店長青山です、

大変お待たせいたしました。
ヴィンテージ編も今回で完結します。

店長青山【超!厳選】
売れ切れ必至のヴィンテージ革靴6

いよいよ第2位と第1位の発表です。

第2位
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1978年製【FLORSHEIM】【Kenmoor】ケンムール

一足は手にしておきたい
【FLORSHEIM】のケンムール。
今回はブラックが第2位に
ランクインです。

最初見た時には

「もしや、デッドストックかっ!?」

って一瞬思ったくらい、極上の
ミントコンディションのお品ですよ。

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昨日もお伝えしましたが今、
【Kenmoor】のデッドストックが
市場価格で
¥80000- 位します。

ただ、一回でも履いてしまえば
デッドストックとしての価値は
その場でなくなってしまいます。

実際に履いていくことを考えると
中古でコンディションの良いお品を
探した方がコストパフォーマンス的に
いいかもしれないですね。

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では昨日に引き続きケンムールの
年代判別を一緒に行っていきましょう!

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まずアルファベットが

【 FI 】   =   6月 / X8年

ですね。

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そして、【V-Cleat】。

【FLORSHEIM】の場合、古いものほど
ヒールの外側についているという
特徴がありました。

1970年代の前半の物までは
ヒールの外側の縁にそって
打たれているんでしたね。

今回のお品は【V-Cleat】が
若干、縁よりも内側に入り込んで
打たれています。

ですので、
こちらは70年代以降のお品です。

そして、

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『Imperial Quality』の筆記体ロゴは
1980年代半ばまでのディテールです。

これらからわかることは
●1970年代前半以降で
●1980年代半ばまでの物
●末尾がX8年 

という事で今回のお品は

1978年の6月のケンムール

と推測できます。

他のディテールも見ておきましょう。

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ソックシートの前方が真っすぐに
なっているのは1972年以降の
お品でした。

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そして1970年代初頭までは
タン裏の当て革の中に『スポンジ』が
入れ込んであるのですがこちらの物には
入っていませんね。

と、いうことでその他の
ディテールから見ても
今回のお品は【1978年6月製造の物】と
推測できそうです。

とにもかくにも!

中古としてはありえないくらい
コンディションの良い
【Kenmoor】ケンムール。

これ以上はデッドストックでもなければ
望めないであろうほどキレイなお品です。

そしてそして、

サイズも【 8 1/2 D】
(目安26cm~27cmくらい)

これって本当に日本中のマニアが
探しているようなお品なんですよ。

迷う時間はありません。
行動を起こした人の勝ちです!

「自分にはまだ早い・・」

なんて言っていたら
二度とチャンスはつかめませんよ。

勇気を出してこの機会に
一生モノのビンテージを
手に入れて下さい!!
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1978年製【FLORSHEIM】【Kenmoor】
サイズ 8 1/2 ウィズD(目安26cm~27cmくらい)
¥42000-(+tax ¥3360-)

そしてそして!

お待たせいたしました!!
ついに発表です!!!

《ヴィンテージ編》店長青山【超!厳選】
売れ切れ必至のヴィンテージ革靴ベスト10

第1位の靴はこちらです。

第1位
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1966年6月製【FLORSHEIM】【Kenmoor】ケンムール

という事で今回の一位は

これでもか!!

の【Kenmoor】です。(笑)

しかも1966年製の超美品です。

あなたはここまで3回にわたり
ケンムールについて
お勉強をしてきてくれました。

この一足がどれくらい
価値のあるものなのか
想像してもらえるかと思います。

でも、店長青山の説明書きとか
読んでもリアルに実感が
わかないですよね。

実際に物を見て触ってみないと
理解も難しいかと思います。

ですのでこの一足については
感じて下さい。

ブログで説明を受けるのではなく
実際にお店で物を見て感じて下さい。

良かったらお店で店長青山に
解らないことを聞いてみて下さいね。

ここでは
年代判別だけご一緒に行きましょう!

イマイチよくわからない時は
過去二回のブログを
もう一度読んでみて下さいね。

ヴィンテージ編 第6~5位

ヴィンテージ編 第4~3位

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ソックシートの『Imperial Quality』筆記体ロゴは
1980年代半ばまでのディテールです。

ソックシート下には真っすぐな切り口で
スポンジのクッションが
入れ込んであるのが確認できます。

これは1960年代半ば以降の
仕様でした。

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アルファベットは

【 FG 】   =   6月 / X6年

です。

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ソックシートの前方がV字になっているのは
1972年までのディテールです。

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タン裏の当て革の中に
『スポンジ』が入れ込んである
のは1970年代初頭までになります。

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そして今回で初めて出てくる細部になります。

【V-Cleat】の金具がヒールの外側の
縁にそって打ち込まれています。
これは今回のランキングでは
初めて写真でご紹介しますね。

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いかがでしょうか?

ここまで勉強してきてくれた事を
思い出して頂ければ
この靴の製造年月が推測できますね。

1966年の6月製造【Kenmoor】

ということになります。

これが判別できるという事はですね、
凄いことなんですよ。

「ある事実」を理解してください。

あなたは今回のブログを読んでいるうちに
いつのまにか、

「ちまたにある
ほとんどの古着屋の店員さんより
【Kenmoor】に関しては詳しい
レベルにまで達している」
ということになるのです。

古着屋で働き始めたら速攻で
アメリカ古靴の仕入れ担当責任者に
抜擢されることでしょう!

頑張りましたね。

ここまで長いランキングに
お付き合いくださいまして
ありがとうございました!

第1位の革靴については
是非お店で実物を確認してみて下さい。

手に取ってケンムールの奥の深さを
感じてもらえたら幸いです。

あなたとお店でお話できるのを
楽しみに待っています。

遊びに来てくださいね!
それではまた!

《ヴィンテージ編》
店長青山【超!厳選】

売れ切れ必至のヴィンテージ革靴
ベスト6

第1位
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1966年6月製【FLORSHEIM】【Kenmoor】
サイズ 10 ウィズC (目安27cm~28cmくらい)
¥45000-(+tax ¥3600-)

※ お勧め参考記事
ヴィンテージフローシャイム年代判別法

合わせてお読み頂くと今回
ご紹介した革靴に対する理解が
より一層深まります。

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