★同じ靴を2日続けて履かない
本来、革靴は一日履いたら中二日、できれば中三日以上
あけてから履くべきだとされています。
両足で1日にかく汗の量はコップに半分以上。
その汗の多くは靴を脱いだ後でも、靴の中に留まり、
完全に乾くまでには少なくとも
丸2日かかると言われています。
その影響はライニングやインソール、アッパーにも出て
悪臭やカビ、さらにはひび割れ原因になります。
しかしながら、同じ靴を2日以上続けて履かない、
というのはなかなか難しいものです。
その靴がお気に入りであればあるほど、
次の日も同じ靴を履きたくなってしまいます。
ところが中二日以上あけてから履くとなると、
革靴だけで一週間ローテーションした場合、
少なくとも3足以上の革靴が必要です。
ファッションがお好きな方なら、
ある程度ご自身のスタイルが決まってくるものです。
そうすると合わせたい革靴も
使用頻度の高い形が出てくると思います。
若い方で、その使用頻度の高い形の革靴を
3足以上お持ちの方はなかなかいないのではないでしょうか。
どうしても、同じ靴を続けて履いてしまうことになります。
ですが、なるべくならば同じ靴を2日間
続けて履かないようにするのが
靴を長持ちさせるコツだとし知っておけば
コーディネイトを工夫するなどして
気をつけることができると思います。
★靴ベラを使いましょう
靴ベラを使うのは、「 靴を履きやすくする 」
という目的のほかにも
「 履く際に靴の踵を壊さない」 という目的もあります。
靴の踵にはアッパーとライニングの間に
「月型芯」 と呼ばれる芯地が入っています。
周囲を取り巻くうように足の固定のみならず
靴の形の保持もしています。
ここが潰れると、足が靴の中でブレるようになり、
履き心地が悪化するだけでなく、
結果的に他のパーツの不要な損傷も生じ
靴の寿命が縮みます。
靴は必ず、靴ベラを使用して履く習慣をつけましょう。
★靴のつま先は触らないで
靴のつま先は靴の表情です。その部分を触って
手の汚れや油をつけるのは見栄えを悪くします。
そしてつま先を持ったり、押したりすることで
アッパーとライニングの間にある
「先芯」と呼ばれる芯地を損傷させることにもなります。
靴を持つ際はアウトソールを
下から支えるように持ちましょう。
よくお客様で、無意識に試し履きした革靴のつま先を
指で押す人がいますが、
これは絶対にやめてください !!
もし、新品の靴屋さんでそれをやり、
つま先に跡を残そうものなら、
その靴はお買取するべきものです。
つま先が凹んでしまった新品の靴は
売り物にはなりません。
それぐらい注意してつま先は扱って頂くものと
思って下さい。
★履かない時は形を整えましょう
靴を履かないときは、シューキーパーを入れましょう。
アッパーの形を整えて靴を綺麗な状態で
保つことができます。
シューキーパーを入れる際の注意としては、
靴を脱いだ直後には入れず
汗でむれた靴の中の湿気を
先に乾かすようにすることです。
次の日に、前日履いた靴にシューキーパーを
入れるようにすると良いでしょう。
★日頃はしまう前にブラッシング程度でOK
靴を履くたびにクリームを塗ったり、
ワックスをかけたりする必要はありません。
日頃はしまう際に、馬毛製のブラシなどでブラッシングして
その日に付いた汚れや埃を払うようにしましょう。
靴のメンテナンスの基本はブラッシング命なのです。
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