多くの時間を
過ごす場所は、仕事場という人が
ほとんどだと思います。

その仕事場で10年後もずっと
着用できる物はおそらく少ないと
僕は思うんですね。

そんな中、きっと10年後も
あなたと共にいてくれるのが
ネクタイだと最近になって
感じています。

だから僕は思うんです。

できればネクタイは
お気に入りのものを
付けてください。

あなたは今、仕事で
うまく行っているかもしれないし
うまく行っていないかもしれません。

そりの合わない上司に雑用ばかり
押し付けられて、自分の仕事が
思うように進んでいないかも
しれません。

今の仕事が嫌になって
転職を真剣に考えているかも
しれません。

そんな辛くて大変な時にこそ、

お気に入りのネクタイを
付けて仕事に行って欲しいと
僕は思うんですね。

憂ウツな月曜日にはテンションが
上がるネクタイを付けて
出勤してください。

そして、気に入らない上司に
うるさく文句を言われた時には

「 オレのネクタイは
エルメスだけど何か? 」

って、心の中でつぶやいて下さい。

そして辛くて大変な今の時期を
乗り切ってほしいと思うんです。

お気に入りのネクタイを付けて
頑張って欲しいと思います。

将来、
あなたが今よりさらに成長して
人間として大人になった時に
感じると思うんです。

10年後、今付けている
ネクタイを見て振り返ると
思うんです。

そうしたら

「 あの時があったから今がある 」

きっと感じると思うんですね。

あの時辛くて大変だった、
マジで嫌いな上司がいた、
仕事を辞めて本当に苦労した、

でも、

「お気に入りのネクタイを付けて
オレはあの時頑張った。

だから今があるんだ。 」

って思う時がきっと
来るんじゃないのかなって。

僕はそう思えてなりません。

ネクタイはあなたの仕事を
助けてくれてしかも人生の
思い出になるアイテムです。

必ずしも高い物じゃなくて
いいと思うんです。

着けていて気持ちのいい
お気に入りの一本を
見つけてください。

できれば、長くずっと
付き合っていけるような物が
見つかるといいですよね。

今回僕はヨーロッパのブランド
ネクタイを20本ほど
仕入れてきました。

すべてフランス製か
イタリア製です。

エルメス、グッチ、フェラガモ、
フェンディ、クリスチャンディオール
イブサンローラン、ピエールカルダン
ヴィヴィアン・ウエストウッド、
ミラ・ショーン...

業者の関係で中にはご紹介が
週明けになってしまう物も
あると思うのですが、全て一点物の
ネクタイたちです。

明日のブログで写真も付けて
ご紹介したいと考えています。

週末にお時間のある方は
是非、お店に実物を見に来て
ください。

あなたの人生の相棒になる
お気に入りの一本が
見つかればいいなと考えています。

そして前回とても好評でしたので
今回もメルマガ読者様限定割引を
お付けしようと思っています。

楽しみにしていてくださいね。

それではまた明日。

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