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ワーテルローの英雄が生んだ革靴の形【COLE HAAN】外羽根キャップトゥ

ワーテルローの英雄が生んだ革靴の形【COLE HAAN】外羽根キャップトゥ

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【COLE HAAN】DERBY CAPTOE

青山健一です、

今回ご紹介するのは、【COLE HAAN】の外羽根式キャップトゥ・ダービーシューズです。

「ビジネスにも使えて、少しカジュアルにも崩せる革靴が欲しい」

そう思って探している革靴を探している方は、多いと思います。

でも、いざ探してみると、、、

「量産型で、なんだか味気ない」

「かといって、フォーマルすぎて堅苦しい」

そんな一足ばかりに当たってしまう。

今回の【COLE HAAN】は、そのどちらでもありません。

【COLE HAAN】という選択

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コールハーンは、1928年、アメリカ・シカゴで誕生したブランドです。

創業者はトラフトン・コール(Trafton Cole)エディ・ハーン(Eddie Haan)

ふたりの姓を組み合わせたものが、そのままブランド名になりました。

意外に思われるかもしれませんが、1988年に、あのNikeがコールハーンを買収します。

スポーツブランドの技術と、伝統的な革靴作りが交わった時期があったんですね。

2012年にNikeの手を離れるまで、この関係は続きました。(出典:Wikipedia「Cole Haan」

確固たる伝統を持ちながらも、革新的な技術が取り込まれたりする面白い背景のあるブランド。

それがコールハーンを唯一無二の存在にしているのかもしれませんね。

今回の個体には、インソールに、「ColeHaan CITY」のタグが刻まれています。

コールハーンというブランドの、確かな系譜を感じさせる一足です。

外羽根式(ダービー)という靴の歴史

この靴の紐周りをよく見てください。

羽根の部分が、甲の革の上に「乗っている」のがわかるはずです。

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これが「外羽根式」、、、いわゆる「ダービー」と呼ばれる構造です。

実はこの構造、誕生のきっかけは戦場でした。

1803年から1815年まで続いたナポレオン戦争の時代、プロイセンの将軍ゲプハルト・フォン・ブリュッヒャーは、ある問題に頭を悩ませていました。(出典:Wikipedia「Napoleonic Wars」

当時の軍靴は、脱ぎ履きが困難で、行軍で足がむくんだ兵士たちを苦しめていたのです。

そこでブリュッヒャーが考案させたのが、足首の下に革のフラップを設け、紐を開放的に締められる新しい靴でした。

これなら、素早く履ける。むくんだ足にも対応できる。

この実用性が評価され、戦後は民間にも広まっていったのです。(出典:John White Shoes「The Military History of the Derby Shoe」

そして、

その後の世界に、この形の靴には「ブルーチャー」という彼の名が残ることになります。

ブルーチャー将軍と革靴の伝説

彼の名が、靴の形の総称として残ったのにはもう一つの理由があります。

1815年、ワーテルローの戦い。

劣勢だったウェリントン公爵の軍に、戦況を覆す形で戦場に駆けつけたのが、このブリュッヒャー将軍でした。

彼の到着が、戦いの天秤をウェリントン側へと傾けたのです。

その功績を称え、彼の名は靴の名として残ることになりました。

ウェリントン公爵に「ウェリントンブーツ」があるように、、、

ブリュッヒャー将軍には「ブルーチャー」という靴の形が後世に伝えられるようになったということです。(出典:English Heritage「The Invention of the Wellington Boot」

 

つま先を守るために生まれた「キャップトゥ」

そして、

つま先を守るために生まれた「キャップトゥ」も、同じく実用から始まった意匠です。

 

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1800年代後半、靴のつま先は最も摩耗しやすい部分でした。

そこに補強の革を一枚重ねたのが、キャップトゥの起源です。

やがてこの補強線は、格式を表すデザインへと昇華していきました。(出典:Ace Marks「The Ultimate Oxford Shoe Guide」

戦場の必然と、摩耗との戦い、、、

そのふたつが組み合わさって生まれたのが、このキャップトゥという革靴ということなんですね。

細部に宿るもの

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今回の一足、

インソールには、【ColeHaan CITY】のロゴタグ。

えんじ色の地に金色の刺繍で、ブランドの誇りを静かに主張しています。

タグの近くには、細かな穴が規則正しく並んでいます。

ライニングの通気性を保つと同時に、見た目のアクセントを兼ねた仕様です。

つま先には、一直線に走るキャップトゥのステッチ。

派手さはありません。

でも、だからこそ品がありますよね。

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ソールは総革。

ヒールにはラバーのトップリフトが張られています。

スーツにもジャケパンにも合わせられる、実用と格式のバランス、、、

これこそが、ダービー×キャップトゥという組み合わせの真骨頂です。

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サイズは8 1/2 D

日本サイズでいう26〜27cm前後の方にちょうど良いサイズ感です。

もしあなたが、、、

もしあなたが「量産品では満足できない」なら。

もしあなたが「かといって、堅苦しいのは嫌だ」と感じているのなら。

この一足は、そのふたつのわがままに、ちゃんと応えてくれます。

1928年から続くブランドの矜持と、戦場から生まれた実用性と、、、

その両方を足元に纏える機会は、そう何度もありません。

気になった方は、お早めにご検討ください。

それではまた!

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【COLE HAAN】DERBY CAPTOE
 サイズ  8 1/2  ウィズD
(目安 26cm ~ 27cm 位)
¥19000-(+tax ¥1900-)

【 ※ 今回の革靴のお手入れ方法 】

青山が今回の革靴のお手入れに使用したクリームは


【M.モゥブレィ】
コードバンクリームレノベーター (ブラック)
です。

こちらは本来コードバン革靴用のクリームなのですが、ガラスレザーの補色クリームとしても使用できる優れものです。

ガラスレザーの場合、通常の乳化性クリームでは革に成分が浸透していきませんし、色を着色する事が出来ません。

ですので、

ガラスレザーの場合はこちらの商品を利用して下さい。

黒い色を引き立てたい場合はコードバンクリームレノベーターのブラック少量を


ポリッシングコットン

という磨き専用の布に取り、うすく革靴の全体に塗り広げていきます。

その後、 毛先が細く、コシの柔らかい馬の毛を使用した

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プロホースブラシ

で円を描くようにブラッシングして馴染ませてから、更に乾拭きをすると美しいツヤが出てきます。

この手法は、 革靴の表面がこすれたような、すれた筋の跡に適用して頂く事で

傷とは言えないような、 でも、なんとなく気になる革靴のこすり跡

を目立たなくする事ができます。

革靴の手入れなど、

これまで一度もやってきた事がなかった人でも、簡単に最初から結果を出せる

優れた技術です。

今回は状態の良いきれいな個体でしたので本来、補色は必要なかったのですが、 黒く光る印象を強く出して仕上げたかったので、あえてコードバンクリームレノベーターを使用して色を付けてみました。

色の補色が必要のない場合、普段使いのクリームとしては

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M.モゥブレイ】
クリームエッセンシャル

(無色) を使用して頂くと美しく綺麗なツヤが出せます。

使い方、磨き方は先にご紹介したコードバンクリームレノベーターと全く一緒です。

ただし、こちらは無色のクリームですので、

これ一本でも、どのような革にも利用できるという汎用性があります。

布でうすく革靴の全体に塗り広げていき、

その後、 毛先が細く、コシの柔らかい馬の毛を使用した

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プロホースブラシ

で円を描くようにブラッシングして馴染ませてから、更に


ポリッシングコットン

など、起毛素材の布で乾拭きをしてください。

この作業だけで、

これまで想像もしていなかったような美しいツヤが出てきます。

思いもかけず革靴のお手入れが好きになってしまうクリームです。

革靴に限らず、革製品全般に使える素晴らしいクリームですので、一家に一本あっても決して損はしない商品です。

是非一度、試して頂くことを強くおすすめします。

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