一般的に革靴は洗えない、と思われていますが
実はそんなことはありません。
僕は仕入れた靴が汚れていた場合、
水で洗ってしまいます。
今回は アメリカの歴代大統領も愛した
名門 「Allen Edmonds 」 の 「 seneca 」
を洗ってみることにします。


このように状態も酷くはありませんが、
だいぶくたびれた表情の「 seneca 」。
さっぱりと洗って、すっきりしてもらいたいと思います。

まずは、やっぱりブラッシング。
馬毛のブラシを使用してホコリを落とします。
靴の手入れはブラッシングが一番大事です
その際、靴紐をはずすのを忘れずに。

その後、液体クリーナーをやわらかい布などに取り、
靴全体をふきます。
ひどい汚れや、古い靴クリームなどを
落とすのが目的です。
この後に使うサドルソープの効き目が
これで良くなるのです。
僕はここで「M.MOWBRAY」の
「STAIN REMOVER」を使用しています。


次に濡れ雑巾やスポンジなどで靴全体を濡らします。
いきなり水に突っ込むと水ジミが出来ることも
あるようですので、靴ごと沈めることは避けます。

スポンジでサドルソープを良く泡立てて、
靴を洗っていきます。
サドルソープも 「M.MOWBRAY」
のものを使っています。

洗顔と一緒でなるべくキメ細かな泡を
立てるようにします
小さな円を描くようになるべく軽く洗っていくと
汚れや古い靴クリームなどが
表面に浮き出てきます。

この時に靴の内側やアウトソールなども
一緒に洗ってしまします。
靴紐も忘れずに洗っておきましょう。

やわらかいタオルなどで浮き出た汚れを拭きとります。
サドルソープには乳化性クリームと似た成分が
含まれているので水で洗い流すことはしません。
サドルソープの成分を表面に残すような
感じで拭き取ります。

風通しの良い屋外で、靴の内外共に充分に
乾くまで陰干しします。
形が崩れないように、ある程度乾いたら
シューキーパーを入れて乾燥させると
甲に付いた履きジワも回復してきます。
完全に乾いたら、乳化性クリームを塗り、
靴に水分と油分を補給して
お手入れをしていきます。
そして、 「 チチンプイプイ ぷぷいのプイ! 」
呪文を唱えると・・・
洗う前

洗った後

洗う前

洗った後

いかがでしょうか? 写真向かって右側が洗った靴です。
靴も生き生きと元気が出てきましたね!!
これでお店にも商品として並べられます。
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