【VASCO】 GARRSON ROUND ZIP LONG WALLET
HORWEEN CORDOVAN
店長青山です、
長らくお待たせしました。
【VASCO】ヴァスコ 2015SPRING/SUMMER COLLECTION
レポート 3 となります。
今回の注目は
希少性とその美しさから
【革のダイヤモンド】と うたわれる
コードバンの財布です。
ここで、コードバンって何だ?
と思われるかもしれませんよね。
なので、簡単にご説明します。
誕生の地とされる
スペイン・コルドバ地方の名を持つ
コードバンは、馬のお尻の革です。
しかし普通の馬のお尻
からは取れない革なのですね。
ある種類の農耕馬の尻の部分だけを
使って作る革なのです。
でも機械化された現代、農耕馬なんて
ほとんどいないわけですよね。
しかも1頭の農耕馬から取れる
コードバンの量は紳士靴が
1~2足作れるかどうかの量で
しかありません。
それだけ貴重な革という
ことになります。
【VASCO】 GARRSON ROUND ZIP LONG WALLET
HORWEEN CORDOVAN
今回【VASCO】ヴァスコで使用されている
コードバンはアメリカの【HOWEEN】ホーウィンという
会社の物です。
ホーウィンのコードバンで有名なのは
なんといっても、靴ブランド【ALDEN】ですね。
オールデンのコードバンはこのHOWEENの
最高級の革を使用しています。
コードバンと言えば【ALDEN】というくらい
それはもう、圧倒的なくらいオールデンが
コードバンにおいて世界的に有名なのですが
それには実は理由があります。
ここで、コードバンにご興味のある方に
この革の歴史について少し
お話したいと思います
【 ALDEN 】 と 【HOWEEN】の
関係についてです。
【VASCO】 GARRSON LONG WALLET
HORWEEN CORDOVAN
コードバンの靴というのは
1900年代の前半くらいまでは
たくさん作られていたものでした。
しかし先にも述べたように
コードバンの材料となる
農耕馬の数が減少して、需要も
無くなって来てしまいました。
そのため、アメリカにあった
タンナー(動物の皮を製品の革になめし加工する会社)
は1960後半~1970年代にはホーウィン社をのぞき
すべてコードバンの生産から撤退してしまった
んですね。
最後に一つだけの残っていた
コードバンのタンナーが
ホーウィンだったのです。
ですがその時 HOWEEN社も
コードバンの生産から
撤退する予定でした。
実はこのときHOWEEN社も経営の危機に
おちいっていたんですね。
革靴も工場による大量生産が
行われ始めた時代だったので
革のタンナーも質より量を
求められたんです。
なのでホーウィンのような、
コードバンを作っている
タンナー会社はみんな倒産して
つぶれてしまいました。
で、
ホーウィン社も、もう無理だと。
コードバンもやめるということに
なったのですが
その時ホーウィン社の経営危機を
救った会社がありました。
それが
【ALDEN】だったのです。
アメリカからコードバン靴の伝統が
無くなるのを惜しんだオールデンの社長が
ホーウィンから2年間分のコードバンを
買い取る約束をしたんですね。
これにより、経営の危機から脱した
ホーウィン社は現在でもオールデンに
対して敬意を払い、まずALDEN第一優先で
コードバンを提供しています。
オールデンが世界中のトップとして
コードバンの靴を製作できる理由です。
もともとヨーロッパで始まった
コードバンの生産技術をそのままの
系統で受け継いでいるのは、
世界でホーウィン社ただ一社だからです。
ヨーロッパから始まったコードバンの歴史を
正統に受け継いでいる世界中で
ただ一つの会社 【HOWEEN】。
かつてその会社を救い、コードバンの文化を
現代につないだ 【ALDEN】。
この二つの会社のつながりが
現在のコードバンの文化を創り出したと
いってもいいでしょう。
【VASCO】 GARRSON LONG WALLET
HORWEEN CORDOVAN
今回、【VASCO】はそのALDEN 以外の所に出される
貴重な数少ない【HORWEEN】社のコードバンを使用。
ロングウォレットを二種類出しています。
そのうちの一種 【GARRSON LONG WALLET】
は見開きの真ん中に 【HOWEEN】のスタンプが
来るように作成しています。
このスタンプ、ホーウィンのコードバン革の裏に
押されるもので、革の一部分にだけ存在するものです。
オールデンの靴などでも
このスタンプが見える部分に現れることは少なく、
タンの裏などにこのスタンプが一部でも見えると
コードバンマニアは喜ぶんですね。
それを贅沢にも、ど真ん中に使用した
【GARRSON LONG WALLET】 。
もはや、ぐぅの音もでないです。。
汚い話をします。
僕は【VASCO】のディレクターの並木さんに
言いましたよ。
このスタンプ、2つに割って半分だけ
見えるように使えば
貴重なスタンプ入りの財布が
2個できるんじゃないですか?って。
僕は靴を知っていますから
言います。
コードバンのローファーなんて
ほんのちょっぴり、このスタンプが一部でも
見える部分にあればいいほうです。
それでも、靴好きな人はありがたがって
そのローファーを欲しがるんですよ?
でも、これがいいんですって。
並木さん、こだわりすぎ・・・
いや、確かに超カッコいいけど。
贅沢すぎだろ?
このホーウィンスタンプ、先の写真の
ラウンドジップタイプには入っておりませんので
ご注意ください。
なので、
どちらを選ぶかは非常に悩ましい所。
お値段はあくまで、暫定ですが
¥55000-(+tax) になる予定ではいます。
ただ、今現在皮革原材料費が
高騰している為、実際の販売価格が
どうなるかはわかりません。
あくまでも、暫定のお値段ですので
ご了承ください。
実はお隣の国の中国でも裕福層の方が
オールデンのコードバン靴を
買い漁り始めているという話があります。
ヨーロッパの方でも、ブランド靴の転売目的で
中国の方のバイヤーさんの買い方が
すごいとか。
コードバンの革製品、ますます貴重に
なるということだけは断言できます。
狙っている方は、早ければ早いほど
値段的にも、手に入れられるチャンス的にも
有利に働くことは間違いないです。
でも・・・、思いませんか?
そんなに需要があるのなら
儲かるんだから、これから
どっかにコードバンを作る会社がどんどん
増えてきてもいいんじゃないか?って。
そこがまた、コードバンって
難しい所なんですね。
確かに技術もあります。
コードバンを作る技術の問題も
あるんです。
しかしそれよりも何よりも
ビジネスモデルとして
コードバンの製造は
成り立ちにくいんですよね。
コードバンは原材料を仕入れてから
納品するまで 半年かかるんです。
ホーウィンは6カ月かけているはずです。
今、日本でもコードバンを作る会社が
あるんですがそこは確か、仕入れから
納品できるまでに 10か月かかるという
話でした。
ですので、商品を仕入れてから
最初のキャッシュがうまれるまでに
時間がかかりすぎるんです。
ビジネスモデルとしては
新規参入がしづらいんですね。
インターネットで商品を売れば
数時間後にキャッシュが入るこの時代に
わざわざ、今から工場作って
そんなビジネスに参入するのは
リスクが高すぎます。
だから、誰もやりたがりません。
なのでこれからも
コードバンの革が安くなることは
まずないと思います。
それだけは、覚えておいて
損はありませんよ。
いつもの通り、レザーウォレットも
出ていますのでそちらもご覧ください。
このような形の
キーホルダーも出ています。
袋のように中に鍵を入れられるので
じゃらじゃらと邪魔にならずに
すっきりスマートに大切なカギをしまえますね。
そして今回
更なる進化をとげたのは
ヴィンテージ&ラグジュアリーライン
“vasco classic”シリーズ。
こちらのシリーズからは
今回ビジネス仕様の鞄も
本格始動します。
下の写真はご要望の多かった
レザーブリーフケースと
ナイロン×レザーのブリーフケースです。
お仕事される方にとって
ブリーフケースはお金を稼ぐために必要な
大切な道具です。
ここにしっかりと投資をすることによって
あなたの仕事のクォリティが変わってきます。
毎日の仕事に【VASCO】のレザーBAGを
持っていくことで、高いモチベーションを保ち
意欲的に仕事に取り組むこともできるのです。
お仕事にはあんまり気に入ってもいない
バッグで、行くべきではありません。
これはマジです!
持ち物って本当に仕事の
パフォーマンスに関わるんですよ。
本気で真剣に仕事に
取り組む気があるなら
あなたにとって少しでも
気合の入る道具を使ってください!
【VASCO】のバッグはものによって、
トートバッグ一つでも、手染めで一点一点
色を付け、VINTAGE加工をしています。
なので、バッグ一つ一つが最初から
風合いのある一点物に仕上がるのです。
【VASCO】のバッグは同じものを
オーダーしたとしても革と加工の風合いで
一点一点、違ったものが上がってきます。
世界に一つしかないあなただけの
オーダーバッグになってお手元に
お届けされますよ。
さて、文章が多すぎると
ブログに記事が投稿できませんので
ここからは、ざくっとご紹介していきます。
相変わらず、オイルドレザーシリーズの
作りは良いです。
今回は久しぶりにリュックサックも
復活いたしました!
このようなエプロン式の
ツールバッグも登場です!
さて、今回もご紹介してきました
【VASCO】の展示会レポート。
ここにあるアイテムは
全て、当店ガレージセールで
直接【VASCO】にオーダーをかけることが
できます。
【VASCO】アイテムはすべて
受注生産になりますので
オーダーのない品は生産されません。
雑誌で見たからと言って
その商品が2個あるとは
限らないのです。
ですので、気になるアイテムがある時は
当店にて個人オーダーをして
確実に手に入れてください。
そのためのバイヤー専用カタログが
近く、出来上がる予定でいます。
届き次第、またご連絡しますので
もう少しだけお待ちくださいね。
今回もまた【VASCO】より
できる限りサンプルを
お借りする予定です。
実際に雰囲気を確かめながら
楽しんでオーダーできますよ。
次回のお知らせで
オーダー会の詳細が届くのを
楽しみにお待ちください!!
それではまた!
※【 注意!】
こちらの内容は
実際のバイヤー以外は
決して知ることのできない情報です。
これは当店のお客様である
ブレインダンプメンバーさんだけに
特別に公開を許可されています。
ですのでくれぐれも画像、その他情報を
転載したり、漏らすことの無いように
お願い致します。
そのようなことのあった場合
今度、情報公開ができなくなりますので
ご注意ください。
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