女性しか触れることが許されない
とても神聖な木がアフリカにあります。

現地では神秘の木として崇められており
木への接触、実の収穫、製造、販売、
全てにおいてそれが許されるのは
女性だけなのです。

その木から作られたクリームは
非常に乾燥の厳しいアフリカにおいて
1000年もの昔から女性の肌を
守ってきました。

日本とは比べ物にならないほど
厳しい気候の中にもかかわらず
このクリームを付けている
アフリカの女性の肌と髪は
とても美しいのです。

そのクリームを未精製のまま
靴や革製品に使用できるように
したものが【M.モゥブレイ】の
クラシックシアバターです。

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シアバターはガーナやナイジェリアなど
西アフリカに自生するシアの木の種から
抽出した天然植物オイルです。

常温では固形状態なのですが、
体温とほぼ同じ温度で溶けるので
「バター」と呼ばれています。

ガーナ北部では厳しい乾燥から
お肌を守るために、1000年以上も昔から
天然の保湿クリームとして
使われてきました。

何より乾燥の激しいアフリカにもかかわらず
昔からシアバターを塗ってきた女性たちは
肌も髪もとても美しいのです。

赤ちゃんの肌を守るためにも使用されています。

そんな天然のシアバターの効能は
保革性と保湿性といった点です。
また、抗酸化作用があるので、人間の肌においては
劣化の対策にも良いとされています。

【M.モゥブレイ】のテストの結果、
乾燥した皮革に塗り続けていると革靴においても
表面がしっとりして少しずつハリが出てくることが
わかりました。

【M.モゥブレイ】のクラシックシアバターの
最大の特色は伝統的な製法で作った
未精製のものであるということです。

スキンケアなどで流通している
シアバターの多くは白色ですが、
【M.モゥブレイ】のクラシックシアバターは
ややクリーム色で未精製の証となっています。

精製品と未精製品の最大の違いは
「浸透性」です。

余分な成分が入っていないからこそ、
皮革にしっかりと浸透し、表面に無駄な
べた付きが残らずサラッと仕上がるのです。

日本ではミンクオイルを使用すると
脂分が強すぎてカビの原因に
なってしまうのですが、このシアバターであれば
ミンクオイルの様なことはありません。

日本の気候でも革の保革には
最適な一品となります。

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使用方法は簡単ですが
少しだけ特色のある
面白いものになっています。

布に適量のクラシックシアバターをとり、
皮革に丁寧に塗り込んでいきます。

念入りにブラッシングをしてから
乾拭きで仕上げます。

そしてここからが普通のクリームと
違う点なのですが

半日から1日程で表面に残った
シアバターが白い粉のようになって
表面に結晶となるのです。

その白い結晶をさらにブラッシングして
取り除けば仕上がりです。

光沢はそれほど出ませんが、
皮革が良いコンディションに戻る感じが
手に取るようにお分かり頂けることでしょう。

お好きな方は、直接手にとって
シアバターを体温で溶かしゆっくりと
塗り込んでいく方がいいと思います。

手の体温で溶けたシアバターが
しっかりと革に馴染んで
より浸透していく感覚を楽しむことが
できますよ。

店長青山は革の財布に使用してみましたが
すんなりと飲みこまれるように革に入っていく
様子が印象的でした。

ただ、シアバターでお手入れをした場合は
ツヤのある仕上がりにはなりません。
マットな感じの革の状態になります。

ツヤを出したい場合は【M.モゥブレイ】の
ビーズエイジングオイルを使用して
使い分けて頂くといいと思います。

【M.MOWBRAY】が自信を持ってお勧めする
純植物性天然素材の保革オイル
クラシックシアバター。

雨の降らない厳しいアフリカの
暑さの中において乾燥から女性を
守り続けてきたシアバターなら
あなたの革靴の乾燥もたちどころに
治してくれることでしょう。

高いお金を出して買ったお気に入りの
革靴が干からびてしまう前に
是非一度お試しください。

それではまた!

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【M.モゥブレイ】
プレステージ クラシックシアバター